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どこでも踊ろう!──the telephonesを全員で見つめ、生まれた“極踊”な新作 - OTOTOY
2022/09/14 16:00

全員がthe telephonesをちゃんと見つめたから完成した作品

──5曲目“Yellow Panda”は、タイトルがまずおもしろいですよね。インパクトがすごい。

石毛:めちゃくちゃ酔っ払いながら作ったので、シラフじゃでてこないフレーズだと思います(笑)。僕は自分で曲の意味を考えながら聴くタイプなので解説されちゃうのがあまり好きではなくて。考える余白って大事だと思うし、謎がある方が楽しいと思うので、説明はできないんですけど...。「イエローパンダってなんだろう?」って考えながら聴くのって楽しくないですか?

the telephones 「Yellow Panda」LIVE LYRIC VIDEO
the telephones 「Yellow Panda」LIVE LYRIC VIDEO

──たしかにそうですけど...(笑)。制作はどのように?

石毛:基本的にはトラック先行で曲を作るんですけど、これはボイスメモに弾き語りを吹き込むところから作っていったんですよ。だからバック・トラックのアレンジも元々はピクシーズみたいなアレンジだったんですけど、もう少しダンスミュージックっぽくしようとメンバーからアイディアをもらってアレンジを考えていきました。

──6曲目“Hasta la Vista”というタイトルはどこから? 歌詞もいいですよね。

石毛:タイトルは映画『ターミネーター2』の名セリフから取りました。“Hasta la Vista”はスペイン語の別れの挨拶で。内容はラヴソングみたいになっちゃいました。昔から歌詞は曲調と逆のことを書きたくて、その癖がよく出ていると思います。ダンス・ミュージックは悲しみからはじまっているって音楽史から教わっているので、そういう染み付いていたものが出てますよね。踊れる曲ほど切ない方がいいなって思うんです。

──サウンド面はいかがですか?

石毛:今回は合宿以外にも、事務所のスタジオでプリプロ作業もしながら制作していたんです。その途中で僕が抜けるタイミングがあったんですけど、その間に他のメンバーに作ってもらったリフを元に生まれた曲なんですよね。ただ最初に作ってくれたリフがLate of the Pierのリフにすごく似ていたので、結果的に原型からは離れちゃいましたけど。でもその原型があったからこそ完成した曲なので、クレジットはメンバー全員ということになってます。

──ギターの音がすごく不思議ですけど、機材はなにを?

石毛:あ、もしかしたらシンセサイザーですかね?シンセはMake Noiseの0-COASTというセミモジュラーシンセを使ってます。4種類くらいレイヤーしたり、他の曲も基本的にハードシンセ、特にアナログシンセを使っているんですけど、この曲は特にこだわりました。

──そして9曲目... “Whoa cha”のMV、おもしろすぎません?

石毛:同じ映像が繰り返し流れるんですけど、最初はそのループの間隔が短い予定で。完成した映像を観たら、サビ終わりまでループしていなくて、こんなにガッツリ作ってくれたんだって嬉しかったです。カンフー風の格闘ゲームをモチーフに、メンバーも登場して戦う映像になっているんですけど、ノブ(岡本伸明) の倒され方がおもしろくて。いい意味で適当なMVなので、曲とのバランスを保ってくれていると思います。全てに意味があると、僕ら的には重くなっちゃうので。

the telephones 「Whoa cha」
the telephones 「Whoa cha」

──曲調が新鮮ですけど、リファレンスとかあります?

石毛 : ここ何年かは、アジアの旋律も大好きで影響されてます。「日本の音楽ってなんだろう」と考えた結果、埼玉生まれの僕にとっては、沖縄と中国の旋律じゃないかなと思いまして。海外のアーティストを聴いても、ローファイやヒップホップ周りは特にこの手の音を取り入れているので、アジア人である自分がやらない手はないじゃんって。新しい馬鹿っぽさ、ディスコ以外のなにかを探した結果生まれた曲ですね。

──改めて、今作はどういったアルバムになりました?

