2024/12/19 17:00

『For Damage』は、「天国に行きたい」っていう気持ちで作った

──『Estuary』は2枚目のアウトテイクで作られたものということですが

Hyozo:『Estuary』は『For Damage』の長いイントロダクションのようでもあり、パラレルワールドでもあるようなアルバムです。『For Damage』の一曲目は「Up the Creek」という即興演奏で、そのアウトロがフェードアウトしながら二曲目に繋がっていくんですけど。『Estuary』の「Estuary Part1」は「Up the Creek」がフェードアウトした先で本来演奏されていた即興を編集しました。岡田さん、池田さんに来てもらった録音のときに、せっかくセッティングしたし即興でもやりましょうと言ってやった演奏を手直ししたものが『Estuary』のほとんどで。「Uchu Minyo」だけは、現代音楽の大畑くんがフェンダーローズとフルートを両方やってできたものなんですけどね。このトラックは彼のパワーでほとんど完成しました。『Estuary』に入っているのは完全にインプロだから、そのときのみんなのムードとか素質がしっかり出てると思います。

──『Estuary』はインプロだけど、『For Damage』はもう少し指示したりしてるってことですよね

Hyozo:それは参加する人によりますね。アカデミックな人であればカチッとやれるようにするし、ダラダラ付き合ってくれる人はまた違うし。参加する人に合わせてレコーディングの感じも変えています。

──とはいえ一定のムードが漂う作品になってると思うんですが、そこはなにかしらの意図があったんですか?

Hyozo:『For Damage』は全体的に、「天国に行きたい」っていう気持ちで作ってました。俺の私生活が酷すぎて現実逃避を最大限した結果、スピリチュアル・ジャズで天国に行こうと思って。これは個人的な話になるけど、コロナ前に出る予定だったアルバムが出せなくなって、さらにコロナが来てそれまでの活動も終わってしまったり。そういう悔しさや鬱屈としたきもちを4年かけて昇華したものが『For Damage』なんです。この作品を現実離れしたものにするために、徹底して自分も現実離れした存在になっていて。「Shirabe」のベーシックは一発録りで、ほぼ即興演奏なんですけど、水野さんとドラムの伏見くんとパーカッションのアヤスミくんでバチっと決まって。そのときは次このタイミングでフィルが入るな、とかがわかる状態だった。この作品にはそういう神通力が宿ってます。

──流動的な集団ではあるけど、そういった意図によってもこの作品はできてるんですね。バンドへのアンチテーゼとして野流の形態があるわけだけど、それでも曲を作るのってなんでなんでしょう。即興を録音してそのまま出すこともできたわけで。

水野:あった方が存在としてわかりやすいかなというのもあって曲は出してますね。でも作曲者はどうでもいいというか、受け皿だけ用意しておいてあとは自由にやってもらってます。やっぱり演奏する人が主役なので。

Hyozo:それに個人的な趣味として、ポップなものが好きっていうのがある。野流のいまの感じは、身体的なアウトプットが自然とこうなっただけというか。もともとアヴァンギャルドなものも聴くけど、メロディがあって歌があってリズムがあって、というものも好きだから、そこから遠ざかりすぎると不自然かなって。


──元々サイケデリック・ロックのバンドやってたことでアヴァンギャルドな奏法にはなれてるけど、って感じですかね。ニューエイジ自体は好きですか?

水野:ニューエイジの定義自体特によく分かってないな。

こーすけ:僕もそうだな。

Hyozo:思想的な側面が強いからねあれは。僕らもスピってなくはないけど、ちゃんと活動してアルバム作り続けたいとか思うし。でも、ニューエイジって60年代にサイケデリック・カルチャーが盛り上がったあとに一部の人が傾倒していったものだと思うけど、それでいうと自分たちは順当にその道を歩んでる。僕と水野さんは若いうちにサイケバンドをやって、一通り経験してきて、いまそこを発展させてニューエイジ的なものだったりアヴァンギャルドなものだったりスピリチュアルジャズだったりをやっている。向こうのニューエイジのシーンとは直接的な繋がりはないけど、そういう感じで周縁的に進化していったのが僕らだと思います。ただ、野流でこういうジャンルをやりたいっていうのは基本ないから、そのときやりたいことをやっていこうと思ってます。

