オバッチ先生のジャケ弁料理教室~夏フェスがやって来る! 〜

夏フェスの事を考えるとワクワクする季節がやってまいりました。見たいアーティストの事を考えながら、ジャケ弁を作ってみませんか? 今回のジャケ弁料理教室のテーマは、ずばり「夏フェス」! 日本の夏フェスの歴史についての授業&あなたがフェスを開催するなら? という妄想をしながら、最終回には出演してほしい好きなアーティストのジャケ弁を作ってみましょう! 3回通しで受けても良し! 1回だけの参加も大丈夫。夏フェスへのワクワクした気持ちを一弁入魂して作ってみましょう!

オバッチ先生のジャケ弁料理教室 第1回潜入レポート!

久々の開講となったオトトイの学校の人気講座「オバッチ先生のジャケ弁料理教室」。今回は、”夏フェス特集”と題して、日本の夏フェスの歴史と今年のラインナップについて考えながら、ジャケ弁を作ってみようというコンセプト。

場所は田園都市線の三軒茶屋駅から徒歩15分のところにある、IID世田谷ものづくり学校。小学校を改装して作られ、期間限定の展示や、1DAYのワークショップ、カフェやパン屋さんなどが催されています。おしゃれなクリエイターたちが集まる素敵な建物です。

そんな中、壮大でプログレッシブなミューズの楽曲(しかもライヴ盤(笑))が流れる教室が、2階にひとつ… 。そう、音楽と料理が絶妙な化学反応をみせる「オバッチ先生のジャケ弁料理教室」!!

第1回の課題はミューズとビョーク!!

第1回の課題は、イギリスのロック・バンド、ミューズの3rdアルバム『アブソルーション』と、1997年にリリースされたビョークの1stアルバム『デビュー』。今年のFUJI ROCK FESTIVALとSUMMER SONICのヘッドライナーとなった2組の大ヒット・アルバムがチョイスされました!

まずはオバッチ先生の夏フェス講義からスタート、伝説のUDO ROCK FESTIVALの潜入レポート紙芝居をまじえて、近年の夏フェス乱立について熱く語りました。生徒さんの中にも、バンドTシャツを着ている方がちらほら… (バンドT着用の方は300円割引なのです!)。その後、ビョークとミューズのテーブルに別れて、作業開始!

今回の課題は、2種類とも色合いがシンプルで、オバッチ先生曰く、難易度的には初級編とのことですが、顔が大写しになっているビョーク、そしてたくさんの人の影が写っているミューズ。ほんとうに簡単なんですか、オバッチ先生… 。

細かい作業も、みんなで進めれば意外と簡単?

四角いお弁当箱にご飯を敷き詰めて、まずはラップを被せて平らにしていきます。ここが意外とポイント。ミューズ・チームは、ひたすら人影を海苔で切って作るという、苦行系の作業からスタート。トレーシング・ペーパーをジャケットに被せて、人影を写し、海苔と重ねて、眉切りハサミでひとつひとつ切っていきます。工作が得意という生徒さんは早々に終わらせていました! 影を切り終わったら、とろろ昆布を敷き詰めて、海苔を乗せていきます。むむ、意外と簡単?

一方のビョーク・チームは、白いかまぼこを顔型に薄く切り、ミューズ・チーム同様、海苔を細かく切って、若き日のビョークの目、鼻、口、手を再現。目尻や口元の少しの上がり下がりで、表情が変わってしまいそう。うふふ顔を作るには、どうしたらいいのでしょうか… (笑)。こちらはバンドTを着ていた方が数名いらっしゃったこともあり、音楽の話に花を咲かせつつ、表情は真剣。

集中しすぎて顔が近いですよ!

そうしている間にミューズ・チームは左上のバンド名の作成に突入! こちらも細かい! オバッチ先生のアドバイスをもとに、ひと文字ずつ、かまぼこを切って作成。余裕がある生徒さんは、小さく印字されているアルバム名まで作成!! オバッチ先生もこれにはびっくり。難しい! と唸りながら苦戦している生徒さんも… いやいや、完璧です。集中しすぎて顔が近いですよ!

ビョークの髪の毛は海苔で、セーターはとろろ昆布で作ります。髪の毛には切れ目を入れて、細かいところまで再現。モヘア・セーターの時間が経つと海苔が乾燥してきて、かまぼこから剥がれて顔が崩れてきてしまいます。これが、”海苔乾燥問題”!! このようなジャケ弁トラブルは、経験豊富なチーム・オバッチがフォロー。チーム・ワーク抜群です。

完成!!! あっという間の2時間です!

ミューズ・チームは仕上げにゆかりをまぶして、コンクリートのざらざらを再現。芸が細かい! 同じものを目指して作っていても、ちょっとした海苔の配置やゆかりの量で、イメージが少しずつ違います。そしてもちろん、余りものの切れ端は、いただきまーす!

少し遅れてビョーク・チームも完成! 並べてみると、顔の表情は様々。これには作っていた生徒さんも驚きです。みんなのお弁当を並べて記念撮影!! キャラ弁はわかるけど、ジャケ弁ってちょっと細かすぎじゃない? 難しいじゃない? コアなんじゃない? などなど、初めてライヴ・ハウスに行くような気持ちでお邪魔したのですが、やはり音楽好きという共通項だけで、教室の雰囲気は和やか。細かい手作業も多かったのですが、おしゃべりに花が咲き、手も進み、あっという間の2時間でした。みなさん、お疲れ様でした!! 次回は6種類のジャケから1つを選択しての教室が展開される模様。課題発表もされているので要チェックです!!

オバッチ先生のジャケ弁料理教室~夏フェスがやって来る! 〜

夏フェスの事を考えるとワクワクする季節がやってまいりました。見たいアーティストの事を考えながら、ジャケ弁を作ってみませんか? 今回のジャケ弁料理教室のテーマは、ずばり「夏フェス」! 日本の夏フェスの歴史についての授業&あなたがフェスを開催するなら? という妄想をしながら、最終回には出演してほしい好きなアーティストのジャケ弁を作ってみましょう! 3回通しで受けても良し! 1回だけの参加も大丈夫。夏フェスへのワクワクした気持ちを一弁入魂して作ってみましょう!