これまでのthe morningsのイメージをくつがえし、音楽の"あるべき姿"へ近づく――3年半ぶりの新作をハイレゾ配信!

ハードコア、ニューウェーブをベースにしたオルタナ・サウンドとともに、ハプニングありの爆発的なライヴ・パフォーマンスで魅了してきたthe mornings。前作から3年半のあいだ、結成10周年、サウス・バイ・サウスウエストへの出演、そしてメンバーの脱退を迎え、新たなフェイズへ突入。ミックスに日本のダブ・ステップのキーパーソンであるGOTH-TRAD、マスタリングにゆらゆら帝国やOGRE YOU ASSHOLEも手掛けるエンジニア・中村宗一郎を迎え、音楽的な深化にフォーカスした新作『idea pattern』を完成させました。
大胆なシンセ・サウンドの導入、緻密なリズムの構築、浮遊感のあるコーラスワーク――これまでのサウンドから大きな変化が見られる全9曲。そしてOTOTOYではこれをハイレゾ(24bit/44.1kHz)で配信。さらにボーナストラックとして、DJユニットLEF!!! CREW!!!がリミックスした「fuji」をお届けします!
この変化を問うべく、キシノジュンヤ(Vo, Gt) とワタナベシンペイ(Vo, Syn)に話を伺いました。インタヴューとともにthe morningsの新たな始まりを聴いてください。
the mornigs / idea pattern
【Track List】
01. fuji
02. 最近のアメリカ人
03. VSCOM
04. B/S/D BLADE
05. ケチャンゲリオン
06. グリーンメタル
07. お腹の痛い敵
08. キラーサーカス
09. ベースは森
【配信価格】(各税込)
【左】(ハイレゾver.)
ALAC/ FLAC / WAV(24bit/44.1kHz) : 単曲 220円 アルバム 2,100円
【右】
ALAC/ FLAC / WAV(16bit/44.1kHz) : 単曲 200円 アルバム 1,800円
mp3 : 単曲 150円 / アルバム 1,300円
OTOTOY配信限定ボーナストラック!!
「fuji (LEF!!! CREW!!! Remix) Remixed by LEF!!! CREW!!! Mixed and Mastered by TSUTCHIE (SYNC TWICE / SHAKKAZOMBIE)」
☆M1「fuji」を、DJユニットLEF!!! CREW!!!がリミックス! ミックス&マスタリングはTSUTCHIE (SYNC TWICE / SHAKKAZOMBIE)。
※ハイレゾ(24bit/44.1kHz) ver. に収録されているボーナストラックは16bit/44.1kHz音源になります。
INTERVIEW : the mornings
the morningsの音楽を少しでも知っている人は今作を聴いて驚くかもしれない。今作『idea pattern』はこれまでとはガラリと方向性の変わった作品だ。暴れたくなるようなハチャメチャさは鳴りを潜め、衝動に頼らずとも胸を熱くさせるオルタナティヴ・ミュージックがそこにある。「聴いたことのない音」を追求するため、the morningsはストイックに音楽に向き合い、アルバムを作り上げた。そしてなにより、バンド外の多くの人の力を借りたからこそ、メンバーの想像すら超えた「自信作」になったという。
練りこまれたグルーヴ、緻密に配置されたシンセとギター。音像にもこだわったという今作は、サウンド全体が薄暗い霧のようなもので覆われている印象を与える。その暗がりのなかから、いつ飛び出してくるかわからないパンチの数々に、新鮮でかっこいい音楽と出会ったというシンプルな喜びと興奮をとにかく感じるのだ。ぜひ『idea pattern』を紐解くため、音源をあわせて読んでいただきたい。
インタヴュー&文 : 鶯巣大介
今回はライヴの激しさとかじゃなくて、「すごい曲できてるでしょ?」っていうのを見せたかったんです
――the morningsってかなりエネルギッシュでテンション高めなイメージがあったんですが、今作『idea pattern』はガラッと方向性が変わってますね。
キシノジュンヤ(以下、ジュンヤ) : 常に新鮮な曲を作ろうと考えてやってるんだけど、前の作品(『SAVE THE MORNINGS!』)では試行錯誤してとりあえず形にできたものをリリースしたんですよ。それが今回はより曲そのものの完成度にフォーカスし始めたところがすごくあって。前は初期衝動バンドみたいに言われてたけど、今回はライヴの激しさとかじゃなくて、「すごい曲できてるでしょ?」っていうのを見せたかったんです。
――そういう面を見せたいって気持ちはどうして生まれたんでしょう?
