編集部が注目する今週のリリース作品
有明アリーナでのライヴ音源
有明アリーナで開催された、BUMP OF CHICKENのツアー「ホームシック衛星2024」のファイナル公演のライヴ音源。この「ホームシック衛星2024」は2007年にリリースしたアルバム「orbital period」を提げて開催された「ホームシック衛星」のリバイバルツアー。セットリストもほぼ当時のものを再現。「あの頃」と、時を経て辿りついた「今」が重なる、素敵な一夜の模様をじっくりとお楽しみください。(西田)
冬の夜から夜明けをピアノで物語る
映画サントラでも知られる作曲家/ピアニストの新EPがリリース。冬の夜から夜明けまでをイメージして並べられたという4曲は、全てピアノのみで構成。鍵盤のタッチや音が広がり縮まっていく様子に耳を傾けることで、音が描く景色を想像できる。一音に耳を澄ませるリスニング体験の豊かさを思い出させてくれる作品です。(津田)
カセットコンロスの13年ぶりAL
日本を代表するラテン、カリプソ・バンド、カセットコンロスが約13年ぶりとなるアルバムをリリース。生々しく、ご機嫌なサウンドは廃小学校を改装したスタジオにて1発録音したとのこと(エンジニアは内田直之!)。名古屋のスカ・バンド、THE RUDE PRESSURESとのヴァージョンも最高でしたが、こちらの"フランク・シナトラ"も完全にキラーで最高! ちなみにリリース自体は去年?とかなんですが今年音源購入したワダマンボさんのソロもよく聴いたので合わせてレコメンドしちゃお(BandCampでも買えるようになってます)。(高木)
水中スピカ、3rdより先行SG
2024年1月15日リリースの3rdアルバム『Lux』より先行リリース。ストレートなメロディと、気持ちよくクランチした透明感のあるギターが巧みに入り混じり、マスロック・バンド、水中スピカがリリースする「spica」の名に相応しい楽曲となっている。水中にいるようなモジュレーションと淡いコーラスがつくり出す熱いアンサンブルをぜひ。(菅家)
梅井美咲&北村蕗の新ユニット
フィールドや形式を越え、自由な想像力でリンクしたふたりが織りなすサウンドは、たおやかで透明度が高いエネルギーを放つ。駆け足で刻むビートと鍵盤の前衛的な音運び、ポップでキュートなふたりの歌声のサンプリング、めちゃくちゃ楽しいです。(石川)
管梓が音楽ディレクターを務めるアイドル・グループ
エイプリルブルーの船底春希がプロデューサーを、エイプリルブルー/ex-For Tracy Hydeの管梓が音楽ディレクターを務めるアイドル・グループ、ponderosa may bloomの1st EP。とにかく曲が良い。歌唱パフォーマンスも良い。ロック/ポップ/アイドル歌謡、三者の対立と闘争を調和と神性へと導く新たな提案。ぜひ一聴を。(高田)
3rd ALからの先行配信シングル第2弾
揺らぎが3rdアルバム『In Your Languages』から先行配信シングル第2弾となる “Love You My Dear” をリリース。リフレインする幻想的なギターリフと透き通るような声が冬の景色を思わせる一曲です。(藤田)
オトトイパーティー通信
12月17日(火)19:00- 〈MADPIA #3〉 at SPREAD
12月19日(木)19:00- 〈Cristel Bere ‘ Is It Over Yet? ‘ release party〉 at SPREAD
12月19日(木)22:00- 〈BS0xtra Special “BS0 United”〉 at ENTER
12月21日(土)20:00- 〈CONTAINER Vol.164〉 at smith
12月21日(土)22:00- 〈midori yamada open to last〉 at DOM studio