Title | Duration | Price | ||
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1 |
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September 2021 alac,flac,wav,aac: 24bit/48kHz | 03:42 |
Interviews/Columns
連載
“仇児”(ILL KID)、KMCが仲間と文鳥とクラウドファンディングで目指す新作
小細工の無いリリック。常に挑む側のスタンス。明日を捨てたようなシャウト。10年以上、マイクだけを握り不器用なまでにブチかまそうとするKMCは、明らかに過小評価されたMCのひとりです。イベントで他のラッパー達と並ぶと、そのライヴは余計に際立ちます。無名のころ…

インタビュー
KMC×FIRSTSEED 『なぜPOPGROUPを選んだのか?』先行配信開始 & 対談インタビュー
12月22日のKAIKOO Vol.17に参加するKMCとFIRST SEEDのファースト・アルバムが到着。その中からKMCは「東京ウォーキング」を、FIRST SEEDは「Reverse Babel feat.BABA」を先行配信。KMCのロックンロール…
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Digital Catalog
ラッパー:KMC、2年振りのフルアルバムが全曲O.N.Oビート、THA BLUE HERBプロデュースでTHA BLUE HERB RECORDINGSから発売。
ラッパー:KMC、2年振りのフルアルバムが全曲O.N.Oビート、THA BLUE HERBプロデュースでTHA BLUE HERB RECORDINGSから発売。
HIP HOPが大好きで、パンク&ロックンロール・スピリッツが溢れ出す、"最高"という一言だけで語り尽くしたいラッパーが KMC。ステージを一瞬で沸騰させるそのパフォーマンス力は誰もが認めるところ。音楽が持つプリミティブな魅力に取り憑かれ、オリジナルなSTYLEを獲得したラッパーから飛び出す言葉だからこそ、すべての音楽好きの胸に突き刺さる。 2021年にはEP 「BLACK RAIN」とSingle 「What's going on」をリリース、盟友 STUTSが出演したフジロックのステージにも客演し、満員のオーディエンスを間違いなく"ロック"した。秋からは本作「ILL KID」を制作するためのクラウドファンディングを開始し、見事目標達成!いよいよ3枚目となるフル・アルバムがリリースされる。"愛される漢"、KMCだからこそ、OMSB、Hi'Spec、STUTS、KO-ney、MAHBIE、YAB (JUMANJI)、ALTO、IRONSTONE、Yasuyuki Sugawara (ecke,SYMBOL)という豪華プロデューサー陣が集結。世界でこの口からしか発せられないWordを織り交ぜたオンリーワンのフロウが、KMCにレップされるため用意されたぶっといビートの上でメラメラと燃え盛る。プロデューサーは色とりどりでもアルバム1枚1MCでシャウトしきる、まさにキングオブキングス。悲しい事もマイク1本でぶっ飛ばし、ドッ直球に元気づけられる、"生きていくことへの賛歌"。時代ではなく、心とシンクロするストレートなHIP HOPがここにはある。もがき続けても、自ら輝き続けるラッパーがまた金字塔を打ち立てた。 STUTS beatsに乗せて、1曲目「Krush Groove (Intro)」からKMCは大きな狼煙を「マイカフォンの中から正面衝突」とシャウトする。感情を爆発させ、力ありすぎるパンチラインで一気に突っ走るタイトル曲「ILL KID」。日本語ヒップホップの歴史的名曲であり、近田春夫 & ビブラストーン、YOU THE ROCK☆へと魂で受け継がれてきたクラシック「HOO!EI!HOO!」もカバーも収録。
