cutting edge

オルタナティヴを標榜するのはもうやめた──NOT WONKにやどる普遍性と、ある実験について

インタヴュー

オルタナティヴを標榜するのはもうやめた──NOT WONKにやどる普遍性と、ある実験について

NOT WONKが前作から4年ぶりとなる5thアルバム『Bout Foreverness』をリリースした。今作は、藤井航平(Ba.)脱退後に、ほとんどふたりだけで制作された作品となる。今作のリリースに伴い、OTOTOYではNOT WONKの活動拠点である北海道・苫小牧でインタヴューを実施。加藤修平発案の苫小牧でのビッグ・パーティー〈FAHDAY2024〉についてや、その準備期間中につくりはじめることになった今作の制作方法、タイトルにもなっている“永遠性”についてなど、多くのトピックスについて話してもらった…

豆柴の大群都内某所 a.k.a. MONSTERIDOLは限界を“突破”する!

インタヴュー

豆柴の大群都内某所 a.k.a. MONSTERIDOLは限界を“突破”する!

2024年1月の合併&改名以降、怒涛の勢いで駆け抜けてきた豆柴の大群都内某所 a.k.a. MONSTERIDOL。5ヶ月に渡る〈MONSTER VENOM TOUR〉を無事完走し、テイマー(ファンの総称)との結束を高めた彼女たちは、この冬ファースト・アルバム『突破』をリリースする。これまで以上にバラエティーに富んだ新作に仕上がった今作。メンバー4人はどのような思いで1曲1曲に想いを込めたのか、話を訊いた。...…

ピラニア軍団=フィッシュマンズ──〈アーカイ奉行〉第41巻

連載

ピラニア軍団=フィッシュマンズ──〈アーカイ奉行〉第41巻

歴史を追いかけ過去から未来、情報過多の現代社会、デジタルの海に散らばったあの名作、この名作たちをひとつにまとめる仕事人…!〈アーカイ奉行〉が今日もデジタルの乱世を治める…!'''〈アーカイ奉行〉とは…'''1.過去作の最新リマスター音源 2.これまで未配信だった作品の配信解禁 ...…

NOT WONK加藤発案〈FAHDAY〉に寄せて──プレ・イベント〈FAH_ver.7〉レポート

ライヴレポート

NOT WONK加藤発案〈FAHDAY〉に寄せて──プレ・イベント〈FAH_ver.7〉レポート

NOT WONK加藤が発案する〈FAHDAY〉。苫小牧の市民会館をまるごと使って開催される街のビック・イベントであり、HPのステイトメントには「表現の交換市」と記されている。そのプレ・イベントが各地で行われ、東京編として〈FAH_ver.7.〉が〈KATA〉と〈TimeOut Café & Diner〉にて開催された。...…

Hi-yunkが初のソロアルバムをリリース──「混沌」とした音楽性とパーソナリティが凝縮されたオリジナル・スタイル

インタヴュー

Hi-yunkが初のソロアルバムをリリース──「混沌」とした音楽性とパーソナリティが凝縮されたオリジナル・スタイル

BACK-ONのフロントマン・KENJI03のソロ名義でのプロジェクト、Hi-yunk。これまでの先行曲を含めた、ソロ名義初のフルアルバム『MUSIC FROM CHAOS』が5月29日にリリースされた。「飽き性」な性格のせいか、音楽にとどまらずあらゆる領域のカルチャーを縦横無尽に吸収し自身の音楽に落とし込むHi-yunk。そうして出来上がった楽曲は、まさに「混沌」そのものであり、その「混沌」は必然的に彼の唯一無二の音楽性につながっていく。今回は、以前のインタビュー時点では公開されていなかった収録曲にまつわ…

Hi-yunkが豆柴の大群都内某所 a.k.a. MONSTERIDOLに託した、希望のうた

インタヴュー

Hi-yunkが豆柴の大群都内某所 a.k.a. MONSTERIDOLに託した、希望のうた

BACK-ONのフロントマン・KENJI03のソロ名義でのプロジェクト、Hi-yunk。5月29日リリースのアルバムからの先行シングル第3弾としてリリースされたのは、豆柴の大群(現・豆柴の大群都内某所 a.k.a. MONSTERIDOL)、「MUST GO」のセルフカバー。今回は、メンバーのアイカ・ザ・スパイ、ナオ・オブ・ナオと共に、Hi-yunkのプライベート・スタジオにて、「MUST CHANGE」や「MUST GO」の制作から見えたお互いの印象や込めた思い、さらには豆柴の大群都内某所 a.k.a. …

もっともっと立ち上がれ──〈アーカイ奉行〉第35巻

連載

もっともっと立ち上がれ──〈アーカイ奉行〉第35巻

歴史を追いかけ過去から未来、情報過多の現代社会、デジタルの海に散らばったあの名作、この名作たちをひとつにまとめる仕事人…!〈アーカイ奉行〉が今日もデジタルの乱世を治める…!'''〈アーカイ奉行〉とは…'''1.過去作の最新リマスター音源 2.これまで未配信だった作品の配信解禁 ...…

クロちゃんによる、豆柴の大群都内某所 a.k.a. MONSTERIDOLへの熱血アドバイス!

インタヴュー

クロちゃんによる、豆柴の大群都内某所 a.k.a. MONSTERIDOLへの熱血アドバイス!

昨年2023年12月24日、WACK所属のアイドル・グループ、豆柴の大群と都内某所にとって大きな発表がなされた。それは「水曜日のダウンタウン」から生まれた、ふたつのグループが合併し、豆柴の大群都内某所 a.k.a. MONSTERIDOLとして活動するということ。大きな話題を呼んだこの発表だったが、現在メンバーは個々が悩みながらも、そして新たな道を走り出している。今回OTOTOYでは、メンバー4人と、グループのアドバイザーを務めるお笑い芸人、クロちゃん(安田大サーカス)を招いて、インタヴューを実施。グループ…

Hi-yunkのスタジオへ潜入!──過去を背負い、未来に突き進む最新楽曲の秘密に迫る

インタヴュー

Hi-yunkのスタジオへ潜入!──過去を背負い、未来に突き進む最新楽曲の秘密に迫る

BACK-ONのフロントマン・KENJI03のソロ名義でのプロジェクト、Hi-yunk。5月発売予定のアルバムからの先行配信シングル第2弾は、東⽅神起に楽曲提供した「Epitaph〜for the future〜」のセルフカバー。今回は彼のプライベートスタジオに赴き、最新楽曲「Epitaph〜for the future〜」に込めた思いや制作当時の裏話、さらにはスタジオ機材やCD、レコードなどを紹介してもらいつつ、制作方法や自慢のコレクションについても話を訊いた。...…

