2012/06/20 00:00

名実ともにUKを代表するロック・バンド、3年ぶりのアルバムをリリース!

The Enemy / Streets In The Sky

英コヴェントリー出身の3ピース・バンド、ジ・エナミー。07年にデビュー・アルバム『ウィル・リヴ・アンド・ダイ・イン・ジーズ・タウンズ』をリリースし、荒々しいがキャッチーなメロディを持ったロック・サウンドとトム・クラーク(Vo. / Gt)の瑞々しくも怒りを湛えたボーカルが注目を集める。アルバムは全英チャート1位&ワールド・チャート34位という快挙を達成。日本でも「サマーソニック」や「BRITISH ANTHEMS」などへの出演で話題を呼ぶ。続く2ndアルバム『ミュージック・フォー・ザ・ピープル』(09)では、壮大なコーラス・ワークと、スケールの大きいダイナミックなサウンドでバンドの成長を見せつける。そして充電期間を経て、ロックの「初期衝動」を甦らせることをテーマに『Streets In The Sky』をリリース。衝動的なサウンドにのせて叫ばれる彼らのメッセージを聴いて欲しい。

【価格】
mp3 単曲 : 250円 / アルバム : 1500円

11人のエナミさん(+1人のタニノさん)による全曲コメント!

The Enemyからニュー・アルバム『Streets In The Sky』が届いた。リード曲「Saturday」を聴き、そのキャッチーなメロディと衝動的なサウンドに、このバンドは、洋楽ファンのみにしか聴かれないのは勿体ないと感じた。その真摯で圧倒的なエネルギーは、変に歪曲することなく、誰の胸にも真っ直ぐ突き刺さるはず。

そこで、今回OTOTOYでは、彼らのバンド名「ジ・エナミー」にあやかって、無作為に選んだ「エナミさん(+1人のタニノさん)」に1曲ずつ楽曲を聴いていただき、感想をもらった。普段から音楽に触れることの多い人もいれば、そうでない人もいて、年齢や性別も様々。フラットな目線で、余計な情報に振り回されることなく、素直に楽曲と向き合う。もしかしたらそれは、アーティストとリスナーの関係性として、非常に誠実なものかもしれない。もし彼らの、市井の人々の素直な感想を読んで今作に興味を持った方は、是非とも自分の耳で聴いて判断して欲しい。

ジ・エナミー×エナミ

01.Gimme The Sign

02.Bigger Cages(Longer Chains)

03.Saturday

04.1-2-3-4

05.Like A Dancer

06.Come Into My World

07.This Is Real

08.2 Kids

09.Turn It On

10.It's A Race

11.Get Up And Dance

12.Make A Man

11人のエナミさん(+1人のタニノさん)、ご協力いただき、誠に有難うございました!

PROFILE

The Enemy
Tom Clarke(トム・クラーク) : Guitar & Vocal
Andy Hopkins(アンディ・ホプキンス) : Bass
Liam Watts(リアム・ワッツ) : Drums

The Enemy(ジ・エナミー)は、2006年2月に結成された、英コヴェントリー出身の3ピース・ロック・バンド。メンバーは以前からの友人同士。音楽スタイルはザ・ジャムやザ・リバティーンズのようであると評されるが、大きな影響をうけたのはザ・クラッシュやオアシスだとバンドは語っている。
結成から僅か2ヶ月後、ザ・ダムドやエルヴィス・コステロらの初期重要作品を世界に送り出した名門中の名門レーベルであるSTIFF RECORDSと契約。同年12月にファースト・シングル「40 Days, 40 Nights」をリリース。オアシスやカサビアンといった大物と比較され、次代を担うロック・アイコンとして一身に注目を浴びた。そんな重圧を背負いながらのセカンド・シングル「It's Not OK」(限定盤)も即日完売するなど、デビュー2作目にしてその評価を更に確実なものへ。
2007年2月9日、Warner Bros UKよりメジャー第一弾シングル「Away From Here」を発表。全英シングル・チャート初登場8位を獲得。6月25日には第二弾シングル「Had Enough」をリリース、そして7月にはファースト・アルバム『We Will Live and Die in These Towns』にて全英チャート第1位を記録。瞬く間にワーキング・クラス出身のヒーローとしてその地位を確立した。
2007年夏、「サマーソニック」にて初来日。メイン・ステージのトップ・バッターという大役を見事に務め、その圧倒的なパフォーマンスで観客を虜にしたことは言うまでもない。同年12月に行われた単独公演や、「British Anthem」にも出演、いずれも大成功に収める。2009年、約2年ぶりとなるセカンド・アルバム『Music For The People』をリリース。全英チャート第2位。プロデューサーに、アークティック・モンキーズやレイザーライトを手がけたマイク・クロッシーを迎え、ウェールズのモンマスシャーにあるMonnow Valley Studiosでレコーディングを行った。同年6月、オアシス、カサビアン、ジ・エナミー、他というライン・ナップで全英アリーナ・ツアーを敢行。
2012年、名門レーベルCooking Vinylへ移籍。3年ぶりとなるサード・アルバム『Streets In The Sky』をリリース。

The Enemy Imperial Records レーベル・ページ

[レヴュー] The Enemy

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