HIP HOPが大好きで、パンク&ロックンロール・スピリッツが溢れ出す、"最高"という一言だけで語り尽くしたいラッパーが KMC。ステージを一瞬で沸騰させるそのパフォーマンス力は誰もが認めるところ。音楽が持つプリミティブな魅力に取り憑かれ、オリジナルなSTYLEを獲得したラッパーから飛び出す言葉だからこそ、すべての音楽好きの胸に突き刺さる。 2021年にはEP 「BLACK RAIN」とSingle 「What's going on」をリリース、盟友 STUTSが出演したフジロックのステージにも客演し、満員のオーディエンスを間違いなく"ロック"した。秋からは本作「ILL KID」を制作するためのクラウドファンディングを開始し、見事目標達成!いよいよ3枚目となるフル・アルバムがリリースされる。"愛される漢"、KMCだからこそ、OMSB、Hi'Spec、STUTS、KO-ney、MAHBIE、YAB (JUMANJI)、ALTO、IRONSTONE、Yasuyuki Sugawara (ecke,SYMBOL)という豪華プロデューサー陣が集結。世界でこの口からしか発せられないWordを織り交ぜたオンリーワンのフロウが、KMCにレップされるため用意されたぶっといビートの上でメラメラと燃え盛る。プロデューサーは色とりどりでもアルバム1枚1MCでシャウトしきる、まさにキングオブキングス。悲しい事もマイク1本でぶっ飛ばし、ドッ直球に元気づけられる、"生きていくことへの賛歌"。時代ではなく、心とシンクロするストレートなHIP HOPがここにはある。もがき続けても、自ら輝き続けるラッパーがまた金字塔を打ち立てた。 STUTS beatsに乗せて、1曲目「Krush Groove (Intro)」からKMCは大きな狼煙を「マイカフォンの中から正面衝突」とシャウトする。感情を爆発させ、力ありすぎるパンチラインで一気に突っ走るタイトル曲「ILL KID」。日本語ヒップホップの歴史的名曲であり、近田春夫 & ビブラストーン、YOU THE ROCK☆へと魂で受け継がれてきたクラシック「HOO!EI!HOO!」もカバーも収録。
単独音源としては約4年ぶりのリリースとなる本作は、STUTS、KO-ney、VOLOJZA、MASS OF THE FERMENTING DREGSの小倉直也らが提供した楽曲が収録されている。また、M-2にはKMC自身が飼育している文鳥の”寅”をフィーチャーし、M-3にはMETEORがラップで客演参加。ミックス&マスタリングはSTUTSが担当している。 コロナ禍における現時点のメッセージをパッケージした作品になっており、各プロデューサー陣による太いビートの上でKMCの強烈なリリックとラップが畳み掛ける力作だ。
STUTS、2018年にリリースした「Eutopia」以来、4年ぶりとなる3rdアルバム「Orbit」が完成。自身が得意としていたトラック・メイキングに加え、ツアーやフェスを通してビルドアップされたSTUTS Bandのメンバーをはじめ、これまで関係してきた最高の仲間たちとのセッションで作り上げた全18曲。インスト楽曲から、STUTSだからこそ総勢8名参加のマイクリレー曲まで、全楽曲のミックスに至るまでSTUTS自身でやり抜いた、HIP HOPを軸にしながらもあまりにも多彩な音楽。マスタリングはChris Athens、アートワークはこれまでのフルアルバム全てを手掛ける我喜屋位瑳務が手掛けた。常に新しい扉を開き続けることで、また他者との共同作業によって成長してきたSTUTS、2022年時点での集大成的な作品となっている。
STUTS、2018年にリリースした「Eutopia」以来、4年ぶりとなる3rdアルバム「Orbit」が完成。自身が得意としていたトラック・メイキングに加え、ツアーやフェスを通してビルドアップされたSTUTS Bandのメンバーをはじめ、これまで関係してきた最高の仲間たちとのセッションで作り上げた全18曲。インスト楽曲から、STUTSだからこそ総勢8名参加のマイクリレー曲まで、全楽曲のミックスに至るまでSTUTS自身でやり抜いた、HIP HOPを軸にしながらもあまりにも多彩な音楽。マスタリングはChris Athens、アートワークはこれまでのフルアルバム全てを手掛ける我喜屋位瑳務が手掛けた。常に新しい扉を開き続けることで、また他者との共同作業によって成長してきたSTUTS、2022年時点での集大成的な作品となっている。