BACK-ON、“今日は奇跡を起こしに来たんで!” 最高の夜を全員で分かち合った「CHEMY×STORY」リリースパーティ

ライヴレポート

BACK-ON、“今日は奇跡を起こしに来たんで!” 最高の夜を全員で分かち合った「CHEMY×STORY」リリースパーティ

3月16日(土)、東京・代官山UNITにて開催された〈「CHEMY×STORY」リリースパーティ〉。本リリースパーティーは、コンピレーションアルバム「CHEMY&STORY」の発売を記念したイベントで、大阪Yogibo HOLY MOUNTAINでのパーティーに次ぐ開催となった。この日に全てをぶつけてきたという言葉通りに、初めからエンジン全開のBACK-ON。ゲストに、TOTALFATのShun、そしてFLOWのKOHSHIとKEIGOを迎えた今回の宴。熱狂の渦に包まれたイベントの様子を、岡本貴之がレポート…

BACK-ONのKENJI03が、Hi-yunkとしてソロ・プロジェクトをスタート

インタヴュー

BACK-ONのKENJI03が、Hi-yunkとしてソロ・プロジェクトをスタート

Hi-yunkはなぜ、IKEと共に楽曲を作ることを選んだのか。ロックバンド、BACK-ONのフロントマン、KENJI03のソロ名義でのプロジェクト、Hi-yunk。5月発売予定のアルバムからの先行配信シングルの第1弾としてリリースされたのが、盟友IKEとともに作り上げた楽曲「Good Bye Forever feat.IKE」だ。今回OTOTOYでは、Hi-yunkにインタヴューを行い、ふたりの出会いの話や、楽曲の制作秘話について話を訊いた。記事の後半には、彼が影響を受けたカルチャーの話もたっぷりとお届けし…

ケイゾク穴掘り超人──〈アーカイ奉行〉第28巻

連載

ケイゾク穴掘り超人──〈アーカイ奉行〉第28巻

歴史を追いかけ過去から未来、情報過多の現代社会、デジタルの海に散らばったあの名作、この名作たちをひとつにまとめる仕事人…!〈アーカイ奉行〉が今日もデジタルの乱世を治める…!'''〈アーカイ奉行〉とは…'''1.過去作の最新リマスター音源 2.これまで未配信だった作品の配信解禁 ...…

【豆柴の大群 連載vol.8】レオナエンパイア&モモチ・ンゲールの進化

インタヴュー

【豆柴の大群 連載vol.8】レオナエンパイア&モモチ・ンゲールの進化

WACK所属のアイドル・グループ、豆柴の大群。インタヴューの後編は、今年2023年1月に加入したレオナエンパイア、モモチ・ンゲールが登場。先輩との関係性や最新シングル「ぷりぷり/Sing Along Time!」について、そして、いまの悩みについても、ありのままに語ってもらいました。...…

【豆柴の大群 連載vol.7】豆柴の大群オリジナル・メンバーが語る、第二章の道のり

インタヴュー

【豆柴の大群 連載vol.7】豆柴の大群オリジナル・メンバーが語る、第二章の道のり

WACK所属のアイドル・グループ、豆柴の大群。新メンバーのレオナエンパイア、モモチ・ンゲールが加入し、6人体制になった彼女たちは、いまツアーや対バンを通して成長を続けている。今回OTOTOYでは、2回に分けてインタヴューを実施。ますは前編としてオリジナル・メンバーのハナエモンスター、ナオ・オブ・ナオ、ミユキエンジェル、アイカ・ザ・スパイの4人の話を訊きました。新メンバーとの関係性や都内某所とのツーマンライヴツアー〈MONSTERS TOUR〉、10月4日リリースの最新シングル「ぷりぷり/Sing Along…

新潟県民はミカバンドをCMで知る──〈アーカイ奉行〉第19巻

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新潟県民はミカバンドをCMで知る──〈アーカイ奉行〉第19巻

歴史を追いかけ過去から未来、情報過多の現代社会、デジタルの海に散らばったあの名作、この名作たちをひとつにまとめる仕事人…!〈アーカイ奉行〉が今日もデジタルの乱世を治める…!'''〈アーカイ奉行〉とは…'''1.過去作の最新リマスター音源 2.これまで未配信だった作品の配信解禁 ...…

【豆柴の大群 連載vol.6】豆柴の大群新メンバー、モモチ・ンゲールの優しさ

インタヴュー

【豆柴の大群 連載vol.6】豆柴の大群新メンバー、モモチ・ンゲールの優しさ

新たなステージへと歩みを進めているWACK所属のアイドル・グループ、豆柴の大群。その個別インタヴューシリーズ「豆柴 KEEP CHANGiNG」の第6弾は新メンバーのひとり、モモチ・ンゲールが登場。お披露目ライヴや新アルバムへの思いだけでなく、元看護師という経歴からアイドルを志した理由も存分に語ってもらいました。...…

【豆柴の大群 連載vol.5】豆柴の大群新メンバー、レオナエンパイアの覚悟

インタヴュー

【豆柴の大群 連載vol.5】豆柴の大群新メンバー、レオナエンパイアの覚悟

豆柴の大群に新たな風が吹きはじめた。WACK所属のアイドル・グループ、豆柴の大群の個別インタヴューシリーズ「豆柴 KEEP CHANGiNG」の第5弾は新メンバーのひとり、レオナエンパイア。彼女はなぜ、WACKに憧れ、そしてオーディションを受けるようになったのか。そして、気になるその名前の由来となった、合宿オーディションでの話もしっかりと語ってもらいました。...…

【豆柴の大群 連載vol.4】ハナエモンスターが考える、自分たちだからできること

インタヴュー

【豆柴の大群 連載vol.4】ハナエモンスターが考える、自分たちだからできること

新メンバーが加入し、新たに生れ変わりつつあるWACK所属のアイドル・グループ、豆柴の大群。その個別インタヴューシリーズ「豆柴 KEEP CHANGiNG」の第4弾は、ハナエモンスターが登場。〈MUST CHANGE PROJECT〉などさまざまな変化が起きた昨年を振り返りながら、その気持ちを探りました。2月22日にリリースされるサード・アルバム『MAMEQUEST』の推し曲も、いち早く訊いています!...…

【豆柴の大群 連載vol.3】ミユキエンジェルが気づいた、笑顔の大切さ

インタヴュー

【豆柴の大群 連載vol.3】ミユキエンジェルが気づいた、笑顔の大切さ

WACK所属のアイドル・グループ、豆柴の大群。その個別インタヴューシリーズ「豆柴 KEEP CHANGiNG」第3弾は、ミユキエンジェルに話を訊きました。〈MUST CHANGE PROJECT〉というプロジェクトへの参加、メンバーの脱退や加入など、さまざまな変化が起きた昨年2022年。グループの元気印として活躍してきた彼女は、どんな想いで動いてきたのか。じっくり語ってくれました。...…

耳慣れないよ、“ディフィニティヴ”──〈アーカイ奉行〉第6巻

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耳慣れないよ、“ディフィニティヴ”──〈アーカイ奉行〉第6巻

