興奮必至の「ルパン三世コンサート」がハイレゾ配信! Yuji Ohno & Lupintic Fiveメンバーと試聴会

3月11日から13日にかけて行われた青山・スパイラルでの〈HIGH RESOLUTION FESTIVAL at SPIRAL〉。同イベントでは“ハイレゾの良さを様々な形で体験してもらう”をコンセプトに、ハイレゾ対応機器展示/即売はもちろん、トーク・イベント、ハイレゾ試聴会、さらにはライヴ・レコーディング等が行われた。
その中日である12日に開催された『ルパン三世コンサート~LUPIN! LUPIN!! LUPIN!!! 2015』初出し公開試聴会。これは2015年12月25日に中野サンプラザにて開催された「ルパン三世コンサート~LUPIN! LUPIN!! LUPIN!!! 2015~」の模様を収録したライヴ・アルバムが、24bit/96kHzのハイレゾ音源でリリースされることを前に、Yuji Ohno & Lupintic Fiveからサックスの鈴木央紹とギターの和泉聡志を迎えて、音源初披露の場となった。司会に音楽評論家/レコーディング・エンジニアである高橋健太郎が立ち、コンサート当日やYuji Ohno & Lupintic Fiveの活動について触れたトークの内容と、各人のハイレゾに対する新鮮な感想をお届けする。
Yuji Ohno & Lupintic Five / ルパン三世コンサート 〜LUPIN! LUPIN!! LUPIN!!! 2015〜
【Track List】
01. OPENING THEME
02. SEXY ADVENTURE
03. BUONO!! BUONO!!
04. ラブ・スコール feat. 佐々木詩織
05. DESTINY LOVE feat. TIGER
06. 炎のたからもの feat. 佐々木久美
07. トルネード
08. 斬鉄剣
09. スーパーヒーロー feat. TIGER
10. ジェットコースター・ラブ feat. 佐々木詩織
11. メランコリー・ベイビー feat. 佐々木詩織
12. CHANT IWANAKYA AISANAI
13. MANHATTAN JOKE feat. TIGER
14. 銭形マーチ
15. ルパン三世 愛のテーマ
16. ルパン三世のテーマ
17. ENDING THEME
18. MEMORY OF SMILE 〜 pf solo
19. サンバ・テンペラード
【配信形態】
24bit/48kHz(WAV / ALAC / FLAC) / AAC
>>ハイレゾとは?
【価格】
単曲 540円(税込) / アルバム 4,000円(税込)
『ルパン三世コンサート~LUPIN! LUPIN!! LUPIN!!! 2015』公開試聴会

HIGH RESOLUTION FESTIVAL at SPIRAL
『ルパン三世コンサート~LUPIN! LUPIN!! LUPIN!!! 2015』初出し公開試聴会
日時 : 2016年3月12日(土)14:30〜15:30
場所 : 青山スパイラル 9F スパイラルルーム
ゲスト : 鈴木央紹(Yuji Ohno & Lupintic Five : Sax) / 和泉聡志(Yuji Ohno & Lupintic Five : Guitar)
司会 : 高橋健太郎
協賛 : Roland
http://highresofes.com/
──Yuji Ohno & Lupintic Fiveからサックスの鈴木央紹さんとギターの和泉聡志さんをお招きしました。今日は先行視聴会ということで、曲をたくさん聴きたいんですけども、たくさん聴きたいこともありまして。おふたりはLupintic Fiveのオリジナル・メンバーなんですよね? それ以前からお知り合いだったんですか?
鈴木央紹(以下、鈴木) : いえ、Lupintic Fiveがきっかけです。
和泉聡志(以下、和泉) : しかも会ったのがレコーディングの当日。
──えっ。どんな感じで集められたんですか?
鈴木 : 大野(雄二)さんから「デモテープください」って連絡があって。
──あ、自分のデモテープを大野さんに出すんですか?
鈴木 : そうですね。
──デモテープ・オーディションみたいな感じですか?
鈴木 : たぶん何人か大野さん側でプレイヤーがピックアップされていて、その人たちの演奏をデモテープを聴いて、それで選ぶっていう形だったと思うんですよね。
──Lupintic Fiveで、かれこれ10年活動されてますよね。僕、去年大野さんにインタヴューさせていただいたんですけれども、大野さんのなかでは、「ソロ・アルバムなんか作る必要はないよ。ルパンの音楽でやりたいこと全部出来るから」みたいなことをおっしゃってたんですけど、おふたりにとってLupintic Fiveってバンドは、どんな存在ですか?
