編集部が注目する今週のリリース作品
紫 今、待望のファーストAL
今年2024年にリリースした楽曲"魔性の女A"が、「クレオパトラも見惚れちゃう」というフレーズとともにバズヒットした、SSWの紫 今の1stアルバム。最新アーティスト写真が「闇堕ちオフロスキー」としてバズったことでも話題の彼女。今作には様々なジャンルを内包しながらも、紫 今の歌声を十二分に堪能できる全15曲を収録。その世界にどっぷり浸かっちゃってください!(西田)
Zepp Shinjuku公演を収録
昨年秋ツアーの国内ファイナル、Zepp Shinjuku公演の全演奏曲を収録したライヴアルバム。上手いだとか表現力だとかいう言葉を超えつつある比喩根の圧倒的なヴォーカル、ますます凄みを増していくバンド・アンサンブル。その生々しさを堪能してほしい。(高田)
あだち麗三郎を中心としたアンビエント・グループ2作目
昨年から始動したあだち麗三郎、高橋佳輝、髙野なつみによるVasolaPunteの2作目。右脳を刺激するアンビエント・ミュージックというコンセプト通りルールから逸脱するように、三者の音がゆらゆらと混じり溶け合っていく。その偶然性は美しく、底知れない。広大な自然に身を置いたような感覚に陥る。(津田)
浦上想起、ニューSG
程よく複雑な歌詞と音が、ゆっくりと知らない街を歩くようなBPMでまさに散歩。たまに早歩きし立ち止まる。浮かんでは消える煩悩。色々な要素が落とし込まれた一曲です。(菅家)
5年ぶりMEGA-GのAL
フレッシュなラッパーたちが活躍していくのももちろん良いけれど、やっぱりこういうのが好きなんすよねぇと思わされた、MEGA-Gの5年ぶりのアルバム。アルバム・タイトルが物語る通り、決して懐古にならないブーンバップ・サウンドにアツくなります。(高木)
muqueによるダンス・ロック・ナンバー
昨年10月にリリースされたアルバムから約5ヶ月、muqueが待望の新曲をリリース。じゃきじゃきとした音色のギターリフが軽快で心地の良いダンス・ロック・ナンバー!(藤田)
スリーピース・バンドSPIIICA
スリー・ピースならではのそぎ落とされた音の構成、あえて重心を逸らしたようなビート感と浮遊するウワモノが一体となり、鈍く怪しいオーラを放つ。活動休止を明け、新たに歩みはじめたSPIIICAに期待。(石川)
レゲエ~ダブ作家コラボ作品
沖縄出身のレゲエ~ダブ作家によるコラボ作。米軍による少女暴行事件といった悲惨なニュースから生まれたこの楽曲は、フルートの優しい音色が印象的であるのと裏腹に、世の中に対する怒りを吐露した直接的な歌詞などに代表されるレベル・ミュージックとしてのレゲエの真髄をしっかり味わえる。(草鹿)
オトトイパーティー通信