──すでに次のアルバムを聴かせてもらいましたけど、全然違いますもんね、もう少し実験的で、サンプリングもコンクレート的に使っていてAMMみたいというか。むしろライヴはこっちのイメージが強いですが。

AMM:1966年から活動をはじめた英即興演奏グループ。Cornelius Cardew、Lou Gare、Eddie Prevost、Keith Rowe、Lawrence Sheafが所属。『Ammmusic』が昨年〈Black Truffle〉よりリイシューされてます。

Hyozo:AMMはすきですね。あれはこーすけくんの家で三人で暗い気持ちで朝からシンセをいじり続けたものをエディットしたやつで。

こーすけ:結構短いスパンで作ったのは、『For Damage』で時間をかけすぎたっていうのがあって。軽いノリで僕の家に集まったときにアルバムできるくらいの録音をとっちゃおうかってことで。それをこねくり回して作りました。

──あと、野流はクラブでの出演が多いっていうのが即興演奏集団としては珍しいですよね。インスタレーションの一部とかじゃないっていう。

Hyozo:そこが隙間産業なんじゃないかなって思ったところもあります。自分がクラブで遊ぶようになって感じたこととして、ずっとキックは疲れるなっていうのがあって。そういう時間帯に自分たちがでたら面白いんじゃないかなって。でも本当はもっとレイヴとか呼ばれるつもりでいた。野流はバンドとかアーティストってもののあり方へのアンチテーゼを含んじゃってるから、演奏の見通しがつかなくて呼びづらいんだと思うけど。今後はそういうところにも出たいですね。

イベント情報

〈‘For Damage’ & ‘Estuary’ Release Party〉

日時:2024年12月25日(水) Open 18:00 / Start 18:00
会場:Shimokitazawa Spread
出演:Live: Yaryu (5 Hour Set)
Liquid light: Ruriko Tsukishima
Shop&Flyer: Love & Life