>>ルパンこそ大野雄二の歴史である——Yuji Ohno & Lupintic Five初ベスト配信&大野雄二ロング・インタヴュー(2015/12/16)
鈴木 : いわゆる、僕は"どジャズ"な世界の人間で、他にもバンドをやってますが、そのなかでもLupintic Fiveはお客さんの層が幅広いですよね。
──鈴木さんは元々クラシック出身ですよね?
鈴木 : そうですね。
──それからジャズにいかれて。
鈴木 : クラシックやる前から実はやってたんですけど。当時、音楽大学ではいわゆるポピュラーコースやジャズコースがなかったんです。でも楽器で音楽大学に行きたかったので、クラシックを勉強したって感じですね。
──Lupintic Fiveもクラシックとジャズの両方が入ってるようなところありますよね。
鈴木 : そうですね。でもサックスに関しては、大野さんはいろんなスタイルの演奏を求めていらっしゃるので、かなり色んなものを多様しないといけなかったですね。

──和泉さんのギターはすごくロックですよね。メンバーのなかではずば抜けてロックじゃないですか。
和泉 : "ど"がつくロックです(笑)! でもその"ど"がつく両方が一緒に演奏出来るっていうのが大野さんの器のデカさというか、魅力だし、聴いていただける人の幅も広がったのかなと。それが今のライヴの客層、ちっちゃい子から年配の方まで来ていただいて、とにかく楽しめる、そういうところに繋がっているんじゃないかなと。
──では聴いていきましょうか。最初に「SEXY ADVENTURE」を。
和泉 : これ、メンバーも本当に今日初めて聴くんですからね。
──あ、そうなんですか!
「SEXY ADVENTURE」試聴中
──「SEXY ADVENTURE」を視聴していただきましたが、かっこいい!
鈴木 : もうライヴ感すごいですね! 初めて聴いたんですごい真面目に聴いてしまったんですけども、
──やっぱり聴くとその日のことが思い出される感じですか?
鈴木 : 演奏に関しては全く覚えてないですね。
和泉 : 何については覚えてるんですか(笑)?
鈴木 : なんか楽屋の弁当とか。
一同 : (爆笑)。
鈴木 : あとは明らかに間違えた部分は覚えていますけど(笑)。
和泉 : じゃあ覚えてないほど上手くいったってことですね。僕は当日の司会も全部兼ねていたので、わりと覚えてます。もう早く忘れたいです(笑)。
──僕はDVD見たんですけども、メンバーの方々は結構真剣な表情で演奏されているんですが、大野さんはひたすら楽しそうですね(笑)。
和泉 : それは、そうですよ。
鈴木 : 楽譜も割とそんなにやったことないものもあったので。リハーサル1回とか。
──大野さんのエレピの上も楽譜でいっぱいですよね。
鈴木 : そうですね。本当にリハーサルが少ないんですよ、このバンド。
──じゃあ、歌ものも聴いてみましょうか。それでは、佐々木久美さんが歌っている「炎のたからものfeat.佐々木久美」を。
「炎のたからものfeat.佐々木久美」視聴中
──必ず聴かれる質問かとは思うんですけども、バンド・リーダーである大野雄二さんはどんな方ですか? メンバーからすると。
和泉 : お茶目な方ですよ。本当に子どもみたいに音楽が好きですね。純粋に。
鈴木 : すごく繊細で、でもひょうきんで。人見知りでしょうけどね。
一同 : (笑)。
──完璧主義者と言っていいですか?
鈴木 : わりと完璧主義者だと思います。
和泉 : 僕に対しては放し飼い的な要素が大きいですね。逆に、僕がジャズに近いフレージングとかをすると「何やってんだ」って(笑)。
──でもそれはわかるような気がする。ジャズのアレンジャーの人って、ギタリストだけは放し飼いみたいなことって結構ありますよね?