ジュンヤ : 前のアルバム以降の曲作りの過程で、曲に対する自信がすごく高まってきていて。前はコラージュ的にできた曲が多かったんだけど、結構構築して作れるようになってきていたんですよ。だから自分たちとしても激しいパフォーマンスやライヴで盛り上げるということより、もっと音楽的な成長ってとこに一層フォーカスしたくなった。

ワタナベシンペイ(以下、シンペイ) : 曲をちゃんと全部ジュンヤが作るっていう度合いが大きくなってきたよね。前は例えば他の誰かのフレーズから展開することもあったけど、今回の曲は全部発端がジュンヤなんですよ。バンドとして曲の作り方が変わりました。
――それは自然に変わっていったんですか?
ジュンヤ : そうですね。前作以降は明確に僕が作る比率が増えていって。ある程度作り込んだ状態でデモを渡すようになったんです。
シンペイ : ジュンヤが作ってきたものがすごくかっこよくて、この曲やりたいなって思うやつばっかりだったんで。僕らはそれをどう自分のものにするかっていうのが今回の作り方。
――なるほど。アルバム自体作ろうって思ったのはいつなんでしょう?
ジュンヤ : 2013年に参加したサウス・バイ・サウスウエスト(以下、SXSW)のときくらいです。
シンペイ : そのときは今回のアルバムの曲が半分と、前作の曲半分でライヴセット組んでて。
ジュンヤ : でも全然アルバム作るには曲足りなくて。2013年でバンドが10周年だったので、何か出そうって感じで動き出しました。
――SXSWのあと4ヶ月間ライヴ活動を休止してたそうですね。これは曲制作のためですか?
ジュンヤ : ふたつ理由があって、そのひとつがアルバム制作のための曲作り。もうひとつが、こんなこと言うのもあれだけど、SXSWでの反省があって。ギターの弦が1曲目で切れたりとか、ベースの音が出なくなったりとかで、ライヴ途中で止めなきゃいけなくなっちゃったり。そのとき一緒にボアズ(SuiseiNoboAz)もSXSWに行ってたんだけど、彼らはすごくいいライヴしてて。僕たちも今までは同じようなステージでやって盛り上げることができてたけど、ボアズが当時と比べてすごい上に行ってて、強度が上がってるなと思って。うちらはどうなんだってことを考えました。で、ちょっとライヴ休んで、曲作りと基礎体力アップしようってことで休止しました。基礎体力って、各個人演奏の強度を上げていく練習をしようっていう話。
シンペイ : そうそう。でもその決断してよかったよね。音楽を楽しくやるよりも追求することが目標としてより強くなってきたというか。やっぱ「バンドなんだからそうあるべき」って改めて強く思った。SXSWの悔しさもあったし、いま作ってる曲のかっこよさをうまく表現できないジレンマとかもすごいあって。そういうのをうやむやにしないで突き詰めるのがバンドをやる目標になった。そこでカチッとモードが切り替わったなって思います。
自分がやりたい音を出すというよりは、曲全体のなかで自分が弾くフレーズの意味を考えてる
――そういったバンドの方向が変わっていくなかで、今年の初めにベースのラリーさんが脱退されましたよね。
ジュンヤ : ほんとに家族みたいな存在だったので、それがいなくなるっていうのはすごい悲しかったです。
――その後、どう気持ちを変えていったんでしょうか?
