Title | Duration | Price | ||
---|---|---|---|---|
DISC 1 | ||||
1 | ホワット・メイクス・ユー・ビューティフル -- One Direction flac: 16bit/44.1kHz | 03:18 | N/A | |
2 | TiK ToK -- Ke$ha flac: 16bit/44.1kHz | 03:19 | N/A | |
3 | DJ Got Us Fallin' In Love (feat. Pitbull) -- UsherPitbull flac: 16bit/44.1kHz | 03:42 | N/A | |
DISC 2 | ||||
4 | Till the World Ends -- Britney Spears flac: 16bit/44.1kHz | 03:57 | N/A | |
5 | Yeah 3x -- Chris Brown flac: 16bit/44.1kHz | 04:01 | N/A | |
DISC 3 | ||||
6 | Freestyler (Radio Edit) -- Bomfunk MC's flac: 16bit/44.1kHz | 02:52 | N/A | |
DISC 4 | ||||
7 | Hey Ya! (Club Mix) -- Outkast flac: 16bit/44.1kHz | 03:45 | N/A | |
8 | レイズ・ユア・グラス -- P!NK flac: 16bit/44.1kHz | 03:23 | N/A | |
9 | SexyBack (feat. Timbaland) -- Justin TimberlakeTimbaland flac: 16bit/44.1kHz | 04:02 | N/A | |
DISC 5 | ||||
10 | Give Me Everything (Radio Edit) (feat. Ne-Yo, Afrojack, Nayer) -- PitbullNe-YoAfrojackNayer flac: 16bit/44.1kHz | 03:48 | N/A | |
DISC 6 | ||||
11 | Waiting for Tonight -- Jennifer Lopez flac: 16bit/44.1kHz | 04:06 | N/A | |
DISC 7 | ||||
12 | Stronger (What Doesn't Kill You) -- Kelly Clarkson flac: 16bit/44.1kHz | 03:41 | N/A | |
13 | Happiness -- Alexis Jordan flac: 16bit/44.1kHz | 04:03 | N/A | |
DISC 8 | ||||
14 | Shake It -- Metro Station flac: 16bit/44.1kHz | 02:59 | N/A | |
15 | Work -- Kelly Rowland flac: 16bit/44.1kHz | 03:28 | N/A | |
16 | 1 Thing (Radio Edit) -- Amerie flac: 16bit/44.1kHz | 04:02 | N/A | |
DISC 9 | ||||
17 | No Scrubs (Radio Version) -- TLC flac: 16bit/44.1kHz | 04:00 | N/A | |
DISC 10 | ||||
18 | She Wolf -- Shakira flac: 16bit/44.1kHz | 03:08 | N/A | |
DISC 11 | ||||
19 | Everybody (Backstreet's Back) (Radio Edit) -- Backstreet Boys flac: 16bit/44.1kHz | 03:45 | N/A | |
20 | It's Like That -- RUN DMCJason Nevins flac: 16bit/44.1kHz | 04:09 | N/A | |
21 | Jump (For My Love) (Single Remix) -- The Pointer Sisters flac: 16bit/44.1kHz | 03:59 | N/A | |
DISC 12 | ||||
22 | Spotlight -- Jennifer Hudson flac: 16bit/44.1kHz | 04:10 | N/A | |
DISC 13 | ||||
23 | Shackles (Praise You) -- Mary Mary flac: 16bit/44.1kHz | 03:18 | N/A | |
24 | Lady Marmalade (feat. Patti LaBelle) -- LABELLEPatti LaBelle flac: 16bit/44.1kHz | 03:56 | N/A | |
DISC 14 | ||||
25 | Candyman -- Christina Aguilera flac: 16bit/44.1kHz | 03:14 | N/A | |
26 | I'm Outta Love (Radio Edit) -- Anastacia flac: 16bit/44.1kHz | 04:03 | N/A | |
DISC 15 | ||||
27 | He Wasn't Man Enough (Radio Edit) -- Toni Braxton flac: 16bit/44.1kHz | 04:02 | N/A | |