和泉 : そうですね。ニュアンスにすごくこだわるって言いますよね。だから上手くこなせたからOKっていうわけじゃない。
──なるほど。
鈴木 : 特にソロの出だしはフレーズとかはこだわりますね。
──ソロの部分まで。
鈴木 : そうですね。つかみがまず出来てないと「やり直し」っていう。
──なるほどね。ジャズのそれぞれのプレイヤーに任されたアドリブともちょっと違うんですね。
鈴木 : 大野さんは音楽に対して、この曲のイメージはこういうのっていうのが出来てると思んですよね。だからそれに沿ったものを、というか、この曲ではこういうスタイルでやってほしいとかはわりと明確にお持ちの方ですね。
──なるほど。つづいて、「CHANT IWANAKYA AISANAI」を聴いてみましょうか。
「CHANT IWANAKYA AISANAI」試聴中

──おふたりは1970年代生まれですよね? そうすると生まれた時には「ルパン三世」が始まってる世代ですか?
鈴木 : そうですね。小学生の時ですかね。
──「ルパン三世」って、子どもの頃はどういう存在でした?
鈴木 : いや、かっこいいなって思ってましたよね。ジャズっぽい雰囲気、そういうイメージはありましたね。
──テレビから聞こえてくるものとしては、圧倒的に洋楽的な。
和泉 : あとソウルっぽい要素もすごく多いですよね。ギターの渋い感じも、いま思えば松木(恒秀)さんですよね。
鈴木 : あとはソプラノ・サックスのイメージもありますね。
──鈴木さんはExplosion Bandの方もやられていますから、結構上の世代のミュージシャンの方ともご一緒されてるわけですよね?
鈴木 : そうですね。でも楽しかったですよ。
──どんなふうに違いますか? Lupintic FiveとExplosion Bandでは。
鈴木 : まず人数が全然違います。ある時はビックバンド編成だったりとか、サックスが何人もいたりとか、色んな楽器が入ってて、色んな音楽をやりましたね。今回はテレビの劇伴ということで、200曲以上録っているんですけど、初めスタジオ入ったときは「本当にこれだけやるのかな」って(笑)。
──何日間くらいやるんですか?
鈴木 : 全部で2、3ヶ月にかけて、
和泉 : 1日で4、50曲とか録ったりします?
鈴木 : しましたね。1日に4、50曲録ったのが3日間くらいですね。でもその代わり短い10秒とかのも1曲とするので。だから実際何曲やったか覚えてない…(笑)。譜面があって、当日「じゃあMの40」とか出して、「はい、じゃあリハーサルします」って、もうそれも録音されてるんですね。だからリハーサルしてそれがOKになったりとかすると1回しか吹いてないので、全く覚えのない曲とかがアニメ見てるといっぱい流れてくるっていうのがいっぱいありますね(笑)。
──他のレコーディング・セッションの仕事とルパンの仕事では、ルパンではこういうスタイルっていうのはご自分のなかにもあるんですか?
鈴木 : 10年やってくると、自分のなかでは出来てきますね。ライヴだとまた違いますけど、劇伴だと出来てきますね。
──絵があるっていう感じですか?
鈴木 : 絵というか、大野さんの指定が色々あるんですね。「エロく」とか「コミカルに」とか書いてあるんですけど、あとはコードしか書いてないんですね。あとは全部僕のアドリブなんです(笑)。
一同 : (笑)。
──つまり音符はなくて「コミカル」と指定コードだけで32小節続くと(笑)。
鈴木 : 「シリアスに」とか「おぞましく」とか形容詞だけ(笑)。音符は本当に書いてないです。楽譜見せたいくらいです(笑)。だからそういったなかでやっているので、自分のスタイルができてきますね。
──ライヴだとまた違うんですか?
鈴木 : ライヴだと逆に大野さんは僕らのことも放し飼いなんで、何やっても何も言われない。
和泉 : そのミュージシャンがその人らしいプレイをすれば、より楽曲が良くなるようにできてるんですよ。

──メンバーの個性も知った上で作ってるんですね。では次は「ルパン三世 愛のテーマ」を。
「ルパン三世 愛のテーマ」試聴中
──エレピ良い音してますね〜。サックスも音良いですね〜。ハッとするような空気感がありますね、CDよりも。それでは質問を受け付けてみましょうか。なかなかこういう機会もないと思うので。
お客さん1 : 当日のお弁当って何だったんですか?
