2025/05/08 17:00

編集部が注目する今週のリリース作品


福岡のaldo van eyck、アルバムより先行リリース


これまでのアヴァンギャルドさは残しつつも、どことなく親しみやすさを兼ね備えた2曲。持ち技の多様さで存分に楽しませてくれる。来月リリースのアルバムがますます楽しみに! (高田)


前作のセッションからミニアルバムをリリース


バンド・メンバーと訪れたベルリンでの記録。さまざまなピンク色が印象的な"たこぶつ"、侘しさと開放感が同居した"トランポリン"、明るくて暗い心情を静かに描いた"友達"など、新曲を含む6曲を収録。OTOTOYで音源を購入すると、デジタル歌詞カード(PDF)がゲットできます!(石川)


八十八ヶ所巡礼の集大成的アルバム


八十八ヶ所巡礼(以下、八八)、約4年ぶり通算9枚⽬のニュー・アルバムをリリース。結成19年⽬にして初めてとなる、アルバムのダウンロード販売解禁に心が躍ります! 全19曲からなる八八節全開の一枚をぜひハイレゾでお楽しみください。(藤田)


HUGENのファーストEP


エレクトロに日本民謡を掛け合わせ、オルタナティヴな音楽を構成するHUGENの1stEP。温かみのある音像で奏でられる民謡らしい音階と、エレクトロの剥き出しのリズム・トラック。垣間見えるJ-POP的メロディ・センスのバランス感が秀逸。ウィンドチャイムが風鈴に聞こえてきて面白いです。(菅家)


Wilcoの8thアルバム+α


2011年発売、ウィルコの8枚目のアルバムに関連シングル、EP、ボートラ、未発表テイクを追加。個人的にアルバムは良盤といった感じなんですが、"I Love My Label"もそうだし、『iTunes session』でのニック・ロウとの"Cruel to Be Kind"とか最高。というかニック・ロウ最高。(高木)


Kei Matsumaru、3年ぶりソロ作


HATRAのショーに向けて、サックス奏者Kei Matsumaruが書き下ろした楽曲。Dos Monos、石若駿、ジム・オルークなど多岐にわたるコラボレーションもですが、ソロでのライブはサックスを別のものに変換するような実験的なもの。今作はショー向けということもあり、サウンドインスタレーションのようなイマジナリーな仕上がりに。空間オーディオを使っているのか、球体の中を渦巻くように近づいては遠ざかるサックス、エレクトロニクス、そして後半には脱構築されたフットワークのようなインダストリアルビートが降り注ぐ。(津田)

TOP