DISC 16 | ||||
28 | Girls Just Wanna Have Fun -- Cyndi Lauper flac: 16bit/44.1kHz | 03:44 | N/A | |
29 | 9 to 5 -- Dolly Parton flac: 16bit/44.1kHz | 02:44 | N/A | |
30 | These Boots Are Made for Walkin' -- JESSICA SIMPSON flac: 16bit/44.1kHz | 03:58 | N/A | |
DISC 17 | ||||
31 | Bye Bye Bye -- *NSYNC flac: 16bit/44.1kHz | 03:19 | N/A | |
32 | Don't Stop Believin' -- Journey flac: 16bit/44.1kHz | 04:08 | N/A | |
DISC 18 | ||||
33 | Waiting for a Star to Fall -- Boy Meets Girl flac: 16bit/44.1kHz | 04:32 | N/A | |
DISC 19 | ||||
34 | Can You Feel It -- THE JACKSONS flac: 16bit/44.1kHz | 03:49 | N/A | |
DISC 20 | ||||
35 | Cooler Than Me (Single Mix) -- Mike Posner flac: 16bit/44.1kHz | 03:33 | N/A | |
36 | Respect -- Aretha Franklin flac: 16bit/44.1kHz | 02:25 | N/A | |
DISC 21 | ||||
37 | Walk This Way (7" Single Version) (feat. Aerosmith) -- RUN DMCAerosmith flac: 16bit/44.1kHz | 03:36 | N/A | |
38 | Crying at the Discoteque (Radio Edit) -- Alcazar flac: 16bit/44.1kHz | 03:51 | N/A | |
DISC 22 | ||||
39 | ア・リトル・レス・カンヴァセーション (JXL ラジオ・エディット・リミックス) -- Elvis Presley flac: 16bit/44.1kHz | 03:33 | N/A | |
40 | You Spin Me Round (Like a Record) -- Dead Or Alive flac: 16bit/44.1kHz | 03:19 | N/A | |
DISC 23 | ||||
41 | I See You Baby (Fatboy Slim Radio Edit) (feat. Gramma Funk) -- Groove ArmadaGramma Funk flac: 16bit/44.1kHz | 04:04 | N/A | |
42 | Swagger Jagger -- Cher Lloyd flac: 16bit/44.1kHz | 03:12 | N/A | |
DISC 24 | ||||
43 | Party All Night (Sleep All Day) -- Sean Kingston flac: 16bit/44.1kHz | 03:42 | N/A | |
44 | Barbra Streisand (The Most Wanted Woman) (Radio Mix) -- Boney M. flac: 16bit/44.1kHz | 03:12 | N/A | |
45 | Thinking of Me -- Olly Murs flac: 16bit/44.1kHz | 03:25 | N/A | |
DISC 25 | ||||
46 | She's So Lovely -- Scouting For Girls flac: 16bit/44.1kHz | 03:42 | N/A | |
DISC 26 | ||||
47 | ヴァレリー -- The Zutons flac: 16bit/44.1kHz | 03:55 | N/A | |
DISC 27 | ||||
48 | Teenage Dirtbag -- Wheatus flac: 16bit/44.1kHz | 04:03 | N/A | |
DISC 28 | ||||
49 | Pumped Up Kicks -- Foster The People flac: 16bit/44.1kHz | 03:58 | N/A | |
50 | Kids (Radio Mix) -- MGMT flac: 16bit/44.1kHz | 05:03 | N/A |
Due to label constraints, you cannot choose the audio format. The total number of downloads available is 10. Please be aware of this before making your purchase.
Interviews/Columns

インタビュー
ピーター・バラカンとハイレゾで聴く『魂(ソウル)のゆくえ』
2019年10月16日(水)に行われた第5回OTOTOYハイレゾ試聴会。今回は、ピーター・バラカンが著した『魂(ソウル)のゆくえ』新装版の刊行を記念し、オーディオ・メーカー〈Olasonic〉協力のもとでの開催となりました。司会進行はOTOTOYのプロデュ…
