AWDR/LR2

連載
酔いどれて終いよ──〈アーカイ奉行〉第18巻
歴史を追いかけ過去から未来、情報過多の現代社会、デジタルの海に散らばったあの名作、この名作たちをひとつにまとめる仕事人…!〈アーカイ奉行〉が今日もデジタルの乱世を治める…!'''〈アーカイ奉行〉とは…'''1.過去作の最新リマスター音源 2.これまで未配信だった作品の配信解禁 ...…

連載
REVIEWS : 006 国内インディペンデント・ミュージック(2020年7月)──松島広人(NordOst)
毎回、それぞれのジャンルに特化したライターがこの数ヶ月で「コレ」と思った9作品+αを紹介するコーナー。ノーウェーヴ・バンドAIZのWeird Instruments担当/ライターのNord Ost(松島広人)が、2020年のムードを感じる国内インディペンデントミュージック作品をセレクト。多くの人が待ち望んでいたであろうTHE NOVEMBERSの最新作は、レコーディングにあたりyukihiro(L'Arc〜en〜Ciel)を迎えるなど、今作にかける並々ならぬ熱量が感じられる大作となった。前作から続くポストパ…

インタヴュー
【対談】古川太一(KONCOS) × 奥冨直人(BOY)──“違和感”な存在と、2000年代カルチャーの関係
全国各地でホットでハッピーなパーティーを続け、日本中でアンセムを鳴らし続ける3人組、KONCOSが新作『The Starry Night EP』を2018年4月4日にリリースした。今作は2018年4月8日(日)に開催され、KONCOSも大トリをつとめるビッグ・パーティー〈FEELIN' FELLOWS 2018〉と連携してのリリースとなる。今回OTOTOYではKONCOSの古川太一と、この〈FEELIN' FELLOWS 2018〉にもTOMMYとしてDJで出演する、渋谷のヴィンテージ・ショップ“BOY”の…

連載
ヒップホップ・ライター斎井直史による定期連載──「パンチライン・オブ・ザ・マンス」 第8回
8月も終わり、夏もじわじわと過ぎ去りつつある今日この頃ですが皆さまいかがお過ごしでしょうか? 先月は「夏の妄想を、湿気で腐らせない2枚と夏休みの課題図書」ということで、北千住を根城に活動するマイク集団・VLUTENT ALSTONESのクルーとして初となる作品『2017』と一十三十一の約2年ぶりとなるアルバム『ECSTASY』、そして新しく創刊されたヒップホップ専門誌「FRESTA(フリスタ)」を紹介いたしました。今月は先日リリースが発表されたばかりのあのアルバムをリリース前に一早くレヴュー掲載! オトトイ…

ライヴレポート
演奏、歌、映像が三位一体となった、Nabowa先行レコ発ライヴ──新アルバム『DRAWINGS』を予約受付開始!
フェスへの多数出演経験、海外公演を行うなど精力的活動を見せる彼らが、2017年8月23日、3年2ヶ月ぶりのオリジナル・アルバム『DRAWINGS』をリリースする。その発売とリリース・ツアーに先駆け、渋谷WWWにて先行レコ発ライヴ〈Nabowa Drawing〉を決行。OTOTOYでは今作の独占ハイレゾ配信を予定。現在予約受付中です、おたのしみに! ...…

レヴュー
“ミスターシティポップス”から2017年、オニギリ・ユニバーシティ開校のお知らせ
1995年にアルバム『かせきさいだぁ』でデビューして以来、日本語ラップを援用しつつ、独自のサウンドを展開してきた、かせきさいだぁ。オリジナルとしては『ミスターシティポップ』以来、5年ぶりにリリースする5枚目のオリジナル・アルバム『ONIGIRI UNIVERSITY』。デビュー当時から、ヒップホップに影響を受けながら、いわゆるハードコアなヒップホップ・シーンともまた違った独自のポップなスタンスで作品をリリースし続けてきた彼らしい、本作もまたその名が示す通り、どこかユーモラスでポップな、そしてこの国のカルチャ…