石毛:ポジティヴな意味で全員がthe telephonesをちゃんと見つめたから完成した作品ですね。それと個人的にはいままででいちばん聴いてくれる人のことを考えて作りました。音楽を好きな人が愛しくてしょうがないといいますか、音楽とバンドってめっちゃいいんだぜっていうことを表現できたかなと。

──僕もそのバンド愛みたいなものを今作からすごく感じました。

石毛:今後色々な人がどんどんバンドをやる意味について考えていくと思うんです。金銭的な意味でも。そのなかでもやっぱり僕らはバンドの良さを伝えたいし、意地もあるし。バンドでやるんだったらこういう音楽をしたいっていう気持ちを込めていますね。

──そして11月からはリリース・ツアーがはじまりますね。どんなツアーになりそうですか?

石毛:昔から聴いてくれている人も、新しく好きになってくれた人も、ライヴハウスへ最近行ってないなって人も、みんなに楽しんでもらえるくらいの熱量でパフォーマンスをします。ニューアルバムの曲は全部やると思いますし、昔の曲もたくさんやる予定なので、いちばんベストなセットリストでお届けする予定です。

──コロナ禍になって、パフォーマンスに対する考え方は変わりました?

石毛:声は出せないし、踊ったりもできないし、お客さんとの会話形式だったMCも、コール・アンド・レスポンスもなくなって。だから全てをステージ上で完結させないといけなくなったので、いままでと違う視点からライヴを考えるようになりましたね。音楽的なもので純粋に満足してもらえたらという想いが強くなりました。それからコロナ禍のライヴはうちに秘めた感動が生まれる場所だと気づきましたね。自分たちが楽しく演奏して、それがお客さんにも伝染して、みんなで楽しむというところに最終的に繋がってほしいと思ってます。

──もしかしてタイトルの『Come on!!!』って、ライヴへカモン! ってこと?

石毛:タイトルはノブがつけてくれたんですけど、彼曰く、全部の意味を込めたって言ってました(笑)。ライブハウスにおいでよという意味も、もちろんあります。あといまはコンプライアンスが厳しかったり、SNSでちょっとでも尖った発言をすると悪目立ちしたり、自分も凹んだりして、難しいこともたくさんあるじゃないですか。音源でもライヴでも、そういうのも取っ払って、みんな『Come on!!!』だぜっていう気持ちで題してくれたんだと思います。だからどなただでも分け隔てなく、僕らのツアーへ、ライヴハウスへ『Come on!!!』ですね。

編集:梶野有希

頭を空っぽにして楽しめる、テレフォンズの新作


the telephonesの過去作はこちらから

LIVE INFORMATION

<Come on!!! TOUR>

11月2日(水) 新宿MARZ (東京)

11月5日(土) 札幌Sound Lab mole (北海道)

11月12日(土) YEBISU YA PRO (岡山)

11月13日(日) OP’s (福岡)

11月27日(日) 名古屋CLUB UPSET (愛知)

12月10日(土) 仙台CLUB JUNK BOX (宮城)

12月17日(土) umeda TRAD (大阪)

PROFILE:the telephones

2005年に埼玉県北浦和にて結成。ポストパンク / ニューウェイブにも通じるダンスロックサウンドで各地のフェスを席巻。2009年7月にメジャーデビュー後、2013年には初のヨーロッパツアーを敢行するなどワールドワイドに活動。結成10周年記念日である5月21日に初の武道館公演を開催。同年11月3日のさいたまスーパーアリーナで開催された「Last Party~We are DISCO!!!~」を最後に無期限活動休止に入っていたが、一時的な再開を経て、2109年12月15日のZepp Tokyo でのワンマンライブで完全復活を遂げる。2021年には毎年恒例の年末スペシャル企画「SUPER DISCO Hits!!!」としてよみうりランド内に位置する日テレらんらんホールでワンマンライブを開催。2022年には通算9枚目、約2年振りとなるニューアルバム「Come on!!!」を9月14日にリリース。

■公式HP:http://thetelephones.net/
■公式Twitter:https://twitter.com/thetelephonesjp
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