結成から半年経たずして2024年7月にリリースした1st EP「EXCLAMAT!ON」では、“スラング・ロック”という新たなジャンルを打ち立て、一挙に注目を集めた4人組ガールズ・ロック・バンド、NEK!(読み:ネキ)。そんな彼女らが放つ2nd EP「TR!CK TAK!NG」は、SNSを利用したことのある人なら誰でも共感するであろうインターネットの世界における“陰”を、超絶技巧の演奏に乗せて痛快に暴いていくコンセプトEPだ。そして現実世界とSNSの狭間で浮かび上がる「リアル」の実感とは、一体どこにあるのか…
多くの人から愛される存在になった、緑黄色社会。その最新アルバム『Channel U』の魅力とはどの部分にあるのか。今回OTOTOYでは、沖さやこ、坂井彩花、ニシダケンの3人のライターが今作に関するレヴューを執筆。それぞれの視点から、緑黄色社会、そして『Channel U』という作品がどう素晴らしいのか、お伝えします。...…
もはや説明不要のサイケデリック・ロック・バンド、OGRE YOU ASSHOLE。彼らの5年ぶり8枚目となるフル・アルバム『自然とコンピューター』が到着した。前作の『新しい人』と比較するとサウンドはよりミニマムに、それでいてダンサブルに、焦点をしぼった印象の仕上がりだ。抽象的とも取れる歌詞のなかでは、人間の不在を感じさせる世界が描かれており、かすかな痕跡をもとに人間という生き物の生態を逆算して再構築していく仕掛けが施されている。輪郭が曖昧だからこそ受け手の思考を許容し、また、促しているようにも感じる1枚だ…
絵から音楽が鳴る──ヨルシカ、今度の新作は「聴ける画集」。各ページにあるイラストをスマートフォンやタブレットのカメラで読み込むと、専用の音楽再生ページに飛び、楽曲が聴けるという仕組みだ。絵と音楽、ふたつのアートから構築された今作を2名の評者がレビュー。ヨルシカのアルバムを初めて聴いた高岡洋詞と、これまでヨルシカを愛聴してきた梶野有希がそれぞれの視点で本作の魅力を解説する。 ...…
TWEEDEESが4年ぶりのアルバムをリリース。『World Record』と名付けられた新作には、池田邦彦による漫画『国境のエミーリャ』のイメージ・ソングや、アニメ『ユーレイデコ』への書き下ろし曲、帽子ブランド〈CA4LA〉とのタイアップ曲などが収録されており、TWEEDEESがみた世界が記録されている。そんな本作に迫るべく、オトトイでは2名のライターによる、レビューを掲載。黒田隆憲はコロナ禍と本作の関係性について解きつつ、新作に込められたメッセージについて迫る。また梶野有希は、ハイレゾ版とアナログ盤の音…
秋山黄色のサード・アルバム『ONE MORE SHABON』が3月9日にリリース。黒田隆憲と蜂須賀ちなみ、梶野有希のライター3名がそれぞれの視点で魅力を解説します。ギターロックとリズムのキャッチーさは変わらずベースに、くわえて打ち込みも強化された本作を3者はどのように受け取ったのか。さらにオトトイでは新作のハイレゾ版を配信中。高音質だからこそ伝わる臨場感や音の立体感を合わせて存分にお楽しみください! ...…
昨年2021年5月に新メンバー3名が加入し、新たな展開を見せるアイドル・グループ私立恵比寿中学 (通称、エビ中) の3年ぶり7枚目となるオリジナル・フル・アルバム、その名も『私立恵比寿中学』。今回OTOTOYでは、南波一海、沖さやこ、西田健の3人のライターによる、アルバム『私立恵比寿中学』のクロス・レヴューを展開。3つの視点から今作の魅力をお伝えします。...…
フロム横浜のハズレからシーンのみならず、ありとあらゆる場所で“ヒップホップ”であり続けること約20年。サイプレス上野とロベルト吉野が前作から3年4ヶ月の時を経て、新作アルバム『Shuttle Loop』をリリース! “NICE DREAM”、トラックをSTUTSが、ゲストに鎮座DOPENESSを迎えた“RAW LIFE"、tofubeatsによる“COCOLO”などアルバムに先駆けて配信となっていた楽曲はもちろん、漢 a.k.a. GAMI、TARO SOUL、KEN THE 390らが参加した楽曲も加わっ…
シンガーとしてだけでなく、ソング・ライターとしてもの新境地を魅せるアイナ・ジ・エンドのセカンド・アルバム『THE ZOMBIE』。今回、OTOTOYでは南波一海、石井恵梨子、高岡洋詞 の3人のライターによる、アルバム『THE ZOMBIE』のクロス・レヴューを展開。3つの視点からアイナ・ジ・エンドの魅力をお伝えします。...…
ZEN-LA-ROCK、G.RINA、鎮座DOPENESSの3人からなるユニット、FNCYがファースト・アルバムから2年ぶりとなる新作『FNCY BY FNCY』をドロップ。それぞれのキャリアに裏打ちされた、懐かしくもフレッシュなサウンドはさらに深化。メンバーであるG.RINAをはじめ、Jengiやgrooveman spot、BTB特効による色とりどりのトラックも聴きどころの1枚となっております。OTOTOYでは今作のハイレゾ配信とあわせて、imdkmと渡辺志保によるクロスレビューを公開。FNCY流“ニュ…
シンガーとしての新境地を魅せるBiSHのアイナ・ジ・エンド初のソロ・アルバム『THE END』。今回、OTOTOYでは宗像明将、今井智子、飯田仁一郎の3人のライターによる、アルバム『THE END』のクロス・レヴューを展開。3つの視点からアイナ・ジ・エンドの魅力をお伝えします。'''初のソロ・アルバム『THE END』予約受付中。(歌詞ブックレット付き)'''...…
楽器を持たないパンクバンドBiSHのメンバーであるアイナ・ジ・エンドのソロ楽曲『死にたい夜にかぎって』が配信開始されます。こちらはMBS/TBSドラマイズム「死にたい夜にかぎって」のエンディング主題歌用に書き下ろされたもの。アイナ・ジ・エンドのソロ・アーティストとしての確かな実力を感じさせるこの曲の魅力を、BiSHを最初期から追い続けている飯田仁一郎がお伝えします。...…