編集部が注目する今週のリリース作品
PAS TASTA、2ndアルバムより
6人組ユニットPAS TASTAが、ボカロPとして最前で尖り続けるピノキオピーを客演に迎えた。ピノキオピーらしいメロディー・ラインと相性の良いサウンドで2nd AL『GRAND POP』を着飾ってくれること間違いなし! 中毒性の高いMVも必見です。(菅家)
君島大空、和久井沙良レーベル担当が発掘した新人
2005年生まれの現在19歳、野本慶 (vo,g,key,etc) と工藤八雲 (drs) からなる2人組ユニット、Meg BonusのデビューEP。すべての楽曲の作詞・作曲・編曲および主な演奏を野本慶が行い、工藤八雲はドラムを担当。2024年5月1日にデモ音源が完成。そのデモ音源の完成と共にユニットを結成。完成したデモをSoundCloudに公開したことをきっかけに、レーベル担当者が「一聴惚れ」し、まったくの無名ながらリリースが決定したとのこと。一聴してのユニークさ、やりたいことに満ちた煌めきは確実に心に引っ掛ける。ぜひ聴いてみてください。(高田)
東京発インディー・ロック・バンド、giue
東京発インディー・ロック・バンド、giueが新曲を配信リリース。しみわたるような感覚になる心地よい音づくりと、ゆっくり移り変わっていく季節が思いうかぶような構成が、肌寒くなってきたこの季節にぴったりの一曲です。(藤田)
ROCKERS HI-FIの95年作
イギリスはバーミンガム出身のユニット、ロッカーズ・ハイファイの1995年作。レゲエ、レイブ、テクノ、ハウスのいいところをかいつまんで、ダウンテンポに落とし込んだ腹八分目なバランス感覚がたまらない1枚。70分弱のフル・サイズだけど何杯でもおかわりいけちゃいます。(石川)
トラックメイカー・ハルハとシンガー・ヨナべによる音楽ユニット
トラックメイカー・ハルハとシンガー・ヨナべによる音楽ユニットエイチ、harhaの初のEP。 未来や現代社会をテーマにした、全4曲を収録。PENGUIN RESEARCHのベーシストや、ボカロPのkemuとして活動している堀江晶太が編曲を担当したリード曲、"草縁"も必聴。(西田)
新たに活路を見出したDYGLのニューEP
デジタルな質感を取り込んだ前作から一変、鋭いサウンド作りで不協和音を掻き鳴らすスタイルへ。Nobuki Akiyamaの歌い方もポスト・パンクな木訥としたものになっていて、声質にあっててかっこいい。そんなんは大好きです!清涼感をそえるラスト曲のキャプチャードトラックス感も非常にらしくていい、と思ったけどあまりやってなかった路線かもしれません。(津田)
SEMENTOSが2ndALリリース
東京を拠点に活動するロック・バンド、SEMENTOSのセカンド・フル・レングス。渋めのDCフレーバーな骨太サウンドにズンと揺さぶってくる歌声と歌詞。偉大なる先人たちの影を感じつつ、それを前に進めようとする意思をビシビシと。ロング・ツアーを行い、ファイナルは渋谷クアトロとのこと!(高木)