新鋭レーベル [Hoodish Recordings] のリリース第二弾はレペゼン西東京 IRONSTONE の1st Album!!! 自らのスタイルを「魔ミュージック」と提唱し、コロナ禍にビートメイカーとしてのキャリアを本格始動させた IRONSTONE の1st Album。 初作品にして国産Drillとして最高峰の出来栄えに仕上がった意欲作。凶暴な808ベースとムーディーなメロディーが絡み合い、イントロから最後まで情景を想像させるようなストーリーテリングな展開。客演には KMC、RHYDA、東金B¥PASS、BDR、愛染 eyezen、CHEN THE PHARAOH、AIWABEATZ、Eclipse Sound System といった関東のシーンで活躍するラッパーやビートメイカー達が参加。ミックス・マスタリングとダブワイズは MaL (PART2STYLE) が担当。 ||◤◢||◤◢||◤◢||◤◢||◤◢||◤◢||◤◢||◤◢||◤◢||◤◢||◤◢|| ドリル/トラップをどのように消化してオリジナリティのある楽曲を生み出すか。東京・吉祥寺を拠点に活動するDJ/ビートメイカー/プロデューサーの IRONSTONE のファースト・アルバムは、そうした現代的な課題へのひとつの回答と言えよう。また、複数のラッパーを客演に迎えた本作は、国内のラップ・ミュージックのシーンにも刺激を与え得る作品であろうし、そうした期待を抱かせる新鮮さがある。 ハードコア・バンドのギタリストとしてキャリアをスタート、現在も複数のバンドでギターを弾く IRONSTONE は、コロナ禍以降に本格的にビート・メイクに取り組み始めたという。特定の音楽の領域に留まらず活動してきた彼らしい面々と共同制作しているのも重要なポイントだ。 例えば、DJ/ビートメイカー、AIWABEATZ との共作 “∞” (インフィニティ) はニューエイジ・ミーツ・ドリルとでも形容したくなる。さらに、ベース・ミュージックやトロピカルなサウンドと日本語のラップの混合に挑戦し続けるラッパー、RHYDA との “anmo” は、パーカッションや打楽器、または “和” のテイストを加え、“お祭り男” の個性を上手く引き出している。もうひとつだけ例を挙げるとすれば、ラッパー、愛染 eyezen との “HYPER BURN” では、定番リディムの “Sleng Teng” を用いたドリルを展開する。 このように、異なる作風の楽曲が並ぶ本作は、高田馬場にあるクリエイティブレストラン「九州珠-KUSUDAMA-」が2021年後半に始動させたばかりの音楽レーベル「HOODISH RECORDINGS」からリリースされる。そして、レーベル第一弾作品を発表した MaL が今回の作品の制作にも携わる。すなわち、IRONSTONE のユニークなデビュー作は、ドリル/トラップ、日本語ラップ、ベース・ミュージックの交点であり、また、場と場、人と人が繋がっていくクラブ・カルチャーやパーティーの現場のいまを伝えてもいるのだ。 (二木信/音楽ライター)
新鋭レーベル [Hoodish Recordings] のリリース第二弾はレペゼン西東京 IRONSTONE の1st Album!!! 自らのスタイルを「魔ミュージック」と提唱し、コロナ禍にビートメイカーとしてのキャリアを本格始動させた IRONSTONE の1st Album。 初作品にして国産Drillとして最高峰の出来栄えに仕上がった意欲作。凶暴な808ベースとムーディーなメロディーが絡み合い、イントロから最後まで情景を想像させるようなストーリーテリングな展開。客演には KMC、RHYDA、東金B¥PASS、BDR、愛染 eyezen、CHEN THE PHARAOH、AIWABEATZ、Eclipse Sound System といった関東のシーンで活躍するラッパーやビートメイカー達が参加。ミックス・マスタリングとダブワイズは MaL (PART2STYLE) が担当。 ||◤◢||◤◢||◤◢||◤◢||◤◢||◤◢||◤◢||◤◢||◤◢||◤◢||◤◢|| ドリル/トラップをどのように消化してオリジナリティのある楽曲を生み出すか。東京・吉祥寺を拠点に活動するDJ/ビートメイカー/プロデューサーの IRONSTONE のファースト・アルバムは、そうした現代的な課題へのひとつの回答と言えよう。また、複数のラッパーを客演に迎えた本作は、国内のラップ・ミュージックのシーンにも刺激を与え得る作品であろうし、そうした期待を抱かせる新鮮さがある。 ハードコア・バンドのギタリストとしてキャリアをスタート、現在も複数のバンドでギターを弾く IRONSTONE は、コロナ禍以降に本格的にビート・メイクに取り組み始めたという。