この記事の筆者
TUDA

OTOTOY EDITOR'S CHOICE Vol.317 反復する日々のなかで

OTOTOY EDITOR'S CHOICE Vol.317 反復する日々のなかで

オルタナティヴを標榜するのはもうやめた──NOT WONKにやどる普遍性と、ある実験について

オルタナティヴを標榜するのはもうやめた──NOT WONKにやどる普遍性と、ある実験について

鈴木実貴子ズ、メジャー・ファーストAL『あばら』──憤りと葛藤を保ちながら生きていくために

鈴木実貴子ズ、メジャー・ファーストAL『あばら』──憤りと葛藤を保ちながら生きていくために

OTOTOY EDITOR'S CHOICE Vol.308 ダイヤモンド解散に寄せて

OTOTOY EDITOR'S CHOICE Vol.308 ダイヤモンド解散に寄せて

OTOTOY各スタッフ+αがそれぞれ選ぶ、2024年の10作品

OTOTOY各スタッフ+αがそれぞれ選ぶ、2024年の10作品

“終わらないパーティーを続ける”即興集団・野流が流動する理由──【In search of lost night】

“終わらないパーティーを続ける”即興集団・野流が流動する理由──【In search of lost night】

レーベル〈造園計画〉が提示する、デジタルと身体の間にある音楽──【In search of lost night】

レーベル〈造園計画〉が提示する、デジタルと身体の間にある音楽──【In search of lost night】

OTOTOY EDITOR'S CHOICE Vol.296 ここでもあそこでもないなら、私はどこにいるのでしょうか

OTOTOY EDITOR'S CHOICE Vol.296 ここでもあそこでもないなら、私はどこにいるのでしょうか

NOT WONK加藤発案〈FAHDAY〉に寄せて──プレ・イベント〈FAH_ver.7〉レポート

NOT WONK加藤発案〈FAHDAY〉に寄せて──プレ・イベント〈FAH_ver.7〉レポート

OTOTOY EDITOR'S CHOICE Vol.288 アーリー・エレクトロ作品さがしてみた

OTOTOY EDITOR'S CHOICE Vol.288 アーリー・エレクトロ作品さがしてみた

気持ちよさを求めて──札幌の街を吸収するGlansの音遊びと探求心

気持ちよさを求めて──札幌の街を吸収するGlansの音遊びと探求心

【In search of lost night】レイヴやってみました

【In search of lost night】レイヴやってみました

【In search of lost night】単純にクラブ流行ってますよね? : 2023年も夜の街へ繰り出す座談会、後編

【In search of lost night】単純にクラブ流行ってますよね? : 2023年も夜の街へ繰り出す座談会、後編

【In search of lost night】単純にクラブ流行ってますよね? : 2023年も夜の街へ繰り出す座談会、前編

【In search of lost night】単純にクラブ流行ってますよね? : 2023年も夜の街へ繰り出す座談会、前編

【In search of lost night】2022年の印象に残ったパーティ【後編】 : 〈Keep Hush Tokyo〉、〈みんなのきもち〉、〈AVYSS Circle〉、〈SLICK〉──帰ってきた!?座談会

【In search of lost night】2022年の印象に残ったパーティ【後編】 : 〈Keep Hush Tokyo〉、〈みんなのきもち〉、〈AVYSS Circle〉、〈SLICK〉──帰ってきた!?座談会

【In search of lost night】2022年の印象に残ったパーティ【前編】 : 〈Keep Hush Tokyo〉、〈みんなのきもち〉、〈AVYSS Circle〉、〈SLICK〉──帰ってきた!?座談会

【In search of lost night】2022年の印象に残ったパーティ【前編】 : 〈Keep Hush Tokyo〉、〈みんなのきもち〉、〈AVYSS Circle〉、〈SLICK〉──帰ってきた!?座談会

時と場所を超えた、「逆襲」の指南書──野中モモインタヴュー:『女パンクの逆襲──フェミニスト音楽史』

時と場所を超えた、「逆襲」の指南書──野中モモインタヴュー:『女パンクの逆襲──フェミニスト音楽史』

OTOTOY EDITOR'S CHOICE Vol.163 「存在する」という抵抗

OTOTOY EDITOR'S CHOICE Vol.163 「存在する」という抵抗

散在する「現場」を捉える連載【In search of lost night】がスタート──参加ライターによる座談会

散在する「現場」を捉える連載【In search of lost night】がスタート──参加ライターによる座談会

FUJI──継ぎ接ぎの翼が導くカタルシス

FUJI──継ぎ接ぎの翼が導くカタルシス

どこまでも“自分自身”であるために、響きわたる咆哮 ── 書評 : ジェン・ペリー著『ザ・レインコーツ──普通の女たちの静かなポスト・パンク革命』

どこまでも“自分自身”であるために、響きわたる咆哮 ── 書評 : ジェン・ペリー著『ザ・レインコーツ──普通の女たちの静かなポスト・パンク革命』

OTOTOY EDITOR'S CHOICE Vol.151 冬に溶け出す歌

OTOTOY EDITOR'S CHOICE Vol.151 冬に溶け出す歌

OTOTOY EDITOR'S CHOICE Vol.144 音による没入

OTOTOY EDITOR'S CHOICE Vol.144 音による没入

OTOTOY EDITOR'S CHOICE Vol.138 街の混沌と閑靜

OTOTOY EDITOR'S CHOICE Vol.138 街の混沌と閑靜

OTOTOY EDITOR'S CHOICE Vol.127 真夜中のホラー小説と共に

OTOTOY EDITOR'S CHOICE Vol.127 真夜中のホラー小説と共に

痛みを受け入れること、その美しさ──NEHANN、ファーストアルバム『New Metropolis』

痛みを受け入れること、その美しさ──NEHANN、ファーストアルバム『New Metropolis』

OTOTOY EDITOR'S CHOICE Vol.116 北の地への憧れ

OTOTOY EDITOR'S CHOICE Vol.116 北の地への憧れ

OTOTOY EDITOR'S CHOICE Vol.110 踊りの再開!(祝)