レヴュー
“DIY”であるという精神性が導く、邦楽シンセ・ポップの次なるステージ
日本とフランスの血を併せ持つシンガー・ソング・ライター、Maika Loubte(マイカ・ルブテ)。14歳で作詞・作曲、更には宅録も始め、その長い音楽経験の中で培ってきたソング・ライティング能力とトラック・メイキングの才能は、クリエイターとしての彼女が単なる若手の括りに止まらないことを示している。この彼女の支柱とも言えるDIYの精神は、次世代を担うアーティストたちの基盤ともなるだろう。...…

その他
KAIKOO vol.16、17 名古屋 & 東京開催決定!!
今年4月に東京/晴海ふ頭で開催されたKAIKOO POPWAVE FESTIVAL'10で数千人のオーディエンスが熱狂した! 今回はその首謀者であるPOPGROUPが、またもや1年を振り返るにふさわしいメンツとインディペンデントな音楽を集結させた、KAIKOO vol.16、17。名古屋、東京両会場共にメイン・アクトを努めるのは、DJ BAKUの最新プロジェクトDJ BAKU HYBRID DHARMA BAND。彼らが先日リリースしたファースト・アルバム『D.E.F』のリリース・パーティーとして、イベント…

インタヴュー
KONCOS 3枚目のアルバム『Colors & Scale』リリースインタヴュー
元Riddim Saunterの佐藤寛と古川太一によるデュオ、KONCOSがなんと3ピースのバンドに変貌を遂げた。ドラマーの紺野清志が今年4月に正式加入し、新体制となって初のフル・アルバム『Colors & Scale』(通算3作目)は、これまでのポップさにロックなグルーヴが加わり、完全にフロア向けの躍動感ある一枚に仕上がっている。 ...…

ライヴレポート
【独占配信】インスト・バント、Nabowaの新境地的ライヴ音源をDSDでお届け
卓越した演奏能力で、大型フェスやライヴで聴く人々を魅了してきた4人組インスト・バンド、Nabowa。 彼らが今年の7月から8月にかけて、過去楽曲を新たなアレンジで披露した着席スタイルのライヴ・ツアー 「quiet side of Nabowa Tour」を行った。OTOTOYでは、満員のなか行われたツアー・ファイナルの模様をKORG MR-2000Sで録音しDSD5.6MHz、24bit/96kHz、24bit/48kHzで独占配信! アコースティック・ピアノとあらゆる電子機材を軸にした、バンドにとって新境…

インタヴュー
小島麻由美『路上』をハイレゾ配信&インタヴュー
小島麻由美の十八番であるビッグ・バンド / スウィングから、「砂っぽい」サウンドへ。前作『ブルー・ロンド』より4年10ヶ月ぶり、9作目のオリジナル・フル・アルバム『路上』が完成しました。この変化の裏には、リズム・セクション、ハチマ(ドラムス、EX.デキシード・ザ・エモンズ)、カジヒデキ(ベース)、塚本功(ギター)の絶妙にスウィングする「8ビート」が大きく影響を与えています。もちろん、Dr.KyOn(キーボード)、ASA-CHANG(パーカッション)、国吉静治(リコーダー)、四家卯大(チェロ)ら、お馴染みの方…

インタヴュー
カジヒデキ『Sweet Swedish Winter』
これまでに数多くの作品をスウェーデンで録音してきたカジヒデキ。透明感のある歌声とポップなメロディで幅広い世代を魅了する彼が、スウェーデンの冬に注目した作品をリリース。リリースを記念して、オトトイの学校の講座内で、音楽ライター・岡村詩野がインタビューを行いました。...…

レヴュー
Nabowa、新作『4』を24bit/48kHzのハイレゾで配信開始!!
結成10周年のNabowaが進化を遂げた。2年ぶりにリリースされた新作『4』は、これぞNabowaという陽気でオーガニックなサウンドを引き継ぎつつも、よりソリッドかつタイトなアレンジ、そしてスケールの大きな楽曲が目立つアルバムだ。結成10周年を迎えて見せたその変化は、1曲目「白む海、還る霧」の冒頭、強いディストーションの効いたギター・サウンドを耳にするだけで、簡単に感じ取ることができるだろう。OTOTOYでは、このアルバムを24bit/48kHzで独占ハイレゾ配信。前作に続き、録音、ミックス、共同プロデュー…