特定の音楽の領域に留まらず活動してきた彼らしい面々と共同制作しているのも重要なポイントだ。 例えば、DJ/ビートメイカー、AIWABEATZ との共作 “∞” (インフィニティ) はニューエイジ・ミーツ・ドリルとでも形容したくなる。さらに、ベース・ミュージックやトロピカルなサウンドと日本語のラップの混合に挑戦し続けるラッパー、RHYDA との “anmo” は、パーカッションや打楽器、または “和” のテイストを加え、“お祭り男” の個性を上手く引き出している。もうひとつだけ例を挙げるとすれば、ラッパー、愛染 eyezen との “HYPER BURN” では、定番リディムの “Sleng Teng” を用いたドリルを展開する。 このように、異なる作風の楽曲が並ぶ本作は、高田馬場にあるクリエイティブレストラン「九州珠-KUSUDAMA-」が2021年後半に始動させたばかりの音楽レーベル「HOODISH RECORDINGS」からリリースされる。そして、レーベル第一弾作品を発表した MaL が今回の作品の制作にも携わる。すなわち、IRONSTONE のユニークなデビュー作は、ドリル/トラップ、日本語ラップ、ベース・ミュージックの交点であり、また、場と場、人と人が繋がっていくクラブ・カルチャーやパーティーの現場のいまを伝えてもいるのだ。 (二木信/音楽ライター)
千葉を拠点に活動するラッパー兼ビートメイカーのVOLOJZAは11月17日(水)、新作ソロアルバム「其レハ鳴リ続ケル」をリリースした。 VOLOJZAはCHAPAHやKAICHOOなども所属するレーベル、VLUTENT RECORDSを主宰するラッパー兼ビートメイカー。オルタナティヴヒップホップグループ、Die, No Ties, Flyのメンバーとしても活動している。今年に入ってからも同グループでのEP「THE FLY」のほか、ソロでのインスト集「BLACKSUMMER」やシングル「AAAA-4」と精力的に作品をリリースしてきた。 全7曲入りの今回のアルバムは、「一話完結だが統一感のあるオムニバスドラマのような作品」を目指し全曲に客演を迎えて制作された作品だ。ビートは全てVOLOJZA自身が手掛け、ミックスとマスタリングはKABEYAMが担当。トラップやブーンバップといったヒップホップを軸に、テクノなども取り入れたカラフルでいて日常の侘び寂びも感じられるサウンドに仕上がっている。客演には先行シングル「君がいた夏」のヤング・キュンと「I LIKE YOU」のKID FRESINOのほか、QNやVLUTENT RECODSの面々が参加。ゆるいラップスタイルのVOLOJZAと多彩な個性の共演で、パーソナルだが他者に対して開かれた表現が楽しめる。
千葉を拠点に活動するラッパー兼ビートメイカーのVOLOJZAは11月17日(水)、新作ソロアルバム「其レハ鳴リ続ケル」をリリースした。 VOLOJZAはCHAPAHやKAICHOOなども所属するレーベル、VLUTENT RECORDSを主宰するラッパー兼ビートメイカー。オルタナティヴヒップホップグループ、Die, No Ties, Flyのメンバーとしても活動している。今年に入ってからも同グループでのEP「THE FLY」のほか、ソロでのインスト集「BLACKSUMMER」やシングル「AAAA-4」と精力的に作品をリリースしてきた。 全7曲入りの今回のアルバムは、「一話完結だが統一感のあるオムニバスドラマのような作品」を目指し全曲に客演を迎えて制作された作品だ。ビートは全てVOLOJZA自身が手掛け、ミックスとマスタリングはKABEYAMが担当。トラップやブーンバップといったヒップホップを軸に、テクノなども取り入れたカラフルでいて日常の侘び寂びも感じられるサウンドに仕上がっている。客演には先行シングル「君がいた夏」のヤング・キュンと「I LIKE YOU」のKID FRESINOのほか、QNやVLUTENT RECODSの面々が参加。ゆるいラップスタイルのVOLOJZAと多彩な個性の共演で、パーソナルだが他者に対して開かれた表現が楽しめる。
トラックメイカーデュオ「Fragment」主宰のレーベル“ 術ノ穴 ”所属のアーティストを中心に、全国各地から届いたデモ音源とこれまでに交流のあったアーティストをコンパイル。 HIPHOP、DUBSTEP、エレクトロ、ディスコ、パンク、エレクトロニカ、ポストロックなどジャンルレスな次世代クリエイターが一同に集結!!