OTOTOY EDITOR'S CHOICE Vol.110 踊りの再開!(祝)

REVIEWS : 019 オルタナティヴ / レフトフィールド(2021年3月)──津田結衣

REVIEWS : 019 オルタナティヴ / レフトフィールド(2021年3月)──津田結衣

退廃とファンタジーの狭間で──Ms.Machine、ファースト・アルバム『Ms.Machine』

退廃とファンタジーの狭間で──Ms.Machine、ファースト・アルバム『Ms.Machine』

OTOTOY EDITOR'S CHOICE Vol.102 夏を待つ

OTOTOY EDITOR'S CHOICE Vol.102 夏を待つ

生活の柔らかさと痛み──Cody・Lee(李)、ファースト・アルバム『生活のニュース』

生活の柔らかさと痛み──Cody・Lee(李)、ファースト・アルバム『生活のニュース』

OTOTOY EDITOR'S CHOICE Vol.93 BOARDというバンドに衝撃を受けた

OTOTOY EDITOR'S CHOICE Vol.93 BOARDというバンドに衝撃を受けた

yuzuha──浮遊と疾走、自由に羽ばたくロック・アーティスト

yuzuha──浮遊と疾走、自由に羽ばたくロック・アーティスト

OTOTOY EDITOR'S CHOICE Vol.87 We Will Have The Power In A Better Way

OTOTOY EDITOR'S CHOICE Vol.87 We Will Have The Power In A Better Way

東京の新たなシーンの胎動──WOOMANの自主レーベル・コンピが捉えるいまの空気を体感せよ

東京の新たなシーンの胎動──WOOMANの自主レーベル・コンピが捉えるいまの空気を体感せよ

OTOTOY EDITOR'S CHOICE Vol.81 気づけばエモが目の前に!

OTOTOY EDITOR'S CHOICE Vol.81 気づけばエモが目の前に!