インタヴュー
禁断の多数決『アラビアの禁断の多数決』配信開始 & メール・インタビュー
活動の多くが謎に包まれながら耳の早いリスナーの注目を集めてきたバンド、禁断の多数決が、セカンド・アルバムを完成。弦楽四重奏やホーン隊を取り入れた壮大なオープニング曲「魔法に呼ばれて」、これからのアンセム曲となりそうな「トゥナイト、トゥナイト」、「真夏のボーイフレンド」、ミニマルな和太鼓のリズムを導入した「踊れや踊れ」など、50曲を超えるデモの中から選りすぐられた14曲が収録されている。2013年12月12日には、渋谷WWWで日本国内初となるライヴ『宇田川の禁断の多数決』も決定。本格的に始動しはじめた彼らにメ…

インタヴュー
SYNCHRONICITY'13開催! 麻生潤インタビュー! コラボ・シューズ・プレゼント!
2005年から始まった都市型アート・フェスティバル「SYNCHRONICITY」。渋谷に拠点を移し、O-EASTとDUOで開催しているこのフェス。渋谷のど真ん中で、LIVE×DJ×VJ×LIVE PAINTING等をいち早く融合させたり、グリーン電力を使い、新たなフェスの姿勢を示したりと果敢な挑戦を続け、中規模のフェスティバルとしては、絶大な支持を得ている。...…

レヴュー
おすすめの2.3枚(2013/1/23~2013/1/30)
早いもので1月ももうすぐ終りですね。月日が流れるのは早いものですが、新たな素晴らしい音源たちも続々とリリースされています。ただ、数が多い! 興味はあるけど、全部は聴いていられない! そんなあなたのために、このコーナーでは、OTOTOY編集部がオススメする今週の推薦盤を2~3枚ピックアップし、ライターによるレビューと共にご紹介いたします。 音源を試聴しながらレビューを読んで、ゆったりとした時間をお楽しみください。あなたと素敵な音楽の出会いがありますよう。...…

レヴュー
おすすめの2.3枚(2013/1/9~2013/1/16)
2013年もあっという間に10日近く経ってしまいましたが、新たな素晴らしい音源たちも続々とリリースされています。ただ、数が多い! 興味はあるけど、全部は聴いていられない! そんなあなたのために、このコーナーでは、OTOTOY編集部がオススメする今週の推薦盤を2~3枚ピックアップし、ライターによるレビューと共にご紹介いたします。音源を試聴しながらレビューを読んで、ゆったりとした時間をお楽しみください。あなたと素敵な音楽の出会いがありますよう。...…

インタヴュー
Nabowa ニュー・アルバム『Sen』配信開始&メンバー全員インタビュー!!
フル・アルバムとしては約2年半ぶりとなる新作『Sen』をリリースしたNabowa。ヴァイオリンがしっとりと歌いあげる楽曲から、ひとつのモチーフを繰り返すダンサブルな楽曲まで、今作も実にバラエティに富んだアルバムとなっている。今回のインタビューでは、そんな彼らの楽曲がどのように生まれてくるのかを中心に、じっくりと話を聞くことができた。決して肩肘張らず、それでもストイックに音楽と向き合う姿勢には、本当に脱帽させられる点が多い。充実した作品を世に送り出したばかりとあって、いい意味で力の抜けた雰囲気が伝わってきたの…

インタヴュー
The Brixton Academy『TBA』インタビュー
日本のバンドの多くが欧米に憧れ、後姿を追っている。「トレイン・スポッティング」など数多くのイギリスのカルチャー映画が日本で支持されているのも、背景には憧れがあるからではないだろうか。そんな中、ロンドンで最も有名なコンサート・ホールの名前を名乗るバンドがいる。The Brixon Academyだ。彼らは7〜80年代のイギリスにおけるクラブ・カルチャーに影響を受け、ニュー・オーダーをはじめとするニュー・ウェイヴ・サウンドを脈々と引き継いでいる。デビューE.P.『TBA』はシンセサイザーを多用したダンサブルな…