Digital Catalog
ラッパー:KMC、2年振りのフルアルバムが全曲O.N.Oビート、THA BLUE HERBプロデュースでTHA BLUE HERB RECORDINGSから発売。
ラッパー:KMC、2年振りのフルアルバムが全曲O.N.Oビート、THA BLUE HERBプロデュースでTHA BLUE HERB RECORDINGSから発売。
HIP HOPが大好きで、パンク&ロックンロール・スピリッツが溢れ出す、"最高"という一言だけで語り尽くしたいラッパーが KMC。ステージを一瞬で沸騰させるそのパフォーマンス力は誰もが認めるところ。音楽が持つプリミティブな魅力に取り憑かれ、オリジナルなSTYLEを獲得したラッパーから飛び出す言葉だからこそ、すべての音楽好きの胸に突き刺さる。 2021年にはEP 「BLACK RAIN」とSingle 「What's going on」をリリース、盟友 STUTSが出演したフジロックのステージにも客演し、満員のオーディエンスを間違いなく"ロック"した。秋からは本作「ILL KID」を制作するためのクラウドファンディングを開始し、見事目標達成!いよいよ3枚目となるフル・アルバムがリリースされる。"愛される漢"、KMCだからこそ、OMSB、Hi'Spec、STUTS、KO-ney、MAHBIE、YAB (JUMANJI)、ALTO、IRONSTONE、Yasuyuki Sugawara (ecke,SYMBOL)という豪華プロデューサー陣が集結。世界でこの口からしか発せられないWordを織り交ぜたオンリーワンのフロウが、KMCにレップされるため用意されたぶっといビートの上でメラメラと燃え盛る。プロデューサーは色とりどりでもアルバム1枚1MCでシャウトしきる、まさにキングオブキングス。悲しい事もマイク1本でぶっ飛ばし、ドッ直球に元気づけられる、"生きていくことへの賛歌"。時代ではなく、心とシンクロするストレートなHIP HOPがここにはある。もがき続けても、自ら輝き続けるラッパーがまた金字塔を打ち立てた。 STUTS beatsに乗せて、1曲目「Krush Groove (Intro)」からKMCは大きな狼煙を「マイカフォンの中から正面衝突」とシャウトする。感情を爆発させ、力ありすぎるパンチラインで一気に突っ走るタイトル曲「ILL KID」。日本語ヒップホップの歴史的名曲であり、近田春夫 & ビブラストーン、YOU THE ROCK☆へと魂で受け継がれてきたクラシック「HOO!EI!HOO!」もカバーも収録。
HIP HOPが大好きで、パンク&ロックンロール・スピリッツが溢れ出す、"最高"という一言だけで語り尽くしたいラッパーが KMC。ステージを一瞬で沸騰させるそのパフォーマンス力は誰もが認めるところ。音楽が持つプリミティブな魅力に取り憑かれ、オリジナルなSTYLEを獲得したラッパーから飛び出す言葉だからこそ、すべての音楽好きの胸に突き刺さる。 2021年にはEP 「BLACK RAIN」とSingle 「What's going on」をリリース、盟友 STUTSが出演したフジロックのステージにも客演し、満員のオーディエンスを間違いなく"ロック"した。秋からは本作「ILL KID」を制作するためのクラウドファンディングを開始し、見事目標達成!いよいよ3枚目となるフル・アルバムがリリースされる。"愛される漢"、KMCだからこそ、OMSB、Hi'Spec、STUTS、KO-ney、MAHBIE、YAB (JUMANJI)、ALTO、IRONSTONE、Yasuyuki Sugawara (ecke,SYMBOL)という豪華プロデューサー陣が集結。世界でこの口からしか発せられないWordを織り交ぜたオンリーワンのフロウが、KMCにレップされるため用意されたぶっといビートの上でメラメラと燃え盛る。プロデューサーは色とりどりでもアルバム1枚1MCでシャウトしきる、まさにキングオブキングス。悲しい事もマイク1本でぶっ飛ばし、ドッ直球に元気づけられる、"生きていくことへの賛歌"。時代ではなく、心とシンクロするストレートなHIP HOPがここにはある。もがき続けても、自ら輝き続けるラッパーがまた金字塔を打ち立てた。 STUTS beatsに乗せて、1曲目「Krush Groove (Intro)」からKMCは大きな狼煙を「マイカフォンの中から正面衝突」とシャウトする。感情を爆発させ、力ありすぎるパンチラインで一気に突っ走るタイトル曲「ILL KID」。日本語ヒップホップの歴史的名曲であり、近田春夫 & ビブラストーン、YOU THE ROCK☆へと魂で受け継がれてきたクラシック「HOO!EI!HOO!」もカバーも収録。