ジュンヤ : 今回僕は曲を全部作ってきたから「このアルバムのプロデュースは自分がやる」ってメンバーに話してたんです。でもラリーさんが抜けるってことは10年自分たちでやってきたものとはどうしても変わっちゃう。ベースは他の人が演奏することになるから。ラリーさんが抜ける前にアルバムの曲の原型は全部できてたんですけど、「じゃあ今ある曲をを他の人の力を借りてでも最高にしたい」という方向にシフトして。だからいろんな人に助けてもらおうと思いました。
――サポートとして、ライヴでも今作でもベースを弾いてる溝渕(匠良)さん(ex. SuiseiNoboAz)もそのひとりですね。
ジュンヤ : そうですね。友達の中でも溝渕さんと僕は曲に対する考え方がすごい似てる気がしているんです。
――へぇー。それはどういうところですか?
ジュンヤ : 俯瞰して全体をみる感じ。自分がやりたい音を出すというよりは、曲全体のなかで自分が弾くフレーズの意味をすごい考えてやる人だから。彼は元々すごいテクニックがあって、やろうと思えばなんでもできるんですけど、自分が主役にならなくても適切なフレーズを考えて入れる人なんだなと思いました。
――じゃあジュンヤさんと溝渕さんの目指す音楽のモードが合っていた、と。
ジュンヤ : そうだね。もともと僕が1番したいのは、僕が作った曲をやるというよりも、バンドでやることで僕が作ったもの以上の想像がつかない曲をやりたいっていうのがあって。でも「こんだけ作りこまれたらアレンジできない」とかいう声もあったんです。
――渡された側としてはやっぱり難しいですか?
シンペイ : そうですね。アイデアを出しても、ジュンヤが「それよりは俺がやってきたやつのほうが」みたいな。
ジュンヤ : そうそう(笑)。こだわりもあるし、僕としては意図を理解してもらった上で、それを超えるものを出してほしいっていうところがあって。すげーわがままだと思いつつも「俺が作ったものよりさらに俺がいいと思うものにしてほしい」みたいな(笑)。でもそれがバンドだって思ってて。みんなの個性があってそれをちゃんと出してもらって、それによって自分が想像した以上のものになるのが理想なんだけど、メンバー間のパワー・バランスもあって、それがなかなかできてなくなってきてた。だけど溝渕さんは外から客観的に見てくれたから、自分たち気づいてなかったアプローチとか提案してくれて、それが想像を超えるっていうか。

――深いとこまで考えてくれてるんですね。
ジュンヤ : そう。例えば「グリーンメタル」って曲。サビのベース・ラインとか「ここちょっと変えたいんだよね」って溝渕さんが僕の家に来て、ふたりでベースとギターの生音で色々やってみたらすごいハマって。そういう提案をどんどんしてくれた上で、「これちょっとやりすぎじゃないかな」とか言って、別のフレーズにしたりとか。俺のやりたいことに対して具体的に何かを出してくれて、曲がもっとかっこいいものになるっていうことが、実際にできたなと。
――シンペイさんから見てもどうですか。溝渕さんがサポートするようになって。
シンペイ : いい意味で物言い役みたいな人が入ってくれると、あぁそういう考え方もあるんだなぁってすごい新鮮でした。それで自分もそのアイデアに触発されて、アイデアが浮かんできたこともあったんで、いい刺激になってると思ってます。
――10年やってきたメンバーからとは違う視点をもらえますもんね。
シンペイ : あと今回初めてこのアルバムでA&Rとしてハリエンタルの社長のハリエくんからもいろんな意見をもらいながらやってきたんです。それで、人に意見言われると変わるんだなぁとかすごく思いました。いままでほぼ自分たちだけでやってたんで、そういう経験がバンドとしてもなくて。だからほんとに新鮮も新鮮(笑)。
イデア界にある本質をすくい取って曲に反映をすることが、鳥肌につながる
――今作はあるべき姿の模様という意味を表す『idea pattern』っていうタイトルなんですが、これはどういう意味こめられているんですか?