鈴木 : この時はね、実はお弁当じゃなかったんですよ。シェフの方がお料理をしてくれて、ビュッフェ式というか。たまにそういうのがあって、美味しいですね(笑)。
お客さん2 : ライヴのステージから客席ってどの程度見えるんですか?
鈴木 : 会場と、照明によっても違うんですけど。
和泉 : 僕はもうその日見てる余裕なかったんで、鈴木さんお任せします(笑)。
鈴木 : ライトによっては、人影は1番後ろまで見えます。でも顔は判別出来ないです。顔判別できるのは、前から2、3列くらいまで。
──そういえば、ステージで聴こえている音って一般の人は絶対聴けないじゃないですか。
鈴木 : そうですね。ステージで聴こえている音は、位置によっても多分違うと思うんですけど、僕の場合は大野さんのピアノの生音と、ベースアンプからの音と、自分の足元に置いてるスピーカーからは自分の音しか返ってこないので、それぐらいですかね。あとはドラムの音も聴こえてますけど。
──モニターでガンガン出すというよりも、生音を聴く感じでやってるんですか?
鈴木 : 僕と松島(啓之)さん(トランペット)は自分の音しか返ってきてないです。あとはほとんど生音で聴こえてくるんで。
和泉 : このバンドはやっぱりそこが素晴らしいと思うんですけど、ほとんど自分たちで生音で調整するんですよね。普通、変に「ドラムのキック返して」といって返し過ぎると、みなさん飽和状態になってわけわかんなくなっちゃうんですけど、このバンドはさすが達人なんで、生でバシッと。
鈴木 : だからステージの上を見るとすごいすっきりしてますよ。あとはメイン・ヴォーカルの歌を返してもらうぐらいですね。
──それはさすがにそうですよね。でもリズム周りが生音で調整できるのはさすがですね。あと、今回のコンサートでは映像を使ってるじゃないですか。これはステージ上である程度わかってることなんですか?
鈴木 : いや、見たかったですね(笑)。
和泉 : 鈴木さんのところはなかったんですよね。僕のところは、僕が映像を見てキュー出しするところがあったので、一応ちっちゃいモニターがありました。でもあったとはいえ、これ(DVD)を見てみないと、どうなってるかわからないですね。
──全景はわからないんですよね。
和泉 : 演奏中振り向いて見れないですからね。

──なるほど。それでは次は「ルパン三世のテーマ」を聴きましょう。
「ルパン三世のテーマ」試聴中
──今の曲は大野さんのピアノ・ソロもたっぷりで。10年前に突然レコーディング・セッションに呼ばれて「初めまして」をしたバンドがここまで続くっていうのは。
鈴木 : 多分大野さん自身も思ってなかったことなんじゃないかな。
和泉 : レコード会社の方も思ってもなかったんじゃないですかね。
──どんどんライヴ・バンドになっていって。実は去年、大野さんにインタヴューさせてもらったんですが、1度ジャズ・ピアニストを辞めた自分が、もう1度バンドでピアノを弾くことになったときに、他のメンバーに偉い顔をしたいので練習し直さないといけなかったって話をされていました(笑)。
鈴木 : いやー、すごい練習されてると思いますよ。
──10年間で何が1番変わったと思いますか?
和泉 : バンドの変化としてはすごいと思いますよ。やっぱり最初の時は初めましてだったので、10年かけてバンドになっていくっていうのは、ミュージシャンにとってはドラマみたいに感動できるような話ですよ。
鈴木 : 10年続くバンドってあんまりないですからね。
──バンドって、作って半年後ぐらいにすごい良いときが来て、その1年後くらいにもうすでに辛いときが来るみたいなことが多いじゃないですか。
鈴木 : そうですね(笑)。終わらなかったですね。
──でも今後はどうなるんですか?
和泉 : どうなるんですかね(笑)?
──公式で一応解散ということなんですか?
鈴木 : そうですね。去年解散しました。(2015年12月28日に解散を発表)
和泉 : いま無職です。ぜひ誰か誘ってください(笑)。
鈴木 : でも大野さん自身が引退されるわけではないので。
和泉 : 今日もね、塩尻の方でソロ公演をされているので。
──大野さん次第でまた動き出すということも。
鈴木 : 大野さん次第ですね。どんな動きになるかわからないですけど。
──おふたりはご自身の活動で今日皆さんにお伝えしたいことはありますか?