単独音源としては約4年ぶりのリリースとなる本作は、STUTS、KO-ney、VOLOJZA、MASS OF THE FERMENTING DREGSの小倉直也らが提供した楽曲が収録されている。また、M-2にはKMC自身が飼育している文鳥の”寅”をフィーチャーし、M-3にはMETEORがラップで客演参加。ミックス&マスタリングはSTUTSが担当している。 コロナ禍における現時点のメッセージをパッケージした作品になっており、各プロデューサー陣による太いビートの上でKMCの強烈なリリックとラップが畳み掛ける力作だ。
STUTS、2018年にリリースした「Eutopia」以来、4年ぶりとなる3rdアルバム「Orbit」が完成。自身が得意としていたトラック・メイキングに加え、ツアーやフェスを通してビルドアップされたSTUTS Bandのメンバーをはじめ、これまで関係してきた最高の仲間たちとのセッションで作り上げた全18曲。インスト楽曲から、STUTSだからこそ総勢8名参加のマイクリレー曲まで、全楽曲のミックスに至るまでSTUTS自身でやり抜いた、HIP HOPを軸にしながらもあまりにも多彩な音楽。マスタリングはChris Athens、アートワークはこれまでのフルアルバム全てを手掛ける我喜屋位瑳務が手掛けた。常に新しい扉を開き続けることで、また他者との共同作業によって成長してきたSTUTS、2022年時点での集大成的な作品となっている。
STUTS、2018年にリリースした「Eutopia」以来、4年ぶりとなる3rdアルバム「Orbit」が完成。自身が得意としていたトラック・メイキングに加え、ツアーやフェスを通してビルドアップされたSTUTS Bandのメンバーをはじめ、これまで関係してきた最高の仲間たちとのセッションで作り上げた全18曲。インスト楽曲から、STUTSだからこそ総勢8名参加のマイクリレー曲まで、全楽曲のミックスに至るまでSTUTS自身でやり抜いた、HIP HOPを軸にしながらもあまりにも多彩な音楽。マスタリングはChris Athens、アートワークはこれまでのフルアルバム全てを手掛ける我喜屋位瑳務が手掛けた。常に新しい扉を開き続けることで、また他者との共同作業によって成長してきたSTUTS、2022年時点での集大成的な作品となっている。
新鋭レーベル [Hoodish Recordings] のリリース第二弾はレペゼン西東京 IRONSTONE の1st Album!!! 自らのスタイルを「魔ミュージック」と提唱し、コロナ禍にビートメイカーとしてのキャリアを本格始動させた IRONSTONE の1st Album。 初作品にして国産Drillとして最高峰の出来栄えに仕上がった意欲作。凶暴な808ベースとムーディーなメロディーが絡み合い、イントロから最後まで情景を想像させるようなストーリーテリングな展開。客演には KMC、RHYDA、東金B¥PASS、BDR、愛染 eyezen、CHEN THE PHARAOH、AIWABEATZ、Eclipse Sound System といった関東のシーンで活躍するラッパーやビートメイカー達が参加。ミックス・マスタリングとダブワイズは MaL (PART2STYLE) が担当。 ||◤◢||◤◢||◤◢||◤◢||◤◢||◤◢||◤◢||◤◢||◤◢||◤◢||◤◢|| ドリル/トラップをどのように消化してオリジナリティのある楽曲を生み出すか。東京・吉祥寺を拠点に活動するDJ/ビートメイカー/プロデューサーの IRONSTONE のファースト・アルバムは、そうした現代的な課題へのひとつの回答と言えよう。また、複数のラッパーを客演に迎えた本作は、国内のラップ・ミュージックのシーンにも刺激を与え得る作品であろうし、そうした期待を抱かせる新鮮さがある。 