
2012年で結成35周年を迎えるNANIWA EXP(ナニワエキスプレス)が、5月23日にオリジナル・アルバムとベスト盤を同時リリース。NANIWA EXPは1977年ベースの清水興を中心に結成。圧倒的なライヴ・パフォーマンスを武器に上方フュージョンの雄として活躍し、1986年に一度の解散を経て、2002年に再始動すると衰え知らずのパワフルなライヴでファンを魅了し続けている。
この度、オトトイではニュー・アルバム『FRESH DUDE』を24bit/48kHzの高音質音源で配信する。35周年を記念したスペシャル・ライヴを予定しているNANIWA EXPの集大成をお見逃し無く!

ニュー・アルバム『FRESH DUDE』を高音質で!
NANIWA EXP / FRESH DUDE
販売形式 : DSD、HQD : 単曲 500円 / アルバム 4000円
mp3 単曲 250円 / アルバム 2400円
『FRESH DUDE』にはVOW WOWのヴォーカリスト人見元基を始めとした、3人のヴォーカリストをゲストに迎えた楽曲も収録。
『FRESH DUDE』セルフ・ライナーノーツ
「1.2.3.」
かけ声とともに飛び出した「新鮮なおっさん」たち、1曲目はなんと、ド直球のギターフュージョン。小細工いっさい無しのド真ん中メロディー勝負、かなぁりドライブかかってます。どやっ、打てるもんなら打ってみろ、35年一緒にやってるとスゴいやろ。しょっぱなからナニワワールド全開です。
「Overwhelming」
2曲目にして、すでにトップ・スピード。メンバーのソロもふんだんに配置しての、全力疾走です。最後まで体力が持つのか、全員昭和31年生まれの、後期中年バンド。(笑)。最後の方はさらにスゴいことになっていますが、ライブバージョンはもっとエグいことになっているそうですよ。ぜひ生も体験して下さい。
「The Future Song」
今や5人目のナニワとなった人見元基がここで登場。ライブ盤でもカバー曲を披露してくれていますが、ここではナニワとの共作で、オリジナル曲を歌ってくれています。我々の未来に向けたメッセージを聞いて下さい。それにしても元基は声が全く衰えていない、それどころか深みが増している。なんてやつだ。
「一匹狼」
いつもドラムのロング・ソロをフィーチャーしているのが、ナニワのアルバムでは定番であったが、今回はついにやりました(これ以上は書けません)。でも、かつてこんな曲があっただろうか。その響きから見える孤高の狼は、先鋭な頂きから気高い遠吠えを送っている。その声は仲間を讃える優雅で憂いを帯びたメッセージだ。
「GABA」
GABAってお茶に含まれるっていう? まさか。ナニワのメンバーはそんなことに興味がありません。答えはヒミツ。新鮮なDudeたちはシンセメロに導かれて、ヘビーなリフからハイブリッドなコードを連発するProgな世界へ、アンプも炎上する激しいギターソロをへて、ついにはサイケな世界へ突入、めまぐるしい音楽旅のはてにGABAな世界に到達するのであった。
「Ascension」
再びド直球なギターフュージョン。メロディーを唄い上げたらピカいちの和ボンのギターが冴え渡っています。最近細かいシカケやキメを作らなくなったナニワ。デビュー当時は色々と工夫もしていましたが、いちばん大事なのはメロディーだ(ややこしいシカケが覚えられなくなったとの説もあり)。より良い世界への上昇を、魂の昇華を極上のメロディーに乗せて祈ります。

「A Song For Jasmin」
ナニワ屈指の名曲がここによみがえる。リズムを一工夫したセルフカバーに、今回は宇田川"piccari"妙が詩を着けてくれて、歌うは躍進著しい歌姫Yammy。Jasminとは誰なのか、この曲が何をメッセージしていたのかが明かされていきます。宇田川もYammyもナニワとは古くからの気心知れた仲間。皆が35周年のお祝いに駆けつけてくれました。
「Along The Avenue」
大通りは今日も人と物であふれている、人々の声やクラクションや動物や鳥たちの声で明るくにぎやかだ。そんな大通りにはたくさんの暮らしがあり、毎日の出来事がある。晴れた日のアヴェニューを楽しむようにキーボードのメロディーが道行く人々と言葉を交わし合いながら、足取り軽く進んでいく。