Psychoheads──ピュアに追い求める「いまのパンク」のあり方

Psychoheads──ピュアに追い求める「いまのパンク」のあり方

幾度目かの変換期を迎えたNOT WONK、70人限定入場のワンマンをレポート

幾度目かの変換期を迎えたNOT WONK、70人限定入場のワンマンをレポート

Sisters In The Velvet──揺らぎを鳴らすオルタナティヴの魂

Sisters In The Velvet──揺らぎを鳴らすオルタナティヴの魂

OTOTOY EDITOR'S CHOICE Vol.70 真に音楽を止めなかったアーティストたち

OTOTOY EDITOR'S CHOICE Vol.70 真に音楽を止めなかったアーティストたち

仮想世界配信〈AVYSS GAZE〉が探る、ライヴ体験のネクストステージ

仮想世界配信〈AVYSS GAZE〉が探る、ライヴ体験のネクストステージ

USインディ・ポップ直系のサウンドで熱海まで、Jan flu

USインディ・ポップ直系のサウンドで熱海まで、Jan flu

妖艶なダークネスで異世界へと誘う──Barbican Estate

妖艶なダークネスで異世界へと誘う──Barbican Estate

OTOTOY EDITOR'S CHOICE Vol.62 TEENAGE VIBEは枯れない

OTOTOY EDITOR'S CHOICE Vol.62 TEENAGE VIBEは枯れない

illiomote──全てをハッピーに昇華する、コンセプチュアルな宅録ポップ

illiomote──全てをハッピーに昇華する、コンセプチュアルな宅録ポップ

Sorry、アルバム『925』から見るサウス・ロンドン・シーンのアティテュードと新しい波

Sorry、アルバム『925』から見るサウス・ロンドン・シーンのアティテュードと新しい波

OTOTOY EDITOR'S CHOICE Vol.56 音楽はあなたを殴りはしない

OTOTOY EDITOR'S CHOICE Vol.56 音楽はあなたを殴りはしない

The Cabins──新世代の感性が繰りなす、ジャンルレスな音楽の煌めき

The Cabins──新世代の感性が繰りなす、ジャンルレスな音楽の煌めき

Gi Gi Giraffe──軽やかに奏でられる宅録インディ/ブルースロックは誠実さから生まれる

Gi Gi Giraffe──軽やかに奏でられる宅録インディ/ブルースロックは誠実さから生まれる

OTOTOY EDITOR'S CHOICE Vol.48 何も考えずに音楽を聴いたっていい

OTOTOY EDITOR'S CHOICE Vol.48 何も考えずに音楽を聴いたっていい

この記事の編集者
TUDA

重なりつつある、バンドの進化と時代の波─ニーハオ!!!!、メキシコ・ツアーを振り返る

重なりつつある、バンドの進化と時代の波─ニーハオ!!!!、メキシコ・ツアーを振り返る

ライヴが一番「生きている」と思える──T字路s、結成15年目のメジャー・デビューと変わらぬ信念を語る

ライヴが一番「生きている」と思える──T字路s、結成15年目のメジャー・デビューと変わらぬ信念を語る

オルタナティヴを標榜するのはもうやめた──NOT WONKにやどる普遍性と、ある実験について

オルタナティヴを標榜するのはもうやめた──NOT WONKにやどる普遍性と、ある実験について

“終わらないパーティーを続ける”即興集団・野流が流動する理由──【In search of lost night】

“終わらないパーティーを続ける”即興集団・野流が流動する理由──【In search of lost night】

レーベル〈造園計画〉が提示する、デジタルと身体の間にある音楽──【In search of lost night】

レーベル〈造園計画〉が提示する、デジタルと身体の間にある音楽──【In search of lost night】

NOT WONK加藤発案〈FAHDAY〉に寄せて──プレ・イベント〈FAH_ver.7〉レポート

NOT WONK加藤発案〈FAHDAY〉に寄せて──プレ・イベント〈FAH_ver.7〉レポート

米津玄師やMAPA、ANORAK!のニューAL、アイマスシリーズ新作など【8月第3週】

米津玄師やMAPA、ANORAK!のニューAL、アイマスシリーズ新作など【8月第3週】

僕らの闘いは街頭で起こっているわけじゃない──PICNIC YOU『友愛』を評論家・陣野俊史が聞く

僕らの闘いは街頭で起こっているわけじゃない──PICNIC YOU『友愛』を評論家・陣野俊史が聞く

米津玄師やMAPA、ANORAK!のニューAL、アイマスシリーズ新作など【8月第3週】

米津玄師やMAPA、ANORAK!のニューAL、アイマスシリーズ新作など【8月第3週】

andymori、アルバム5タイトルがハイレゾ配信開始