ジュンヤ : 僕はレディオヘッドすごい好きなんですけど、高校のとき英語わかんないけどこれすごいなって思ったんです。聴いて鳥肌が立つのは、本質的に自分が持ってる人間として感動する部分を揺り動かされているってことなんだろうなと。プラトンの”イデア”って言葉があるじゃないですか。音楽の本質的な形がイデア界にある的なことを考えてて。……これの説明やだな(笑)。イデア界にある本質をすくい取ってその曲に反映をすることが、鳥肌につながるんじゃないかなって。
――音楽の本質をすくいとる。
ジュンヤ : そう。”イデア”っていうキーワードはバンドの中ですごい昔から言ってたんですよ。例えばいまこれが流行ってるから、踊れるからやるとかじゃなくて、それがほんとに自分たちの心にグッとくるのかみたいなことは、深いところで共有してやってたはず。
シンペイ : だからほんとに妥協できなくなるんですよね。1曲作るのにすごい時間かかるし。でも結構グッとくる瞬間はみんなグッときてるみたいな。誰かひとりグッときてないと、それはボツになっていくっていうか。
ジュンヤ : 「これでOKでしょ」みたいなラインはわりと共通してて。そこの判断基準とかは共有してると思う。
シンペイ : 一回できた曲もライヴでやって、ゴソっと変えたりとか。
――できあがったものの発表の場がライヴって感じではないんですね。
ジュンヤ : ライヴは楽しい場所でもありトライアルする場所みたいな感じです。
――なるほど。そうやってライヴを通じて曲の精度を高めていくなかで、今作で試行錯誤した曲ってどれですか?
ジュンヤ : どれもめっちゃ時間かかった…。試行錯誤って意味だと、「VSCOM」と「B/S/D BLADE」ですかね。その2つは大変でしたね。
――そもそもジュンヤさんが曲作るときってどういう流れなんですか?
ジュンヤ : 変遷はあるんですけど、いまはベース・ラインとリズムだけ決めてなにを重ねていくかを考える。パソコンで作ってるんですけど。
シンペイ : でもそのパソコンで作る比率が上がってからより聴いたことない曲が増してったんだよね。普段手癖でやってるものから外れたものが出来上がるというか。
ジュンヤ : そうそう。もともとギターでベースラインかギターリフから作ってたんですけど、手癖になっちゃうのがすごい嫌で。自分が得意なことやったら自分が知ってるものになっちゃうから。知らないものを作るためにまず頭で考えて頭で鳴らした音を一音ずつ鍵盤で拾ってっていうことをやってます。
――新しい音楽を作るために作り方も徹底して意識的に変えてるんですね。
シンペイ : ネタが出てくると毎回「またすげぇのきたな!」って感じになるんですよ。これ形にするとどうなるのかなって興味でいっぱいになるんですよね。「ちょっとこれを手で弾くのはむずかしい」みたいなのもあるから作る過程は大変なんですけど。
ジュンヤ : いじわるして、ちょっと難しいフレーズにしてやろうとか(笑)。
――これくらいついてこいって意味でいじわるを (笑)?
ジュンヤ : 「VSCOM」は個人的なイラツキをフレーズにしました(笑)。最初のシンセのシーケンスが鳴ってるんですけど、ライヴ休止して曲作りしてた時にポンタ(シンペイの呼び名)とラリーさんがモーニングス以外の新バンドとかDJとか課外活動をしてた時期があって。「休止して曲作って体力あげようぜってときになんだ! 俺めっちゃ夜中に作ってるわ!」と思って、シンセとベースがむずかしい曲にしてやろうって (笑)。結果的にキャッチーな曲になったんですけど、始まりはそういう私怨があったんです。(笑)。
自分の思ってた、バンドが思ってた想像を軽く超えてる
――あはは(笑)。ライヴ活動を休止してるあいだに作った曲っていうのはどれになるんでしょうか。
ジュンヤ : 「VSCOM」、「ケチャンゲリオン」、「グリーンメタル」、「キラーサーカス」、「ベースは森」です。結構多いな。それ以外の曲はその前にゆるゆる作ってた。
――前作と比べるとシンセの割合が増えたりと、楽器の使い方も変わりましたよね。
ジュンヤ : うん。前作まではポンタがギター持ってたんですけど、シンセのノイズが面白いからギターはいらないんじゃん? って。
――シンペイさんはいま、完全にシンセとヴォーカルだけ?