ハードコア・バンドのギタリストとしてキャリアをスタート、現在も複数のバンドでギターを弾く IRONSTONE は、コロナ禍以降に本格的にビート・メイクに取り組み始めたという。特定の音楽の領域に留まらず活動してきた彼らしい面々と共同制作しているのも重要なポイントだ。 例えば、DJ/ビートメイカー、AIWABEATZ との共作 “∞” (インフィニティ) はニューエイジ・ミーツ・ドリルとでも形容したくなる。さらに、ベース・ミュージックやトロピカルなサウンドと日本語のラップの混合に挑戦し続けるラッパー、RHYDA との “anmo” は、パーカッションや打楽器、または “和” のテイストを加え、“お祭り男” の個性を上手く引き出している。もうひとつだけ例を挙げるとすれば、ラッパー、愛染 eyezen との “HYPER BURN” では、定番リディムの “Sleng Teng” を用いたドリルを展開する。 このように、異なる作風の楽曲が並ぶ本作は、高田馬場にあるクリエイティブレストラン「九州珠-KUSUDAMA-」が2021年後半に始動させたばかりの音楽レーベル「HOODISH RECORDINGS」からリリースされる。そして、レーベル第一弾作品を発表した MaL が今回の作品の制作にも携わる。すなわち、IRONSTONE のユニークなデビュー作は、ドリル/トラップ、日本語ラップ、ベース・ミュージックの交点であり、また、場と場、人と人が繋がっていくクラブ・カルチャーやパーティーの現場のいまを伝えてもいるのだ。 (二木信/音楽ライター)
新鋭レーベル [Hoodish Recordings] のリリース第二弾はレペゼン西東京 IRONSTONE の1st Album!!! 自らのスタイルを「魔ミュージック」と提唱し、コロナ禍にビートメイカーとしてのキャリアを本格始動させた IRONSTONE の1st Album。 初作品にして国産Drillとして最高峰の出来栄えに仕上がった意欲作。凶暴な808ベースとムーディーなメロディーが絡み合い、イントロから最後まで情景を想像させるようなストーリーテリングな展開。客演には KMC、RHYDA、東金B¥PASS、BDR、愛染 eyezen、CHEN THE PHARAOH、AIWABEATZ、Eclipse Sound System といった関東のシーンで活躍するラッパーやビートメイカー達が参加。ミックス・マスタリングとダブワイズは MaL (PART2STYLE) が担当。 ||◤◢||◤◢||◤◢||◤◢||◤◢||◤◢||◤◢||◤◢||◤◢||◤◢||◤◢|| ドリル/トラップをどのように消化してオリジナリティのある楽曲を生み出すか。東京・吉祥寺を拠点に活動するDJ/ビートメイカー/プロデューサーの IRONSTONE のファースト・アルバムは、そうした現代的な課題へのひとつの回答と言えよう。また、複数のラッパーを客演に迎えた本作は、国内のラップ・ミュージックのシーンにも刺激を与え得る作品であろうし、そうした期待を抱かせる新鮮さがある。 ハードコア・バンドのギタリストとしてキャリアをスタート、現在も複数のバンドでギターを弾く IRONSTONE は、コロナ禍以降に本格的にビート・メイクに取り組み始めたという。特定の音楽の領域に留まらず活動してきた彼らしい面々と共同制作しているのも重要なポイントだ。 例えば、DJ/ビートメイカー、AIWABEATZ との共作 “∞” (インフィニティ) はニューエイジ・ミーツ・ドリルとでも形容したくなる。さらに、ベース・ミュージックやトロピカルなサウンドと日本語のラップの混合に挑戦し続けるラッパー、RHYDA との “anmo” は、パーカッションや打楽器、または “和” のテイストを加え、“お祭り男” の個性を上手く引き出している。もうひとつだけ例を挙げるとすれば、ラッパー、愛染 eyezen との “HYPER BURN” では、定番リディムの “Sleng Teng” を用いたドリルを展開する。 このように、異なる作風の楽曲が並ぶ本作は、高田馬場にあるクリエイティブレストラン「九州珠-KUSUDAMA-」が2021年後半に始動させたばかりの音楽レーベル「HOODISH RECORDINGS」からリリースされる。そして、レーベル第一弾作品を発表した MaL が今回の作品の制作にも携わる。すなわち、IRONSTONE のユニークなデビュー作は、ドリル/トラップ、日本語ラップ、ベース・ミュージックの交点であり、また、場と場、人と人が繋がっていくクラブ・カルチャーやパーティーの現場のいまを伝えてもいるのだ。 (二木信/音楽ライター)