andymori、アルバム5タイトルがハイレゾ配信開始

坂本龍一のコンサート音源やNegicco6年ぶりのAL、結束バンドEPなど【8月第2週】

坂本龍一のコンサート音源やNegicco6年ぶりのAL、結束バンドEPなど【8月第2週】

『進撃の巨人』楽曲ベストやジャック・ホワイト、パ音のALなど注目の新譜を紹介【8月第1週】

『進撃の巨人』楽曲ベストやジャック・ホワイト、パ音のALなど注目の新譜を紹介【8月第1週】

気持ちよさを求めて──札幌の街を吸収するGlansの音遊びと探求心

気持ちよさを求めて──札幌の街を吸収するGlansの音遊びと探求心

アジカン、9mmの周年作や、6年ぶりのトリプルファイヤーなど注目の新譜を紹介【7月第5週】

アジカン、9mmの周年作や、6年ぶりのトリプルファイヤーなど注目の新譜を紹介【7月第5週】

OTOTOY Weekly【7月第4週】

OTOTOY Weekly【7月第4週】

時と場所を超えた、「逆襲」の指南書──野中モモインタヴュー:『女パンクの逆襲──フェミニスト音楽史』

時と場所を超えた、「逆襲」の指南書──野中モモインタヴュー:『女パンクの逆襲──フェミニスト音楽史』

新たな表現へと向かう、シキドロップ4枚目のミニ・アルバム『名付け合う旅路』

新たな表現へと向かう、シキドロップ4枚目のミニ・アルバム『名付け合う旅路』

安月名莉子&nonoc──TVアニメ『ハコヅメ』スペシャル対談

安月名莉子&nonoc──TVアニメ『ハコヅメ』スペシャル対談

CROWN POPが語る、2022年の抱負──新年一発目のニュー・シングル『OMD』

CROWN POPが語る、2022年の抱負──新年一発目のニュー・シングル『OMD』

一ノ瀬響とeufoniusのコラボレーション・アルバム『Sense of』

一ノ瀬響とeufoniusのコラボレーション・アルバム『Sense of』

なぜ、水曜日のカンパネラは第二章へ進む道を選んだのか!?──メンバーそれぞれが語る、これからの野望

なぜ、水曜日のカンパネラは第二章へ進む道を選んだのか!?──メンバーそれぞれが語る、これからの野望

日常のリアルを歌い上げるシンガーソングライター近石涼

日常のリアルを歌い上げるシンガーソングライター近石涼

パピプペポは難しいは、決して型にはめられない──ミニ・アルバム『もしも君がいない世界に生まれてたら』

パピプペポは難しいは、決して型にはめられない──ミニ・アルバム『もしも君がいない世界に生まれてたら』

生きる“尊厳”を奪われるな! 未来に向かって踊れ!──ソウル・フラワー・ユニオン、新作『ハビタブル・ゾーン』

生きる“尊厳”を奪われるな! 未来に向かって踊れ!──ソウル・フラワー・ユニオン、新作『ハビタブル・ゾーン』

B.O.L.T、ファースト・シングル「Don’t Blink」

B.O.L.T、ファースト・シングル「Don’t Blink」

「うた」に重ねた表現の祈り──ゆーきゃん『うたの死なない日』

「うた」に重ねた表現の祈り──ゆーきゃん『うたの死なない日』

「アメリカ音楽」に魅了され続けた“タンテ”が提示する新解釈

「アメリカ音楽」に魅了され続けた“タンテ”が提示する新解釈

東京の新たなシーンの胎動──WOOMANの自主レーベル・コンピが捉えるいまの空気を体感せよ

東京の新たなシーンの胎動──WOOMANの自主レーベル・コンピが捉えるいまの空気を体感せよ

アイドルぽくなくても、飾らない自分たちで挑む──かみやどのファースト・アルバム『HRGN』

アイドルぽくなくても、飾らない自分たちで挑む──かみやどのファースト・アルバム『HRGN』

REVIEWS : 006 国内インディペンデント・ミュージック(2020年7月)──松島広人(NordOst)

REVIEWS : 006 国内インディペンデント・ミュージック(2020年7月)──松島広人(NordOst)

幾度目かの変換期を迎えたNOT WONK、70人限定入場のワンマンをレポート

幾度目かの変換期を迎えたNOT WONK、70人限定入場のワンマンをレポート

MELiSSA、新メンバーが想う理想のグループへの序章

MELiSSA、新メンバーが想う理想のグループへの序章

MELiSSA、1st AL『GATHERWAY』──先輩メンバーが語るこれまでの軌跡

MELiSSA、1st AL『GATHERWAY』──先輩メンバーが語るこれまでの軌跡

仮想世界配信〈AVYSS GAZE〉が探る、ライヴ体験のネクストステージ

仮想世界配信〈AVYSS GAZE〉が探る、ライヴ体験のネクストステージ

H ZETTRIO、2020年も“炸裂”宣言!!──新アルバム『RE-SO-LA』リリース & 新たな連続配信開始

H ZETTRIO、2020年も“炸裂”宣言!!──新アルバム『RE-SO-LA』リリース & 新たな連続配信開始

[インタヴュー] 野流

TOP