シンペイ : そうですね。そうなってからは、シンセでのアプローチを色々試していて。少なからず曲とかレコーディングとかミックスの考え方に反映できてよかったなって思いますね。
――ちなみにですけど、どういう音源を参考にされたんですか?
シンペイ : 最近だとフライング・ロータス周りとか。
ジュンヤ : 溝渕さん含めてこの前〈ブレインフィーダー〉のレーベル・パーティーに行きました。最新の音楽聴いとこうぜみたいな。やっぱりバンドじゃ出せない音だし、見せ方も面白くて。それはすごくアルバムに反映されてると思います。

――どういった部分をバンドに還元したんでしょう?
ジュンヤ : バンドだとわりと直線的な音が出るじゃないですか。フライング・ロータスとかその辺の人たちは、音の配置にめちゃくちゃこだわってるんだなと思いました。ハイハットはここで、ノイズがここで、ベースがここで、とかそういう配置をひとりで考えて作ってるのがすごいなと思って。そういう見せ方とか音の立体感を出すってことは取り入れたいと思ってたんですよ。ミックスをしてくれたGOTH-TRADさんにはそれを伝えました。
シンペイ : 音符や音階っていうよりは音像としての斬新さがあったから、いわゆるエレクトロ・シーンと交わるとおもしろくなるのかもしれないなと。
――ミックスで1番変化があったのは音像の部分ですか?
ジュンヤ : 音に立体感を出してもらった部分と、曲の「ここをこうしたらもっとおもしろいんじゃない?」とか、曲が持つ本来のポテンシャルみたいな、気づいてない部分を最大限出してくれたのがすごいあって。
シンペイ : そうなんですよ。ミックスでさらにすごさを増したので自信作になってる。
――溝渕さんのサポートにしてもミックス作業にしても、バンドとは違うとこからの目線が入って、それがまたさらに曲を別の方向へ持っていってくれた。そしてそれは自分たちが納得のいく結果だったと。
ジュンヤ : そうですね。メンバーの脱退があってから「こんだけ傷を負ったんだからマジで最高にしてやる」って意識に変わって。人の力を借りて、最終的にはGOTH-TRADさんの力を借りて、想像を超えたものになった。自分の思ってた、バンドが思ってた想像を軽く超えてる。
――気が早いかもしれませんが、アルバムを出した後のことはなにか具体的に考えてますか?
ジュンヤ : まずはアルバムの曲をすごい良い精度で、本質的な良さを引き出すような、そういう演奏をしたいっていう気持ちです。そのあとのことは、あんまり余裕がないというか、あまり考えてないです。ほんとに次どんな曲を作っていいか正直わかんなくて。このあとなにが新しいのかってのを探さないといけない。
シンペイ : 溝渕さんも一緒にやってもらってるし、新鮮な気持ちが続くうちにまたなんか作りたいなってモードにいるんですけど、そんな感じですかね。
――まだ見つかってないけども、今後もバンドにとって新しいとか、自分にとって新しいものをずっと模索していく方向なんですよね。
ジュンヤ : それだけはやっぱり変わんない、絶対に。常に自分たちにとって新しくて願わくば世の中にとっても新しくて、っていうものがやりたいから、それをどうにかして考えてめちゃくちゃ頑張って、作るということしかないかな。
過去作品
自作品を発表する前はヒップホップ、インディー・ロックやパンクなど多様なジャンルのコンピレーションCDに参加し、「どこにでも属せて、どこにも属せない」と言われるほど活動の幅を広げてきたthe mornings。待望のファースト・アルバムとなった『SAVE THE MORNINGS!』を、OTOTOYでは独占ライヴ音源付きで配信中!