歴史を追いかけ過去から未来、情報過多の現代社会、デジタルの海に散らばったあの名作、この名作たちをひとつにまとめる仕事人…!〈アーカイ奉行〉が今日もデジタルの乱世を治める…!'''〈アーカイ奉行〉とは…'''1.過去作の最新リマスター音源 2.これまで未配信だった作品の配信解禁 ...…

【豆柴の大群 連載vol.2】アイカ・ザ・スパイが切り開く、未来へと続く道

インタヴュー

【豆柴の大群 連載vol.2】アイカ・ザ・スパイが切り開く、未来へと続く道

WACK所属のアイドル・グループ、豆柴の大群。彼女たちのリアルな気持ちを探る個別インタヴューシリーズ「豆柴 KEEP CHANGiNG」の第2弾は、アイカ・ザ・スパイに話を訊きました。〈MUST CHANGE PROJECT〉というプロジェクトへの参加、メンバーの脱退や加入など、さまざまな変化が起きた昨年2022年。それらを経て、彼女はどんな想いを抱いているのか。這い上がることを決めた、いまの心境を赤裸々に語ってもらいました。...…

【豆柴の大群 連載vol.1】ナオ・オブ・ナオが語る、第二章への決意

インタヴュー

【豆柴の大群 連載vol.1】ナオ・オブ・ナオが語る、第二章への決意

彼女たちは、いま大きな転換点を迎えている。TBS系バラエティ「水曜日のダウンタウン」内の企画から誕生した、WACK所属のアイドル・グループ、豆柴の大群。昨年行われた〈MUST CHANGE PROJECT〉というプロジェクトの参加や、メンバーのカエデフェニックスとの別れ、そして新メンバーの加入など、さまざまな変化が起きた昨年2022年。OTOTOYでは、彼女たちがいま抱いている想いを探るべく、「豆柴 KEEP CHANGiNG」と題して、メンバー個別インタヴュー連載をスタート。まず、その第1弾として、今年ソ…

REVIEWS : 014 ポップ・ミュージック(2021年1月)──高岡洋詞

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REVIEWS : 014 ポップ・ミュージック(2021年1月)──高岡洋詞

"REVIEWS"は「ココに来ればなにかしらおもしろい新譜に出会える」をモットーに、さまざまな書き手が新譜(基本2~3ヶ月ターム)を中心に9枚(+α)の作品を厳選し、紹介するコーナーです(ときに旧譜も)。今回は高岡洋詞による9枚。エッジの効いたアイドル、SSWなどなどさまざまなスタイルの現在進行形のポップ・ミュージックをテーマにセレクト&レヴュー。 ...…

REVIEWS : 006 国内インディペンデント・ミュージック(2020年7月)──松島広人(NordOst)

連載

REVIEWS : 006 国内インディペンデント・ミュージック(2020年7月)──松島広人(NordOst)

毎回、それぞれのジャンルに特化したライターがこの数ヶ月で「コレ」と思った9作品+αを紹介するコーナー。ノーウェーヴ・バンドAIZのWeird Instruments担当/ライターのNord Ost(松島広人)が、2020年のムードを感じる国内インディペンデントミュージック作品をセレクト。多くの人が待ち望んでいたであろうTHE NOVEMBERSの最新作は、レコーディングにあたりyukihiro(L'Arc〜en〜Ciel)を迎えるなど、今作にかける並々ならぬ熱量が感じられる大作となった。前作から続くポストパ…

なにかを変えるほどのインパクトを──betcover!! 堂々のメジャー・デビュー

インタヴュー

なにかを変えるほどのインパクトを──betcover!! 堂々のメジャー・デビュー

2017年、19歳で高校生クリエイターとともに作りあげた『high school !! ep.』で鮮烈なデビューを飾り、その後もサニーデイ・サービスの『the SEA』にも参加するなど、多方面で注目を集めていたヤナセジロウによるプロジェクト、betcover!!。そんな彼が〈avex〉内レーベル〈cutting edge〉より堂々のメジャー・デビュー! メジャーでの初リリースとなる『中学生』は、聴いたものを翻弄させるメッセージ、インパクト、サプライズが詰まった作品に。いまの音楽シーンに対するbetcover…

やくしまるえつこ / 相対性理論、ハイレゾ配信

コラム

やくしまるえつこ / 相対性理論、ハイレゾ配信

昨年末からスタートしている、やくしまるえつこ / 相対性理論作品のハイレゾ配信。これまでに相対性理論名義『天声ジングル』『TOWN AGE』、やくしまるえつこ名義『わたしは人類』『放課後ディストラクション』『あたりまえつこのうた』の計5作品をハイレゾ・リリースしてきた。このたびやくしまるえつこ名義の2013年リリースの屈指の人気を誇るスタジオ・ライヴ・アルバム『RADIO ONSEN EUTOPIA』、そして”Yakushimaru Experiment”名義で発表した、2016年作、即興・朗読・数字を扱っ…

【LIVE REPORT】時代の先端を走るアイコンたち──Mom presents『PLAYGROUND』release party

ライヴレポート

【LIVE REPORT】時代の先端を走るアイコンたち──Mom presents『PLAYGROUND』release party

特出したメロディ・センスを携え、「カッコイイ」を内包した「カワイイ」クリエイティヴを表現するシンガー・ソングライターでトラックメイカーのMomが、初のフル・アルバム『PLAYGROUND』をリリース。2018年12月6日、betcover!!、さとうもかを迎えて、Shibuya O-nestにてリリース・パーティーが開催された。今後の音楽シーンの台風の目になるであろう、注目の若手アーティスト3組が集結したこの日の様子を、写真とともにお届けします。さらにMomによるクリスマス・プレゼント、新曲「スーパースター…

【期間限定先行フル視聴】jan and naomi、新作リリース──密やかな幻とのつきあい方

インタヴュー

【期間限定先行フル視聴】jan and naomi、新作リリース──密やかな幻とのつきあい方

そのチルアウトで幽玄なサウンドスケープが、藤原ヒロシをはじめ多くのアーティストからも高い評価を受ける、jan and naomi。デビュー作となった7インチにはじまり、その立ち姿含めて、作品のひとつと言えそうなライヴ活動など、じわりじわりとその注目を集め、このたび彼らはついにメジャーの舞台へとその活動の場を移すことになった。そして4月18日(水)にリリースされるのが『Fracture』だ。OTOTOYでは4月11日(水)21時〜4月14日(土)21時までの間、本作を期間限定フル視聴を開始、そしてふたりのイン…

【REVIEW】ヤナセジロウのソロ・プロジェクトbetcover!!がデビュー作『high school !! ep.』をリリース

レヴュー

【REVIEW】ヤナセジロウのソロ・プロジェクトbetcover!!がデビュー作『high school !! ep.』をリリース

今後インディー音楽シーンの一端を担うことになるであろうサウンド・センスを持った表現者、ヤナセジロウ。“betcover!!”は、彼のソロ・プロジェクトとして2016年夏に本格的な活動を開始し、同年にロッキング・オン主催のアマチュア・アーティスト・オーディション「RO69JACK 2016 for COUNTDOWN JAPAN」で優勝した、いま最も魅力ある若手アーティストのひとりである。デビュー作となる『high school !! ep.』は関わったクリエイター全員が高校生であるという、まさに現音楽シーン…