インタヴュー
カジヒデキ 『BLUE BOYS DON'T CRY e.p.』インタビュー
カジヒデキが新作BLUE BOYS DON'T CRY e.p.をリリースした。コーラスが可愛らしい「passion fruits」、ゲスト・ボーカルにBEAT CRUSADERSのヒダカトオルを迎えたパンキッシュなシンセ・ポップ・チューンの「The Sweetest Love」、ヘアカット100のカヴァー「Favourite Shirts (Boy Meets Girl)」、そして昨年公開された映画「デトロイト・メタル・シティ」の挿入歌「Sally My Love」と、実にカラフルな仕上がり。...…

インタヴュー
レーベル特集 SECOND ROYAL RECORDS
京都にTSUTAYAのくせに異様に充実した品揃えを展開するCD屋さんがある。一説にはタワー・レコードを押さえ、京都NO.1の売り上げを誇った時期もあるという、TSUTAYA西院店である。そこで10年も前に働いていたのが、筆者とSECOND ROYAL RECORDSの小山内信介だ。同年齢、同期入社だった僕等2人は、よく店に残ってケミカル・ブラザーズの「HEY BOY HEY GIRL」を爆音でスピンさせ踊り狂っていた。僕はオルタナティブ・ミュージックに、彼は欧米のインディーズや渋谷系以降の音楽シーンに詳しか…

レヴュー
ZEN-LA-ROCK『WINTER GIFT』配信開始!
'''ワンコイン・シリーズ第2弾シングル! BTBも参加!'''リード・トラック「NEW JACK UR BODY feat. BTB」では、ヒップ・ホップ・シーンでは常に話題を集めているJAZZY SPORT所属のプロデューサーgrooveman Spotとタッグを組み、1980~90年代に大流行したニュージャックスウィングを完全にアップ・デート。さらに、世界中のアーティストから注目される次世代スピーカー、TDK Life on RecordブランドSpeaker Boomboxのプロモーション・タイアッ…

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住所不定無職×カジヒデキ対談
ポップ街道をフルスピードで走り抜ける3人組、住所不定無職から、10ヶ月という短いスパンで2ndフル・ボリューム・シングル『トーキョー・ポップンポール・スタンダードNo.1 フロム・トーキョー!!!』が届けられた。あえて“シングル”と名付けるのもうなずける、ポップでロックンロールな楽曲がフル・ボリュームで収録されている。前作でN'夙川BOYSのマーヤLOVEを迎えていたように、今作ではヒダカトオルとカジヒデキをプロデューサーに迎え、イルリメとはラップで共演している。住所不定無職と彼らに共通しているのはポップさ…

インタヴュー
ロック・パーティーの最高峰FREE THROW 連続企画 vol.5
いつもクールな弦先誠人、スター性を持つ神啓文、屋台骨タイラダイスケ。そんな3人が主宰するロック・パーティの最高峰FREE THROW。今回は、FREE THROWを特集する連続企画の5回目であり、ちょっとした番外編。お金はいつもないし(取材時は、いつもお金をタイラに借りている)、居酒屋に住んでいた!? という逸話さえ持つのに、何故かとっても魅力的な神啓文を思いっきり特集。その慕われ具合は、凄腕DJってだけではないはず。正直、収録したインタビューのうち半分は使えないものでしたが、それでも相当面白い。DJなんて…

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Tuff Beats『Light My Fire』配信開始!
7年目を迎えたレーベルTuff Beatsが、東日本大震災を受けてコンピレーション・アルバムを作り上げた。アルバムのテーマは「アンプラグド=節電」。少しでも多くの電力が、被災地や本当に必要な所に行き渡るよう一人一人が節電し、"電気を付ける前にまずは自分のハートに火をつけよう"をコンセプトに、Tuff Beatsゆかりのミュージシャンが集まりアンプラグドで演奏した楽曲を集めた。そして売上の一部を義援金として、日本赤十字社を通して寄付する。Tuff Beatsの熱い心意気に賛同して欲しい。...…

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SYNCHRONICITY'11 開催! 今音楽イベントが出来ることとは?
SYNCHRONICITYと言う音楽イベントを主宰する麻生潤と言う男とは3〜4年の付き合いだ。とても男前で、正義感に溢れ、インディーズとメジャーをクロスオーヴァー出来る視点を持っている。彼とは、いつか一緒にでっかいフェスをしようと企んでいる。そんな男が、横浜でどでかいSYNCHRONICITYを行うようだ。未曾有の大震災の影響で、多くのフェスが開催を延期せざるを得なかったり中止に追い込まれてしまった。でも、まさにこんな時だからこそ、フェスという大きな、そして影響力の強い音楽フェスにしか出来ないことがあるはず…