「Trust In Me」
ここで歌姫CHAKAが登場。Etta Jamesのヒット曲をカバーする。伝説のドラマーJames GadsonがCHAKAに「この曲は君の声にぴったりだ」と勧めてくれたことをきっかけに、CHAKAの大切なレパートリーになっている曲。35周年アルバムへの参加を打診したところ、この曲をナニワで歌ってみたい、と彼女からの提案。伸びやかな声で、深みなある表現力で、旧交をあたためるトラックが出来上がった。
「Swingin' Cats」
三たびギター・フュージョンの登場です。今回のナニワはメロディーに力が入っています。しかしこの曲のウラ聴きどころはシンバルワーク。ネコ好きを自認するリキは、自身もまたCats(ジャズマンのこと)であり、シンバルの扱いは世界一の繊細さ。シンバルに導かれてバンドもグイグイSwingしています。
「Quiet Devotion」
純愛でしょう、やっぱり。パーソナルな愛から地球規模のものまで、真実の愛は何も求めず、与え続けるものなのです。ナニワは過去にもスケールの大きなバラードを演奏してきましたが、今回は和のテイストを織り込みました。静寂の中で熱く激しく燃え続ける我々からの深遠なる愛を、皆さんにお届けします。
NANIWA EXP PROFILE
1980年代のライヴ・シーンを疾風のごとく駆け抜け、1986年に解散後、2002年より活動を再開。2003年には18年振りのアルバム『life of music』を発売。 個性的なキャラクターが繰り広げる圧倒的なライヴ・パフォーマンスは、毎秒放たれる究極のスリルで観客の心を魅了し続けている。2007年には結成30周年を迎え、5月には新作『30th』と共に、SONY時代の未発表作品を含む全作品がまとめられたボックス・セット、更に86年BANANA Hallで行われた伝説の解散ライヴのDVDが発売されるなど、再び注目を集めている。
35周年を記念したスペシャル・ライヴ! 大阪、東京公演決定!!
NANIWA EXP 35th Anniversary FRESH & COOL TOUR 2012
2012年8月28日(火)@ビルボードライブ大阪
チケット : 自由席 6,900円 / カジュアル席 5,400円
予約受付日 : 6月21日(BBL会員先行) / 6月28日(一般)
お問い合わせ : ビルボードライブ大阪 http://www.billboard-live.com/
2012年8月30日(木)@マウントレーニアホール渋谷プレジャープレジャー
2012年8月31日(金)@マウントレーニアホール渋谷プレジャープレジャー
スペシャル・ゲスト : 人見元基(Vo)
チケット : 6,000円(指定、ドリンク代別途)
チケット発売日 : 5月23日(ナニワエキスプレスメールマガジン先行予約) / 7月28日(一般発売開始)
ローソンチケット : 0579-084-003 (Lコード : 79190) / イープラス : http://eplus.jp/
RECOMMEND
怒髪天&THE JOE-NETS "GOLDEN MUSIC HOUR" 記念盤
怒髪天のメンバーのほか、ホーン・セクション、サイド・ギタリスト、ピアノ&オルガン、コーラス・セクションからなる12人編成のスペシャル・バンド、怒髪天&THE JOE-NETSが配信限定でリリース! 怒髪天の活動再開の原動力となった「情熱のストレート」のリアレンジ・ヴァージョンに加え、新曲「D&Jのテーマ」「東京衝撃」の全3曲を、男気と情熱溢れるどこまでもポジティブなサウンドでお見舞いする!
CL5 / Convex Level
二十数年に渡って同じメンバーで活動を続け、ギターの渡辺良は90年代に関西の数々のインディー・オルタナティヴ・バンドのプロデュースを、ベースの前川健一は山本精一率いる羅針盤に参加するなど、幅広い音楽活動で音楽ファンの間で根強い人気を保っているCONVEX LEVELの最新作『CL5』が到着!
V.A / Voodoo Crossing A Tribute To Jimi Hendrix
様々な才能溢れるアーティストによるジミーヘンドリックスの作品集。