編集部が注目する今週のリリース作品
I have a hurtが、7年ぶりの新譜を!
東京発のオルタナティブ・ロック・バンド、I have a hurtが7年ぶりの新譜をリリース。前作と対照的にアップテンポな楽曲が多い今作からは、彼らの新たな一面が窺えます。OTOTOYでは旧譜の配信も解禁されたので併せてぜひ。(藤田)
Cwondo、アルバムより先行シングル
軽やかなブレイクビーツに、不安定なコーラスや犬の鳴き声、民謡の一部がサンプリングされているキテレツなエレクトロニック・ミュージック。やはりCwondoのセンスは外さない。いや、外しにいきかたがやけに気持ちいい。12/20リリースのアルバムが楽しみですね。(津田)
君島大空によるラヴ・ソング
ローファイなギターが印象的なラヴ・ソング。シャングリラ / チャットモンチーの"ダメな人って叱りながら愛してくれ"を彷彿とさせるストレートな歌詞が、狂気で溢れたファズ・ギターと絡み合ってドラマチックな仕上がりに。「花曇」で見た、長編映画のような君島大空です。あっという間の6分半をぜひ。(菅家)
FENNESZ新作はギター&電子音の轟音ドローン作品
ウィーンにおけるアヴァン・エレクトロニクス~エレクトロニカの重鎮、クリスチャン・フェネスによる、実に5年ぶりのオリジナル・アルバム。ギターのフィードバックと電子音の甘美なる轟音ノイズ~ドローンの向こう側に、内省的な叙情を感じるメランコリックな1作。名作『Endless Summer』を彷彿とさせるフィーリングもあるが、こちらは極寒の冬の面持ち。(河村)
GeGeGeが5年ぶりにアルバムを!
名盤が産み落とされた! GeGeGe5年ぶりとなるニュー・アルバムは、気だるいインディー・ロックと身を浸したくなるベタ塗りのサイケ具合がたまらない一枚。まどろみを引き裂くようなギター・リフがやたらと耳に残るし、歌詞は歌詞カードを追って読み耽りたい。色々言いたいポイントが多すぎる。(石川)
恋と⻘春が詰まった取扱いルールブック
『最上級にかわいいの!』で2024年、大ブレイクした超ときめき♡宣伝部の最新アルバム。グループの持ち味である「乙女心」や「愛の圧」が今作でも大爆発!吉川ひより作詞曲「未完成ガール」も最高。(西田)
THEティバ、明智マヤのソロ・プロジェクト&ソロ名義が同時リリース
THEティバのGt/Vo明智マヤがソロ名義とソロ・プロジェクトのアルバムを2枚同日リリース。ソロ名義の『demo』はギター弾き語りの曲を集めたもの。ソロ・プロジェクであるMaya and the Elephant in the Room『council』はカセットテープ等のフォーマットで今年リリースされたアルバムの配信版で、さまざまな楽器を使って奏でられるサーカス/メリーゴーラウンド感あふれるベッドルーム・ミュージック。どちらもTHEティバとは異なるテイストをみせ、三者三様でありながら、通底する陰とそこに灯る光により明智マヤらしさが貫かれている。(高田)
オトトイパーティー通信
12月3日(火)22:00- 〈Pre-98〉 at bonobo
12月4日(水)22:00- 〈psychic entangle〉 at bonobo
12月7日(土)20:00- 〈SURYA〉 at SIVA STUDIO
12月7日(土)23:30- 〈loopな〉 at WWWβ
12月7日(土)23:00- 〈CHIKI CHIKI RAMBO〉 at grassroots
12月7日、8日 〈MIDI_GRAM〉 at heavysick ZERO&Smith
12月8日(日)18:00- 〈CLOUDNINE〉 at forestlimit