【ハイレゾ配信】カーネーションが光を当てる退屈な「郊外」のおもしろさ

インタヴュー

【ハイレゾ配信】カーネーションが光を当てる退屈な「郊外」のおもしろさ

来年結成35年目を迎えるカーネーションが、アニバーサリーを目前に快作を完成させた。今作『Suburban Baroque』の魅力は…… いみじくも下記の文章で岡村詩野が書き表しているのでそちらを読んでいただきたい。ただ、今回注目すべきところは何と言ってもハイレゾ24bit/96kHz用にマスタリングをした"High Resolution Unlimited Version”で配信をするということだろう。制作段階からハイレゾを意識してレコーディングをしていることで、彼らの奏でるグルーヴをより感じることができる…

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【新世代参上! 】ガレージ・ロックが1番アツい夏──いま勢いづくインディ最前線

コラム

【新世代参上! 】ガレージ・ロックが1番アツい夏──いま勢いづくインディ最前線

暑い! そして熱い! この国のインディ・ロック・シーンのなかで、いま最も注目すべきサウンドはこれだ、キーワードはガレージ・ロックだ。ガレージ・ロックといえば…… 1990年代のあのバンドたち? なんていうのはもう昔の昔、2010年代も終わりですよ。今回紹介するのは8月9日に1stフル・アルバムをリリースしたばかりのTENDOUJIを中心に、とにかくスペシャルに活きの良いバンドたちを紹介していきますよ〜! グイーンとギターをかき鳴らして、ドカドカかっこいい、ロウなロックンロールを勢いよく奏でているかっちょいい…

谷ぐち順(Less Than TV) & 安孫子真哉(KiliKiliVilla)によるパンク・レーベル・オーナー対談!!

インタヴュー

谷ぐち順(Less Than TV) & 安孫子真哉(KiliKiliVilla)によるパンク・レーベル・オーナー対談!!

レーベル始動から25周年を迎え、映画『MOTHER FUCKER』の公開や写真集『I ACCEPT ALL』の発売、そして夏の風物詩となったていた〈METEO NIGHT〉の復活と大きなトピックがいくつも控える〈Less Than TV〉と、発足から3年、SEVENTEEN AGAiNやNOT WONK、CAR10、LEARNERSなど素晴らしいリリースが続く〈KiliKiliVilla〉。今回、両レーベルのオーナーである谷ぐち順(Less Than TV)と安孫子真哉(KiliKiliVilla)の2人の…

CAR10 最新作発売記念!!CAR10 × NOT WONK × SEVENTEEN AGAiNによる〈KiliKiliVilla〉3バンド・フロントマン対談!!

インタヴュー

CAR10 最新作発売記念!!CAR10 × NOT WONK × SEVENTEEN AGAiNによる〈KiliKiliVilla〉3バンド・フロントマン対談!!

元銀杏BOYZの安孫子真哉を中心に、土地や年代、ジャンルを飛び越えて素晴らしいリリースが続く〈KiliKiliVilla〉を初期から支え、インディー・ロック、ガレージ、パンク、ハードコアと様々なシーンを越境しつつ、栃木・足利を拠点に精力的な活動を続けている3ピース・バンド、CAR10が3rdアルバムをリリース。OTOTOYでは本作の1週間の先行配信を実施中。自身のバンド名をアルバム名に冠したところからも本人たちの自信を伺うことのできる会心の1枚を是非ともチェックしていただきたいと同時に、CAR10のベース、…

【REVIEW】「音楽の魔法」を証明するーー大森靖子、「神」をテーマにした新アルバムをリリース

レヴュー

【REVIEW】「音楽の魔法」を証明するーー大森靖子、「神」をテーマにした新アルバムをリリース

大森靖子が3rdアルバム『kitixxxgaia』を3月15日にリリース。メジャー第3弾となる同作は様々なアーティストとのコラボレーションに特化した作品に。人気のシングル曲、fox capture planをゲストに迎えた「ドグマ・マグマ」、DAOKOが共作した「地球最後のふたり」など、1曲1曲が濃密な全13曲を収録。また、大森自身が℃-uteに提供した「夢幻クライマックス」の歌詞をあらたに書き直し、ピアノで弾き語った「夢幻クライマックス かもめ教室編」も収録。聞き応え抜群の「神」をテーマにした本作を、前田…

日本のインディー・シーンを引っ掻きまわすレーベル、KiliKiliVillaがついにOTOTOYにて配信スタート!!!

コラム

日本のインディー・シーンを引っ掻きまわすレーベル、KiliKiliVillaがついにOTOTOYにて配信スタート!!!

元銀杏BOYZの安孫子真哉がチーフ・プロデューサーとしてパンク、ハードコア、ギター・ポップ等アンダーグラウンドから飛び出してくる生き生きとした音楽をリリースするレーベルKiliKiliVilla。モデル・歌手のSARAと松田"CHABE"岳二によるユニットから発展した5人組ロックン・ロールバンドLearnersや、栃木・足利を拠点として活動する3人組のCAR10、北海道・苫小牧の若きトリオ、NOT WONKなどなど、現在の音楽シーンにおいてKiliKiliVillaのリリースは目が離せない状態になっている。…

カーネーション『Multimodal Sentiment』をハイレゾ配信&インタヴュー掲載

インタヴュー

カーネーション『Multimodal Sentiment』をハイレゾ配信&インタヴュー掲載

結成33年というキャリアを持ちながら若きリスナーから円熟のマニアまでをも魅了する直枝政広(Vo.G)と大田譲(B)の2人からなるバンド、カーネーション。彼らが2016年7月にリリースした4年ぶりとなるアルバム『Multimodal Sentiment』をOTOTOYで初ハイレゾ配信!! 大谷能生、大森靖子、川本真琴、西川弘剛(GRAPEVINE)、佐藤優介(カメラ=万年筆)など豪華アーティストが参加し完成した本作について直枝にメール・インタヴューを敢行。4年ぶりのフル・アルバムに込められた思いなど彼らの現在…

OTOTOY AWARD 2016──2016年、年間ベスト、50位〜31位

コラム

OTOTOY AWARD 2016──2016年、年間ベスト、50位〜31位

2016年もあと少し。ということで、今年もやってまいりました。その年の音楽総決算、OTOTOY AWARD。2016年のOTOTOY AWARDは、ジャンルの垣根をぶち抜いて、総合チャートとして、アルバム、シングルに関わらず50枚を選出しました。まずは50位から31位までの20作品を発表いたします!...…

里咲りさ最新アルバム『売れるまで待てない』発売記念、大森靖子との対談実現!!

インタヴュー

里咲りさ最新アルバム『売れるまで待てない』発売記念、大森靖子との対談実現!!