レヴュー
The Brixton Academy『L.O.T』配信開始!!
エイティーズ・サウンド・フェティシスツ!! The Brixton Academyの最新リリース『L.O.T.』。それは、ネヴァーエンディング・シンセポップ・ストーリー! アップ・テンポな「Shameful Man」、彼らが得意とするパーティー感溢れるダンス・ナンバー「Friday Knight」、「Catch It!」の3曲とカヴァー曲まで演奏したハイテンション・スタジオ・ライヴを収録!...…

インタヴュー
小島麻由美feat.ムーン・ライダース
鈴木慶一のマネージメントから連絡があり、ムーンライダーズがフィーチャリングに選んだ相手は、なんと歌姫小島麻由美とのこと! 同じ日本のポップ・シーンで活躍しながらも、孤高の存在であり続けたムーンライダーズと小島麻由美のコラボレーションは、 両方のファンからすると、たまらなくわくわくするものだ。出来上がってきた『ゲゲゲの女房のうた』は、映画のエンディング・テーマのタイトル・ソングだけでなく、カヴァー「日曜はダメよ」とムーンライダーズの「くれない埠頭 2010」にも小島麻由美が参加し、彼女の幽玄な美しさが注入され…

インタヴュー
Yumiko ohno『Music for Dance Performance The Rainy Table』
Buffalo Daughterの大野由美子が音楽を担当したダンス・パフォーマンス『The Rainy Table』。珍しいキノコ舞踊団のユーモアと、明るく人間味に溢れたダンスと、アート・ユニットplaplaxによる先鋭的な舞台演出による独創的なパフォーマンスに様々な色彩を与え、物語を生み出すサウンド・トラック。初めてのソロ作品でもあるこの『Music For Dance Performance The Rainy Table』は、観客、リスナーも含め、作品に関わる全ての人々をイメージしながら音楽を作ったと…

インタヴュー
小島麻由美『ブルーロンド』高音質で配信開始 インタビュー by 水嶋美和
小島麻由美の8枚目となるニュー・アルバム『ブルーロンド』。先行でリリースされた「メリーゴーランド」や「アラベスク」はもちろん、意匠を変化させながらも”スウィングする日本語の歌”を軸に、数多くの冒険的な要素を取り入れた作品に仕上がっています。ototoyでは、気軽に聴けるmp3と、レコーディング・スタジオと同じ空気を味わうことのできるHQD(24bit/48KHzの高音質WAVファイル)で販売します。リスナー達を魅了し続ける独自のコンボ・サウンドとともに、唯一無二の世界をどうぞ。...…

レヴュー
小島麻由美『アラベスク』 text by 金子厚武
来年一月に、約4年ぶりとなる新作の発表を控えたの、『メリーゴーランド』に続く限定シングル『アラベスク』でひさびさに彼女の歌声を聴いて思ったのは、その事実だった。僕は今メジャー・シーンで活躍している多くの女性ボーカリスト(特にバンド・マンのね)は、椎名林檎とYUKIの影響を受けていると思っている。チャットモンチー、マスドレ、つしまみれ、・・・ こうやって名前を並べて、それぞれの歌声を思い浮かべてもらえれば、彼女たちが意識的にしろ無意識的にしろ、前述の二人の影響下にあることを感じてもらえるだろうか? 特にシー…

レヴュー
ACO『バラ色の世界 ep』レビュー by 西澤裕郎
原点回帰ではなく数多の経験を経て到達した新しい境地なのだろう。今年9月に発表された配信限定シングル「MY DEAREST FRIEND」は、それまでのエレクトロ路線をよりポップな<うたもの>に仕上げた作品で、飾り気のない姿でワン・カットで歌うPVからは、これまでにないほどシンプルで決意表明のような印象が感じられた。それに続く配信限定の第2弾シングル「バラ色の世界」はしっとりとしたバラードであるが、ポップで<うたもの>という点において変わらない。この作品で、ACOがどういう音楽を指向しているのかがより明確にな…