鈴木 : ライヴは本当に毎日やっているので(笑)。今日は銀座で。メンバーそれぞれそうなんですけど、みんな自分のリーダー・バンドを持ってて、日本全国でライヴをやってるので、よかったらぜひお越しいただけたらと思います。
──それでは鈴木さん、和泉さんどうもありがとうございました。
(司会 : 高橋健太郎)
「ルパン三世」関連作品
最新作!!
You & Explosion Band / ルパン三世 PART IV オリジナル・サウンドトラック 〜 MORE ITALIANO
「ルパン三世」新TVシリーズ音楽の集大成!! 大野雄二が新TVシリーズのために書き下ろした約250曲もの楽曲から、『ルパン三世 PART IV オリジナル・サウンドトラック 〜 ITALIANO』には収録されていない「ルパン三世のテーマ」のFUNKY & WILDバージョンやおなじみのサブ・タイトル、更にはアイキャッチ数種など、選りすぐりの49曲を収録!
Yuji Ohno & Lupintic Five / Yuji Ohno & Lupintic BEST
2006年大野雄二を中心に結成されたセクステット編成、Yuji Ohno & Lupintic Five。ライヴでおなじみの楽曲を中心に23曲をセレクト。さらにこのベスト盤のために新録された大野雄二ピアノ・ソロ2曲を収録!
You & Explosion Band / ルパン三世 PART IV オリジナル・サウンドトラック ~ITALIANO
2015年の10月より放送中の「ルパン三世」新TVシリーズのオリジナル・サウンドトラック。新エンディング・テーマを歌唱するのは、歌謡界の最高峰である石川さゆり。さらにはルパン・ファンにはおなじみの「MEMORY OF SMILE」や「ラブ・スコール」も石川が歌い上げ、胸を打つ仕上がり。
Yuji Ohno & Lupintic Five with Friends / BUONO!! BUONO!!
「ルパン三世」新TVシリーズにインスパイア―された楽曲を、Yuji Ohno & Lupintic Five with Friendsにより新たにレコーディング。加えてLupintic FiveのライヴでおなじみFujikochan'sのTiger・佐々木詩織をヴォーカルに迎えたTVスペシャル・シリーズ第1作&第7作エンディング・テーマを収録。
ジャズの楽しさと奥深さを、わかりやすく世の中に広める大役を果たしてきた人気シリーズ『LUPIN THE THIRD “JAZZ"』の初となるベスト・アルバム。大野雄二自ら膨大な楽曲の中から厳選、デジタル・リマスタリング。このベスト・アルバムのために大野雄二が「ラブスコール」と「小さな旅」をピアノ・ソロで新録。
Yuji Ohno & Lupintic Five / UP↑ with Yuji Ohno & Lupintic Five
ゲスト・ヴォーカルに中納良恵(EGO-WRAPPN')、Tiger・佐々木詩織が参加。さらにライヴのメンバー紹介でもお馴染みTBSの土井敏之アナウンサーがアルバムにも登場し、さながらライブ・アルバムのような熱が込められた一作。
ルパン・ジャズ・シリーズ、初のハイレゾ化!!
Isn't It Lupintic?(24bit/48kHz)
PROFILE
Yuji Ohno & Lupintic Five
バンド・マスターである大野雄二は、作曲家として膨大な数のCM音楽制作の他、『犬神家の一族』『人間の証明』などの映画やテレビの音楽を手掛ける。代表作『ルパン三世』の音楽は、1970年代から、近年毎年放映されている『ルパン三世テレビスペシャル』に至るまで担当。Yuji Ohno & Lupintic Fiveは、ジャズの楽しさと奥深さを、わかりやすく世の中に広める大役を果たす人気シリーズ『LUPIN THE THIRD「JAZZ」』の10作目『LUPIN THE THIRD 「JAZZ」 the 10th~New Flight~』(2006年)にて結成されたセクステット編成。その後、バンドとしての活動が本格化し、2008年には『RISING SUN ROCK FESTIVAL 2008 in EZO』に出演。JAZZバンドとは思えぬ大迫力のパフォーマンスでオーディエンスを圧倒。2015年12月に東京、および仙台で、コーラス&ヴォーカルにFujikochan'sを招いて「ルパン三世コンサート~LUPIN! LUPIN!! LUPIN!!! 2015~」を開催。2015年の活動をもって解散を発表した。