アイドル・グループ「少女閣下のインターナショナル」を立ち上げ、運営兼メンバーとして“しゃちょー”の愛称で親しまれていた里咲りさ。当時からソロ・アイドルとして、そしてシンガー・ソングライターとしても活動していたが、グループ休止後、自身の活動に専念。9月に待望のアルバム『売れるまで待てない』をリリースした。今作は里咲の思いつきからわずか制作期間2ヶ月で書き下ろしの新曲7曲を録音し、初期衝動全開の全曲A面を宣言した意欲作。楽曲の確かなクオリティにさらなる注目を集めた。そんな最新作を待望のハイレゾ配信!! 特典とし…

“激情派”大森靖子の女としての強さ、その変わらない精神性

レヴュー

“激情派”大森靖子の女としての強さ、その変わらない精神性

今年3月にメジャー2枚目となるフル・アルバム『TOKYO BLACK HOLE』をリリースしたばかりの大森靖子が、〈ワンダーロマンス三連福〉と題した3ヶ月連続シングル・リリースを発表した。その第一弾となる今作では、ゆるめるモ!から“あの”をゲスト・ヴォーカルに迎えるなど、早くも話題を集めている。 ...…

戸渡陽太、メジャー・デビュー・アルバム『I wanna be 戸渡 陽太』をリリース&インタヴュー掲載

インタヴュー

戸渡陽太、メジャー・デビュー・アルバム『I wanna be 戸渡 陽太』をリリース&インタヴュー掲載

福岡出身のシンガー・ソングライター、戸渡陽太が、メジャー・デビュー・アルバムを東京スカパラダイスオーケストラのレーベル"JUSTA RECORD"よりリリース。楽曲プロデュースに深沼元昭、高桑圭(Curly Giraffe)、mabanua、阿部芙蓉美、レコーディング・ミュージシャンに茂木欣一(東京スカパラダイスオーケストラ)、白根賢一(GREAT 3)、渡辺シュンスケ(Schroeder-Headz)といった錚々たるアーティストを迎え、約1年をかけて制作されたこれ以上ないデビュー作。同作をハイレゾ配信する…

大森靖子、亀田誠治やミトら豪華プロデューサーを迎えたメジャー2ndアルバム、ハイレゾ配信

レヴュー

大森靖子、亀田誠治やミトら豪華プロデューサーを迎えたメジャー2ndアルバム、ハイレゾ配信

2014年、ひとつ時代を象徴する存在となった大森靖子が子供を授かり出産を終えて、前アルバム『洗脳』から約1年3ヶ月ぶりにリリースしたメジャー2ndアルバム『TOKYO BLACK HOLE』。大森靖子は東京をブラックホールに例えたのかもしれないが、もはや大森靖子がブラックホールとなり、より多くの人々を自分の側へ吸い寄せるために、多くの感情を吸い込んで凝縮したような作品である。言葉の情報量はより過多に。サウンドはよりキャッチーでアッパーに。まだ遠くにいる人へ向けて、強固なサウンド・アレンジで届けようとする意思…

大森靖子『大森靖子黒歴史 EP』を配信開始 & インタビュー

インタヴュー

大森靖子『大森靖子黒歴史 EP』を配信開始 & インタビュー

2013年3月に1stフル・アルバム『魔法が使えないなら死にたい』をリリースした女性シンガー・ソングライター、大森靖子。同アルバムのツアー・ファイナルを渋谷クアトロで開催、レーベル無所属のままソールド・アウトさせ、関係者をはじめ、さまざまな場所で話題をさらった。また、ジャンルの垣根を簡単に飛び越え、BiSやアップアップガールズ(仮)などアイドルとの共演もするなど、いま最も注目を集めるアーティストといえる。そんな大森晴子の黒歴史を暴きだす音源をOTOTOY独占で配信スタート。活動初期に録り溜めた楽曲、いまでは…

ototoy×disk union 「NEW SENSATION」第11弾 大森靖子 インタビュー

インタヴュー

ototoy×disk union 「NEW SENSATION」第11弾 大森靖子 インタビュー

インディーズに力を入れるレコード店disk unionと配信情報サイトOTOTOYがガッチリタッグを組んで、1ヶ月にわたって、たった一つのアーティストを押し続ける企画、「NEW SENSATION」! この企画でもっとも大事にするのは、バイヤー目線。広告予算がなくても、メジャー・レコード会社が決まっていなくても、「こいつら、絶対すげぇ!」そんなバンドが現場にはいっぱいいるんです。「NEW SENSATION」は、disk unionとOTOTOYがバイヤーの威信をかけ、本当に押したいもののみを展開する気合い…

The cold tommy、スカパラ主宰のJUSTA RECORDからメジャー・デビュー!

インタヴュー

The cold tommy、スカパラ主宰のJUSTA RECORDからメジャー・デビュー!

ギター、ベース、ドラムの3ピース・ライヴ・バンド、The cold tommy。東京スカパラダイスオーケストラ主宰のJUSTA RECORDからついにメジャー・デビュー。インディーズ時代には、2013年に2枚のミニ・アルバムを、2014年にはシングル1枚、アルバム1枚をタワーレコードのレーベル「SONIC ONE」よりリリースし、あらゆるライヴ会場でその爆発力を発揮してきた彼ら。満を持してリリースされるアルバムについて、メジャーの世界で活動していくことについて、メンバーにインタヴュー。...…

大森靖子、メジャー・ファースト・アルバム『洗脳』をハイレゾ配信&インタヴュー掲載!!!

インタヴュー

大森靖子、メジャー・ファースト・アルバム『洗脳』をハイレゾ配信&インタヴュー掲載!!!

2014年12月3日にリリースされた大森靖子のメジャー・デビュー・アルバム『洗脳』。カーネーションの直枝政広をはじめ、ソウル・フラワー・ユニオンの奥野真哉、ハロー! プロジェクトのアイドル曲を多く手掛ける大久保薫など、8人のプロデューサーがサウンド面でバックアップした本作は、音楽媒体をはじめ高い評価を得ながら現在もロング・セラー中。1月より公開されている映画『ワンダフルワールドエンド』では「呪いは水色」が主題歌として使用されるなど、2015年もその勢いは止まりません!! アルバム・リリース第1弾特集のライタ…

安藤裕子『あなたが寝てる間に』をハイレゾ配信スタート!!

レヴュー

安藤裕子『あなたが寝てる間に』をハイレゾ配信スタート!!