Warning: array_merge() expects at least 1 parameter, 0 given in /tmp/tpl_68abe5ba_ThePage__pQPThUaQvFGTiUCmFJAs_g.php on line 2292
Digital Catalog
ロサンゼルスにあったRCAの伝説的なブールヴァード・スタジオで行われたエルヴィス・プレスリーのレコーディング・セッションとリハーサルを年代順に記録する決定版コレクション『Sunset Boulevard』 (サンセット・ブールヴァード)。収録されている89曲に及ぶレア楽曲の半数以上は米国内でこれまで発表されておらず、エルヴィスの1970年代のレコーディング作品に新たな発見と感動をもたらしてくれるだろう。 エルヴィスがこれまでレコーディングした中でも最も自伝的な曲と幅広く見られている「離別(わかれ)の歌 (Separate Ways)」のような後期の名曲のレアなオルタネイト・スタジオ・ヴァージョン、初期の革新的なヴォーカル・スタイルが伝わってくる「T-R-O-U-B-L-E」、40枚目のシングルにしてキャリア最後のトップ10シングルとなった「バーニング・ラヴ」などが収録されている。 本コレクションのDisc1&2(LP2枚組のハイライト・セットとしてもリリースされる)は、グラミー賞を4回受賞したマット・ロス・スパングがオーバーダブをすべて削ぎ落としてプロセスに新鮮な洞察をもたらす、新規および未発表ミックスがフィーチャーされている。RCAスタジオCでエルヴィスが過ごした時間に録音した17曲の名曲で幕を開けるこれらのミックスは、クリス・クリストファーソンの「心の想い出 (For The Good Times)」(1995年に初めてスタジオ・ヴァージョンがリリースされた)、ポール・ウィリアムスの「故郷への道を教えて (Where Do I Go From Here)」(1973年の『フール (ELVIS)』収録)、ビリー・スワンの「アイ・キャン・ヘルプ」(1975年の『トゥデイ』収録)、ドン・マクリーンの「アンド・アイ・ラヴ・ユー・ソー」(同じく『トゥデイ』収録)など、彼の魅惑的な声がこの時代有数のソングライターと渡り合う様子を密に垣間見ることができる。 Disc3~5の3枚には、エルヴィスの後期のパフォーマンスを支えたTCBバンドと共にロサンゼルスで行った1970年7月と1974年のリハーサルがフィーチャーされており、歴史的なラスベガスでのコンサートの舞台裏を見ることができる。彼のバンドと、コントロール・ルームにいるエンジニアだけが聴いている中、エルヴィスはセッションの間じゅうひとつひとつのフレーズに全身全霊を込め、歌う事への愛情を余すところなく披露している。1974年の録音の中でも、エルヴィスがスタジオ・ヴァージョンをレコーディングすることなく終わったトラック2曲は特に注目に値する。「いついつまでも (Twelfth of Never)」はもともとジョニー・マティスの1957年のヒット曲。「そっとさようなら (Softly As I Leave You)」では彼がプロローグをナレーションし、この曲の起源とされているものについて語っている(これはシャルル・ボワイエ [Charles Boyer]がナレーションを務めたアルバム『ウェア・ダズ・ラヴ・ゴー』を彼が愛聴していたことからインスピレーションを得たという)。エルヴィスのTCBバンドとの直感的なケミストリーはどちらのリハーサルにおいても明白だが、これはおそらく、この時期から初めてツアー・バンドとレコーディングすると決めたおかげであろう(それまでのスタジオ・セッションではツアー・バンドとは別のメンバーと行っていた為)。
ロサンゼルスにあったRCAの伝説的なブールヴァード・スタジオで行われたエルヴィス・プレスリーのレコーディング・セッションとリハーサルを年代順に記録する決定版コレクション『Sunset Boulevard』 (サンセット・ブールヴァード)。収録されている89曲に及ぶレア楽曲の半数以上は米国内でこれまで発表されておらず、エルヴィスの1970年代のレコーディング作品に新たな発見と感動をもたらしてくれるだろう。 エルヴィスがこれまでレコーディングした中でも最も自伝的な曲と幅広く見られている「離別(わかれ)の歌 (Separate Ways)」のような後期の名曲のレアなオルタネイト・スタジオ・ヴァージョン、初期の革新的なヴォーカル・スタイルが伝わってくる「T-R-O-U-B-L-E」、40枚目のシングルにしてキャリア最後のトップ10シングルとなった「バーニング・ラヴ」などが収録されている。 本コレクションのDisc1&2(LP2枚組のハイライト・セットとしてもリリースされる)は、グラミー賞を4回受賞したマット・ロス・スパングがオーバーダブをすべて削ぎ落としてプロセスに新鮮な洞察をもたらす、新規および未発表ミックスがフィーチャーされている。RCAスタジオCでエルヴィスが過ごした時間に録音した17曲の名曲で幕を開けるこれらのミックスは、クリス・クリストファーソンの「心の想い出 (For The Good Times)」(1995年に初めてスタジオ・ヴァージョンがリリースされた)、ポール・ウィリアムスの「故郷への道を教えて (Where Do I Go From Here)」(1973年の『フール (ELVIS)』収録)、ビリー・スワンの「アイ・キャン・ヘルプ」(1975年の『トゥデイ』収録)、ドン・マクリーンの「アンド・アイ・ラヴ・ユー・ソー」(同じく『トