2024/08/03 15:00

機材を導入してからアゲ方の別のヴァリエーションが増えていった

〈動物墓地〉
写真提供:黄倉未来

──2年前のStrawberry Colorful Glans(改名前のバンド名)時代のライヴ動画をみると、今とは音楽性が違いますよね。「こういうのをやりたい」とかありましたか?

達飛:そういうのはなかったけど、好きな曲は共有してたよね。そしたら聴く音楽が同じになってきて。バンドの初期はジャキジャキしたナンバーガールぽいギターの感じに、ウィーザーぽい歌が乗ってるようなことをやってました。そこに結構ギターのフレーズも間に入ってきて、エモの感じ。

陸人:俺はエモが大好きで。susquatchってバンドをよく聞いてたな。

SOUND CRUE
SOUND CRUE

Road Trip To 全感覚祭
Road Trip To 全感覚祭

──マスロック、ポストハードコア、ポストロックとかが好きだったんだろうなと、映像をみていて思いました

達飛:エモからポストロック、あとはポストパンクも好きになっていったんですよね。ポストパンクはノブヲと僕がはまってたんですけど、Erase Errataが大好きで。あとBattlesはみんなはまってましたね。CARTHIEFSCHOOLのドラムの高砂から教わって、そこからDon Caballeroとかも聞き出したような…いや、そこは〈Touch and Go〉の作品を調べてて知ったのかも。The Jesus Lizardが好きだったので、作品を出していたレーベルからディグっていったと思います。そのあたりは親がCDをめっちゃ持ってて、「これは聴け!」って渡されたところからですね。

陸人:達飛とかがBattlesを聴き始めたあたりから俺は別の方向に行きましたね。

達飛:ポストパンクは僕で、エモは陸人と怜だよね。みんなでSuiseiNoboAzにはまってたときはそのふたりから教えてもらった気がします。

──組んだ当初に好きだった音楽性は残しつつ、ダンス・ミュージックの要素を入れ始めたのはいつ頃?

陸人:3年くらい前じゃないかな。その時期にmidoriさん(the hatch)のパーティーに誘われて〈PROVO〉にも行きだしてたので。

ノブヲ:俺らその頃ライヴが15分とかしかできなくなってて。Strawberry Colorful Glansの時代にやっていた曲もこだわりが強くなって全部没になった。だから新しい何かを作りたかったんだと思う。

達飛:そのタイミングで僕がスライサーのエフェクターを買ったんです。スタジオで使ってみたら、できた曲がかっこよくて。Discharming manの〈DreamViolence〉ってイベントでその曲をやったときに盛り上がって、それが気持ちよくて、もう一回あれをやりたいっていう。

陸人:エレクトロをどうやって生でやろうかって考えてから、ダンスの感じが始まった感じがあるのかなという気がします。

達飛:当時はスライサー以外だと、オーシャンズ11っていうマルチリバーブみたいなものを使ってました。そのホールド機能がやばくて、スイッチを押している間はずっとフワーって音が伸びていくんです。それが革命で。

陸人:ドローンとかアンビエントのようなことがこれでできるようになったよね。

達飛:それまでは、歪みでバコンとアゲる感じの弾き方をしていて。でも機材を導入してからはそこにスライサーでリズムを入れたり、オーシャンズ11で音を伸ばしながら重ねていったり、アゲ方の別のヴァリエーションが増えていきましたね。

クラブの音響を求め出してから、“音”自体に向かっていった

〈動物墓地〉
写真提供:黄倉未来

──ダンス・ミュージックの要素を取り入れる段階で、メンバー間で何か共有しているものはありました?

ノブヲ:midoriさんのDJかな。そこは本当に共有してた。フロアで聞いてる影響はでかいですね。

陸人:俺は〈PROVO〉(*1)(以降〈プロボ〉)とか〈Precious Hall〉(*2)(以後〈プレシャス〉)に行き出して、クラブの音響を求め出してから、“音”自体に向かっていった気がする。それまではメロディとかコード感を優先して曲を聴いてたんですけど、〈プレシャス〉で「あ、音いいとやばい」と思って。そこから映画館のサウンドみたいな何かを目指し始めた気がする。ノブヲは元々DTMやってて、ずっと作曲が趣味でって感じだからそのタイミングは違うかもしれないけど。そっち側で音響の方に行ってたよね。

*1:2003年10月よりオープン。セッションからダンスミュージックのパーティー、バンドのライブイベントなど様々な形態で営業中。mitome renが現在の店長。
*2:国内外問わず音を求めて人が集まる、札幌の老舗クラブ。

達飛:ノブヲの家はサウンドシステムが構築されてて。部屋が〈プレシャス〉のフロアみたいに四角い形してるんですけど、PC置いて、壁みたいなスピーカーで3面囲われてて。もうあと一人しか入れないみたいな。

ノブヲ:全然狭い家なんですけど、やらないと気が済まなくて。

──〈プレシャス〉に行き始めたのは?

達飛:はじめて行ったのは、mitayoさんの〈RETROSPECTIVE〉っていう企画でした。あれがもうずっとナンバーワンで、そこからクラブにのめり込んで行きました。そのときのセットは、入ったときはアンビエントでBPM90くらいのビートが長めに入って、「なんだこの洞窟みたいな空間は」ってなってたら、そこから16分のリズムが入ってきて、ブワーッと持っていかれた。最後は昔のディスコに辿り着いちゃった感覚になって。その流れがすごく印象に残ってます。

mitayo

ノブヲ:俺はKANIさんだったな。生音のハウスっていうか、すげえ名曲をかけるんですけど。全部レコードで。そこではじめて外でジェームス・ブラウンの「セックス・マシーン」を聴いて、「わー何だここは?」みたいになった(笑)。

陸人:MALさんだったかもしれない。がっちり固いテクノの人なんですけど、とにかくずっと殴られてる感覚。質感の入れ方みたいなのが、細かくて。集中すれば集中するほど、同じ音が鳴ってないっていうか、わからないんだよね。

怜:僕はみんなが行くときについていってみて、それはmitayoさんの会でしたね。

陸人:クラブデビューの時期に結構差があるよね。達飛とノブヲがどっぷりになったときに俺がぬるっと入りだした。

──〈プレシャス〉のあの音響が近くにあっていつでも行けるとなると、影響も大きいだろうなと思います。あとGlansはとにかくトランスが好きって耳にしました

達飛:トランスは好きですね。苫小牧の〈ROOTS〉(*)でトランスのイベントがあって、その横の〈ROOM〉っていうスタジオをやってるBANGLANGに誘われてはじめて行きました。入った瞬間「これはやばいな」って思った。

*2006年にオープン。DJであるSADAがオーナーを務める。KANNON AUDIOをメインに四方から構築される立体的なサウンドと、常に変化を続ける意識付けられた箱の造りと空気感が、苫小牧だけでなく全国のDJ・アーティストやクラバーから愛される名店。(FAHDAYサイトより)

BANGLANG
BANGLANG

──〈ROOTS〉の暴力的なぐらいの音の大きさはすごいですよね

ノブヲ:すごい。このなかだと俺がいちばん行ってるのかな。とにかくトランスが体に合うんですよ、摂取するものとしていちばんいい感じ。ただただ気持ちいい。

陸人:KATANAって友達のDJがいるんですけど、はじめて行ったときに踊ってたら「まだ始まってないよ」っていわれて。そしたら次の瞬間音がバーンってきて。「あ、終わったな今日」って思った。あれは衝撃的すぎた。

KATANA

──いろんな場所で得たものを〈プロボ〉で遊びながら実験してるのかなと

ノブヲ:そんな感じはありますね。〈プロボ〉だけにとどまらず、いろんなお店で遊んでる。KATANAとか達飛はよく〈プロボ〉に行ってると思うけど。

──DJをやってるのはノブヲくんと達飛くん、ヒデトくんですよね?

ノブヲ:俺はそんなにやってないです。叩きたくなっちゃうから。

達飛:〈OREHAYA〉ってパーティー(GlansメンバーとDJのKATANA主催)があるんですけど、この前ノブヲがハンディタイプの掃除機のフィルターのところにマイクを突っ込んで、それをミキサーでとってバックでトランスかけながらDJやって。反対側ではずっとスネア叩いてたよね(笑)。

HIDETO CMP↑ DJmix

この記事の筆者
TUDA

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[インタヴュー] Glans

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