2014年にデビュー10周年を迎え、新たな門出を迎えた安藤裕子の8作目となるオリジナル・アルバムが届きました。大泉洋主演映画『ぶどうのなみだ』でヒロイン役”エリカ”としてスクリーン・デビューを果たすなど活動の幅を拡げるなか紡がれた本作には、矢野顕子の最新作への参加で頭角を現している松本淳一をアレンジャーに迎えた楽曲や、末光篤(aka suemitsu & the suemith)をサウンド・プロデューサーに迎えた初めてのクリスマス・ソング、そして安藤裕子サウンドには欠かせない山本隆二によるポップ・ソングなど…

OTOTOY AWARD 2014ーーOTOTOYスタッフが選ぶ、2014年のBEST ALBUM 20 & BEST SINGLE 10

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OTOTOY AWARD 2014ーーOTOTOYスタッフが選ぶ、2014年のBEST ALBUM 20 & BEST SINGLE 10

2014年、OTOTOYの音源配信トピックは2つ。1つ目はOTOTOYが、2009年からずっと提案し続けたハイレゾ(始めた当初はHQDと言ってた)が、遂に一般層にまで伝わるようになったこと。2013年の秋に、ソニーが(ハイレゾ対応のプレイヤーを発売するなど)本格参入したことをきっかけに、2014年1月の「のうりん」でアニソン・ハイレゾが注目を浴び、4月にASIAN KUNG-FU GENERATIONのGotch、9月にくるりというJ-ROCKシーンを引っぱるアーティストがハイレゾでリリースを行い、さらにA…

大森靖子、メジャー・ファースト・アルバム『洗脳』をハイレゾ配信!!!

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大森靖子、メジャー・ファースト・アルバム『洗脳』をハイレゾ配信!!!

"脳"みそ"洗"い流すべく聴いてください。大森靖子、メジャー・デビュー・アルバム『洗脳』がついに登場!! 前作『絶対少女』に引き続いて参加したカーネーションの直枝政広をはじめ、ソウル・フラワー・ユニオンの奥野真哉、ハロー! プロジェクトのアイドル曲を多く手掛ける大久保薫など、8人のプロデューサーがサウンド面をバックアップ。ミュージック・ビデオが先行公開された「ノスタルジックJ-pop」「絶対絶望絶好調」「イミテーションガール」や来年1月に公開される映画『ワンダフルワールドエンド』の主題歌「呪いは水色」、そし…

大森靖子と来来来チーム 最初で最後の? コラボレーション・アルバムをリリース!

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大森靖子と来来来チーム 最初で最後の? コラボレーション・アルバムをリリース!

思えば、大森靖子が注目を浴びる結果となった1stフル・アルバム『魔法が使えないなら死にたい』のリリースが今年の3月だったなんて、遠い昔のようだ。そう感じさせるほど、2013年、彼女はつねに動き続けている。そんな彼女に、ありそうでなかったコラボレーションを呼びかけたのは、"商店街ポップ・バンド"、来来来チーム。大森とは反対に、ゆったりと活動する彼らをたのしみにしていた人たちにとってもうれしい話が届きました。...…

大森靖子、教会でDSDネイティヴ録音&ネイティヴ・ミックスした音源を26歳誕生日にリリース!

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大森靖子、教会でDSDネイティヴ録音&ネイティヴ・ミックスした音源を26歳誕生日にリリース!

「なんでもない日おめでとう!」なんて言葉もあるが、本日9月18日は特別な人の誕生日である。そしてその特別な人の誕生日を、もっと特別にするために、OTOTOYから新たな音楽をリリースする。『大森靖子 at 富士見丘教会』。そう、9月18日は大森靖子の生誕日なのだ。ギター一本で、あらゆるライヴハウスに行き、時にはアイドル・シーンにも切り込んで、やわらかな歌声で歌ったかと思えば、突き飛ばすようにギターをかきむしる。激情的なようで非常に冷静にも見える。簡単に理解できないからこそ心奪われるシンガー・ソング・ライター、…

2013年、OTOTOYが取り組んできたDSD関連の活動を総まとめ!!

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2013年、OTOTOYが取り組んできたDSD関連の活動を総まとめ!!

2013年もいよいよ大詰め。今年もいろんなことがありましたね。音楽業界に限って言えば、2013年はSONYが"ハイレゾ音源"対応の再生機器を一挙に発表したことで、CD以上の音質で音楽を聴くということが、かなり一般的になった一年だったと思います。そして、そんな"ハイレゾ音源"の最高峰に位置しているのがDSDです。DSDとは、一般的なCDとはまったく違うレコーディング形式を採用し、アナログ・レコードのように滑らかな音質と、デジタルならではの透明度を両立させた高音質フォーマットのこと。OTOTOYでは、2010年…

SuiseiNoboAz『ubik』配信開始 & インタヴュー

インタヴュー

SuiseiNoboAz『ubik』配信開始 & インタヴュー

ついに、というか、ようやくのメジャー・デビューである。高田馬場発の3ピース・ロック・バンド、SuiseiNoboAz(スイセイノボアズ)。オワリカラ、東京カランコロンなど、いわゆるTOKYO NEW WAVE世代のバンドとともに新宿のライヴ・ハウスを中心に活動した時期を経て、日本全国をまわり、今年は海を越えてSXSW 2013でのライヴも決行。ライヴ・バンドとしてその実力と迫力はますます強固なものとなっている。音楽を追求することへのストイックさに反して、自己プロデュースへの色気を出すことがなかった。そのため…

やくしまるえつこ「ロンリープラネット」、DSD 5.6MHzリマスタリングVer.で配信開始!

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やくしまるえつこ「ロンリープラネット」、DSD 5.6MHzリマスタリングVer.で配信開始!

やくしまるえつこ「ロンリープラネット」は、ギターを永井聖一と小山田圭吾、ドラム&プログラミングをJimanica、プログラミング&パーカッションをzAkが担当した楽曲。収録時間は16分を超え、空間を超越するようなこの壮大な楽曲を、やくしまるえつこが4月10日に発売する最新アルバム『RADIO ONSEN EUTOPIA』を記念し、『ロンリープラネット(DSDマスタリング ver.)』としてOTOTOY限定で配信。リマスタリングを手掛けたのは、高橋健太郎。規格は「DSD 5.6MHz」と「DSD 2.8MHz…

tricot『小学生と宇宙』配信開始&インタビュー

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tricot『小学生と宇宙』配信開始&インタビュー

中嶋イッキュウ(Vo/Gt)、キダ モティフォ(Gt/Cho)、ヒロミ・ヒロヒロ(Ba/Cho)、komaki♂(Drums)によって結成されたtricot。東京での自主企画をSOLD OUTさせたり、「ARABAKI ROCK FEST.12.」にも出演するなど、日に日に注目度が高まっています。そんな彼女たちの2ndミニ・アルバムがついにリリース!! ライヴを観て一目惚れしたOTOTOY編集部の西澤が、それ以降の東京でのライヴに全て足を運び、満を持してインタビューを決行。OTOTOYが自信を持って大大大プ…

WRENCH『1995-1998 Zkseason』インディーズ音源のベストを配信限定リリース!

レヴュー

WRENCH『1995-1998 Zkseason』インディーズ音源のベストを配信限定リリース!