>>『SAVE THE MORNINGS!』配信&インタヴュー
LIVE INFORMATION
SANMA SONIC 2014
2014年11月8日(土)@京都GROWLY BLDG.
出演 : 環ROY / 木下美紗都 / and young… / thai kick murph / スーパーノア / LLama / potekomuzin / Hello Hawk / the coopeez / よしむらひらく / psybava / hotel chloe / 山田エリザベス良子 / ヤーチャイカ / 安藤明子 / vivarta / あいのまちPOSSE / 村島洋一 / いとまとあやこ / P+PAUSE / folklore kitchen / easy yoke / Amia Calva / CARD / あべたかしGOLD&キラキラみさこ / the mornings
food : 焼き菓子mitten / サンマすくい
the mornings『idea pattern』リリース・パーティー
2014年11月19日(水)@下北沢シェルター
出演 : ゲスバンド / bronbaba / the mornings
LUMP vol.2.0 ~the mornings & folk enoughダブルレコ発!!~
2014年11月22日(土)@名古屋 新栄SONSET STRIP
出演 : folk enough / the mornings / z-z言語「ウ」(東京) / eito / hiropons / DGTP / ひろう VJ : LAFGLAF
ディスクユニオンpresents “otori × the mornings 同時レコ発”
2014年11月27日(木)@新宿dues
出演 : otori / the mornings
■イベント参加方法(どちらかを満たせば入場可能です)
①イベント参加券を当日持参
ディスクユニオン対象店舗でotori「I WANNA BE YOUR NOISE」、the mornings「idea pattern」のどちらかをご購入でイベント参加券を配布します。
対象店舗 : ディスクユニオン新宿本館BF 日本のロック・インディーズ館
②10/26までに購入したotori「I WANNA BE YOUR NOISE」を当日持参
※急遽決定したイベントのため、10/26時点で既にotoriのアルバムを購入して頂いた方はCDを受付で提示頂ければ入場可能です。
みんなの戦艦presents“みんなの戦艦リンキーディンク4”
2014年12月12日(金)@下北沢ERA、下北沢リンキィディンクスタジオ1st、Bar Space ERAのうえ ※ALL NIGHT EVENT
出演 : でぶコーネリアスEX / ぱいぱいぱいチーム(ぱいぱいでか美+来来来チーム+畠山健嗣) / Aun Beatz / Fat Fox Fanclub / potekomuzin / 發展 / ENERGISH GOLF / 小林うてなと急げヘリコプター / LOOLOWNINGEN&THE FAR EAST IDIOTS / マイケルJAPAN / illMilliliter / 底なしのバケツのようにざらざら / ゲバ棒 / 石原正晴(SuiseiNoboAz) / potlucks / NEPENTHES / ぱいなっぷるくらぶ / the mornings / THE GUAYS / 2UP / BOMBORI / GROUNDCOVER. / MUSQIS / s-explode
PROFILE
the mornings
キシノジュンヤ(Vo, Gt) / ワタナベシンペイ(Vo, Syn) / けものけいか(Dr)
2003年結成。ハードコア、ニューウェーブをベースにしたサウンドをもって怒涛のライヴを展開。何枚かのデモ、スプリットCDをリリースした後、術ノ穴主催のコンピレーションにtofubeats、環ROYらと一緒に参加するなどジャンル / シーンを越境しながら活動ペースを一層活発にし、2010年には満を辞してのファーストアルバム「SAVE THE MORNINGS!」をTAKE A SHOWER RECORDより発表。2013年、アメリカ・テキサスで行われた「サウス・バイ・サウスウエスト(SXSW)」に参加。