千葉を拠点に活動するラッパー兼ビートメイカーのVOLOJZAは11月17日(水)、新作ソロアルバム「其レハ鳴リ続ケル」をリリースした。 VOLOJZAはCHAPAHやKAICHOOなども所属するレーベル、VLUTENT RECORDSを主宰するラッパー兼ビートメイカー。オルタナティヴヒップホップグループ、Die, No Ties, Flyのメンバーとしても活動している。今年に入ってからも同グループでのEP「THE FLY」のほか、ソロでのインスト集「BLACKSUMMER」やシングル「AAAA-4」と精力的に作品をリリースしてきた。 全7曲入りの今回のアルバムは、「一話完結だが統一感のあるオムニバスドラマのような作品」を目指し全曲に客演を迎えて制作された作品だ。ビートは全てVOLOJZA自身が手掛け、ミックスとマスタリングはKABEYAMが担当。トラップやブーンバップといったヒップホップを軸に、テクノなども取り入れたカラフルでいて日常の侘び寂びも感じられるサウンドに仕上がっている。客演には先行シングル「君がいた夏」のヤング・キュンと「I LIKE YOU」のKID FRESINOのほか、QNやVLUTENT RECODSの面々が参加。ゆるいラップスタイルのVOLOJZAと多彩な個性の共演で、パーソナルだが他者に対して開かれた表現が楽しめる。
千葉を拠点に活動するラッパー兼ビートメイカーのVOLOJZAは11月17日(水)、新作ソロアルバム「其レハ鳴リ続ケル」をリリースした。 VOLOJZAはCHAPAHやKAICHOOなども所属するレーベル、VLUTENT RECORDSを主宰するラッパー兼ビートメイカー。オルタナティヴヒップホップグループ、Die, No Ties, Flyのメンバーとしても活動している。今年に入ってからも同グループでのEP「THE FLY」のほか、ソロでのインスト集「BLACKSUMMER」やシングル「AAAA-4」と精力的に作品をリリースしてきた。 全7曲入りの今回のアルバムは、「一話完結だが統一感のあるオムニバスドラマのような作品」を目指し全曲に客演を迎えて制作された作品だ。ビートは全てVOLOJZA自身が手掛け、ミックスとマスタリングはKABEYAMが担当。トラップやブーンバップといったヒップホップを軸に、テクノなども取り入れたカラフルでいて日常の侘び寂びも感じられるサウンドに仕上がっている。客演には先行シングル「君がいた夏」のヤング・キュンと「I LIKE YOU」のKID FRESINOのほか、QNやVLUTENT RECODSの面々が参加。ゆるいラップスタイルのVOLOJZAと多彩な個性の共演で、パーソナルだが他者に対して開かれた表現が楽しめる。
トラックメイカーデュオ「Fragment」主宰のレーベル“ 術ノ穴 ”所属のアーティストを中心に、全国各地から届いたデモ音源とこれまでに交流のあったアーティストをコンパイル。 HIPHOP、DUBSTEP、エレクトロ、ディスコ、パンク、エレクトロニカ、ポストロックなどジャンルレスな次世代クリエイターが一同に集結!!
Interviews/Columns
連載
“仇児”(ILL KID)、KMCが仲間と文鳥とクラウドファンディングで目指す新作
小細工の無いリリック。常に挑む側のスタンス。明日を捨てたようなシャウト。10年以上、マイクだけを握り不器用なまでにブチかまそうとするKMCは、明らかに過小評価されたMCのひとりです。イベントで他のラッパー達と並ぶと、そのライヴは余計に際立ちます。無名のころ…

インタビュー
KMC×FIRSTSEED 『なぜPOPGROUPを選んだのか?』先行配信開始 & 対談インタビュー
12月22日のKAIKOO Vol.17に参加するKMCとFIRST SEEDのファースト・アルバムが到着。その中からKMCは「東京ウォーキング」を、FIRST SEEDは「Reverse Babel feat.BABA」を先行配信。KMCのロックンロール…