90年代のインディー時代楽曲限定でのライヴ・セットをKAIKOO POPWAVE FESTIVAL'12と下北沢SHELTERで披露することを発表したWRENCH。この機会に長らく廃盤となっていたインディーズ時代のアルバムから、メンバー自らセレクトした楽曲を配信限定でリリース!【Track List】01. 原子帰省 / 02. 空 / 03. ヒポテーゼ / 04. 時空自在 / 05. 呼吸する夢 / 06. 空虚放浪 / 07. 説明はいらず / 08. シンクロカプセル / 09. タイマツ、キニケ…

tricot「 爆祭-BAKUSAI-vol.4」ライヴ・レビュー

ライヴレポート

tricot「 爆祭-BAKUSAI-vol.4」ライヴ・レビュー

いつから、“ロック”は古くさい言葉になってしまったのだろう? もちろん、その思想自体は今でも力を持っている。古くなってしまったのは、メディアによって使い古され、記号となってしまった3文字そのものだ。そうは言っても、ロックという言葉を使ってバンドを語るべきときというのがあって、2012年はまさにその時代なのではないかと思っている。そこで語られるロックは、遺伝子的なレベルから生まれてきている。それがとてつもなくおもしろい。その最先鋒と言えるバンドが、大阪の空きっ腹に酒や、京都のtricotといった若い世代の音楽…

recommuni パワー・プッシュ!! Fuji rock出演アーティスト特集

コラム

recommuni パワー・プッシュ!! Fuji rock出演アーティスト特集

1995年に始動。1999年シングル「はなればなれ」でメジャーデビュー。当初よりライヴやレコーディングなどにおいて他のアーティストとのコラボレーションや楽曲提供、プロデュースなど多岐に渡る活動を続けながら、独自のスタンスを築き上げている。2007年7枚目となるオリジナル・アルバム『Musical』をリリース。その後行われたライブ・ツアー「tour Musical」を追ったドキュメンタリーが映画となり、昨年に全国劇場にて公開。各地で異例のロング・ランを記録した。...…

サウンドポタージュ diskunion × CR-J tokyo

インタヴュー

サウンドポタージュ diskunion × CR-J tokyo

去年からなにやらインディーズ・シーンが騒がしい。リリースが相次ぎ、多くの自主企画が開催され、どこかしらでインディーズ・バンドが大騒ぎを繰り返しているのだ。そんな中、幅広い音楽の知識と20年以上続く伝統を持ち、信頼のおけるチャートを制作しているCRJ-tokyoと、CD-Rであろうと自主盤であろうと、とにかく質の高い音楽を棚に面チンし続けるdisk unionが、協力してインディーズの未来を予見するコンピレーション・アルバムを制作した。...…

3人の強者ミュージシャンが集ったso many tearsデビュー・アルバム配信開始!

インタヴュー

3人の強者ミュージシャンが集ったso many tearsデビュー・アルバム配信開始!

FISHMANS、東京スカパラダイスオーケストラ、Polaris… この3バンドのメンバーが共に音楽活動をしていると聞けば、注目せずにはいられないだろう。 茂木欣一(Dr、Vo)、加藤隆志(G、Vo)、柏原譲(B)。それぞれのバンドに所属する3人が集まり、So many tearsとしてデビュー・アルバムをリリースする。リヴァーブのかかった神秘的な音が宇宙の中へと私たちを誘い、ゆらゆらと浮遊感に身を任せればその先へと魂が飛んで行く。このアルバムを聴いた時、そんな感覚が体を貫いた。しかしその音は決して足取りの…

SuiseiNoboAz新作『THE(OVERUSED)END OF THE WORLD and I MISS YOU MUH-FUH』から一曲を先行フリー・ダウンロード!

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SuiseiNoboAz新作『THE(OVERUSED)END OF THE WORLD and I MISS YOU MUH-FUH』から一曲を先行フリー・ダウンロード!

SuiseiNoboAzのギター&ボーカル石原正晴と新代田の一軒家に住んでいたことがある。何度となく、お互いのバンドや楽器のことを話したものだ。その時から、石原のロック感は、何も変わっていないようだ。ニュー・アルバム『THE (OVERUSED) END OF THE WORLD and I MISS YOU MUH-FUH』からは、夜な夜な語ったロック感がはっきりと伝わってくる。感情が渦を巻き、ファズが暴れ、そして吠える。そうそう、そんなにおとなしいやつじゃなかったはずだぜ… 元同居人であった筆者が、2回…

SuiseiNoboAz『THE(OVERUSED)END OF THE WORLD and I MISS YOU MUH-FUH』

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SuiseiNoboAz『THE(OVERUSED)END OF THE WORLD and I MISS YOU MUH-FUH』

SuiseiNoboAzのギター&ボーカル石原正晴と新代田の一軒家に住んでいたことがある。何度となく、お互いのバンドや楽器のことを話したものだ。その時から、石原のロック感は、何も変わっていないようだ。ニュー・アルバム『THE (OVERUSED) END OF THE WORLD and I MISS YOU MUH-FUH』からは、夜な夜な語ったロック感がはっきりと伝わってくる。感情が渦を巻き、ファズが暴れ、そして吠える。そうそう、そんなにおとなしいやつじゃなかったはずだぜ… 元同居人であった筆者が、2回…

BACK DROP BOMB『Coming re:Action』

レヴュー

BACK DROP BOMB『Coming re:Action』

過去の音源をメンバー自らコンパイルし、全編アレンジ&再レコーディングした全38曲のパーツを再構築。20分強の壮大なるダイジェスト・メガ・ミックス音源となってリリース。''【ゲスト・アーティスト】''DJ BAKU(Turn Table)、JON-E(MC)、山縣 賢太郎(Trumpet)、空中紳士(Darbuka)、Martin Kinoo(MC)、武嶋聡(Sax)、Tinnen(Timbales)、UNURAMENURA(Programing)...…

直枝政広&曽我部恵一『流星』インタビュー

インタヴュー

直枝政広&曽我部恵一『流星』インタビュー

作詞・作曲 : 曽我部恵一演奏 : 直枝政広&曽我部恵一プロデュース : 直枝政広(カーネーション)'''Comments'''曽我部くんの「流星」弾き語りデモはレゲェ調のカッティングだった。だからこのリズムは必然。お客さんたちの前で歌ってからスタートする曲、そういうのはきっと長持ちすると思うんだ。...…

今、東京インディー・シーンで起こっていること

コラム

今、東京インディー・シーンで起こっていること

大都会東京。下北沢、渋谷、高円寺、吉祥寺、代官山、秋葉原、小岩... と、都内には実に多くのライブ・ハウスが点在するが、今インディー・シーンで一際目立っているのが新宿。20代前半の次世代ミュージシャンらが、ライブ・ハウス新宿MotionやMARZを中心に切磋琢磨し、新たな音楽、新たな熱狂を生み出している。今回は『TOKYO NEW WAVE 2010』、フリー・サンプラー『Next Music from TOKYO!!!』という2つの音源を中心に、そんなシーンのど真ん中にいるバンド達を紹介しよう。...…

緊急レポート DOMMUNEはすごい!

コラム

緊急レポート DOMMUNEはすごい!

ライヴ・ストリーミングでトーク・ライヴや音楽の配信を続けるスタジオ『DOMMUNE』。このスタジオを個人で立ち上げたのは宇川直宏。現代美術家、グラフィック・デザイナー、VJなど、様々な肩書きを持ち、常に新しいことへの挑戦を忘れない。今では夜毎5000人前後の"観客"を集めるようになったこのスタジオは、3月1日、東京・渋谷に開局した。「週末はクラブへと足を運んでほしい」との思いから、放送は週末を外した、日曜から木曜までの19時から24時の間となっている。19時から21時まではゲストを呼んでのトーク・ライヴ、2…

CRYSTALの配信限定オフィシャルDJ MixをHQD配信 『Made In Japan "Future" Classics』/ インタビュー

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CRYSTALの配信限定オフィシャルDJ MixをHQD配信 『Made In Japan "Future" Classics』/ インタビュー

曽我部恵一BAND、DE DE MOUSEなどのリミックスを手掛け、川崎工場地帯の某工場屋上にて行われているインダストリアル・レイブ・パーティー「DKSOUND」でレジデントDJを務めるTraks BoysのCRYSTALによる配信限定オフィシャルDJ Mixを24bit48KHzの高音質で配信します。国内ではototoy限定販売!! そして、3月25日(木)より、予約の受付も開始。DOMMUNEでのプレイも記憶に新しいCRYSTALのDJ Mixを、最高の音質で一刻も早く手に入れてくださいね。 ...…

CRYSTALの配信限定オフィシャルDJ Mixを24bit48KHzの高音質配信開始!! 『Made In Japan "Future" Classics』収録アーティストによるコメントも掲載!!

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CRYSTALの配信限定オフィシャルDJ Mixを24bit48KHzの高音質配信開始!! 『Made In Japan "Future" Classics』収録アーティストによるコメントも掲載!!

BAND、などのリミックスを手掛け、川崎工場地帯の某工場屋上にて行われているインダストリアル・レイブ・パーティー「DKSOUND」でレジデントDJを務めるのによる配信限定オフィシャルDJ Mixを24bit48KHzの高音質で配信開始! 国内ではototoy限定販売!! DOMMUNEでのプレイも記憶に新しいCRYSTALのDJ Mixを、最高の音質で聞いてください! ...…

SuiseiNoboAz『SuiseiNoboAz』インタビュー text by 渡辺裕也

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SuiseiNoboAz『SuiseiNoboAz』インタビュー text by 渡辺裕也

スイセイノボアズ。何とも捉え所のない名前だが、彼らこそが真の正統派だ。レッド・ツェッペリンを思わせる硬質で尖ったグルーヴ。メンバーがステージに並んだ時の佇まい。そして漂う色気。このバンドにはそのすべてが備わっている。これぞ男が惚れて女も濡れる、真正のロックンロール。彼らを突き動かしているのは、自分達の鳴らす音を世界中に轟かせようという途方もない野心だ。そしてこの野心が昨今のアンダーグラウンドには明らかに欠けていた。プロデュースを手掛けたのは向井秀徳。無意味が意味に転化する瞬間の、あのえも言われぬ高揚感。20…

カーネーション『Velvet Velvet』 レビュー by 西澤裕郎

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カーネーション『Velvet Velvet』 レビュー by 西澤裕郎

僕がカーネーションを知ったのは中学生の頃。何の曲だったかは忘れてしまったが、ラジオで初めて耳にした。今調べてみると彼らがコロムビアに移籍して、アルバム『EDO RIVER』を発表した頃にあたる。正直に言えば、僕はカーネーションの音楽を素通りしてしまっていた。今では信じられないくらい全体的にCDが売れていた時代で、NHK-FMでフィッシュマンズやTOKYO NO.1 SOUL SETなどを聴いてはいたものの、少ない小遣いはサザンオールスターズやMr.ChildrenのCDに費やす普通の少年だった。 ...…

カーネーション「さみだれ」高音質で先行配信 インタビュー by 渡辺裕也

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カーネーション「さみだれ」高音質で先行配信 インタビュー by 渡辺裕也

間もなく3年ぶりのニュー・アルバム『Velvet Velvet』をリリースする、カーネーションの直枝政広さんに、新作について、そしてその新作に先駆けた「さみだれ」のHQD配信について語って頂いた。『Velvet Velvet』の詳細についてはリリースの際にまたお伝え出来るはずなので、あまりここで僕が多くを話すべきではないと思っている。ただ一言だけ。このカーネーションというバンドの『EDO RIVER』という作品と出会ってから15年が経った今、再びこのバンドの新作に興奮させられているという事実に、僕は胸を震わ…

NEXT POP powered by Motion VOL.5

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NEXT POP powered by Motion VOL.5

このコーナーは日々新しい才能を排出し続け、今最も勢いのあるライヴ・ハウス新宿Motionのスタッフが、“NEXT POP”をキーワードに次世代のミュージック・シーンを担うアーティストを、どこよりも早く紹介するコーナー。今回は、「''Motionがたった4年で東京で最も勢いのあるライヴ・ハウスの一つとして急成長をした''」その秘密を探るために、10月から始まる4周年のアニヴァーサリーを目前に控え、大忙しのMotionの店長 鶉野拓人氏とブッキング・マネージャーの池内恵己氏にインタビューをしました。そして、なん…

session#3 石原正晴(SuiseiNoboAz)×Hacchan'(Pecombo)+安田寿之

連載

session#3 石原正晴(SuiseiNoboAz)×Hacchan'(Pecombo)+安田寿之

新しいバンドが次々と現れては消え、常に混沌としていた東京ロック・シーンに光が射した。SuiseiNoboAz(スイセイノボアズ)の登場である。石原正晴(G,Vo)が、前身バンドを経て、2007年に溝渕匠良(Ba)と櫻井範夫(Dr)と共に結成した、ストレートな3ピース・ロック・バンドである。主に東京の新宿界隈で活動している。...…

session#2 加藤隆生(ロボピッチャー)×石原正晴(SuiseiNoboAz)

連載

session#2 加藤隆生(ロボピッチャー)×石原正晴(SuiseiNoboAz)

古都、京都。この街は、ある種のあこがれと哀愁を想起させる街だ。鴨川の美しい景色、町中に点在する神社、それを繋ぐ路面電車などが、土地の歴史、学生時代の甘酸っぱい思い、盆地特有のうだるような暑さまでも思い出させてくれる。そんな街で、酒蔵を改造したライブ・ハウスで活発に活動しているバンドがいる。結成して6年目になるロボピッチャーだ。京大の西部講堂で行われるボロフェスタを主催、京都のカルチャー・フリーペーパー「SCRAP」を発行するなど、ライブ活動以外でも京都の地場と深くつながっている。その音楽は、作詞、作曲を担当…

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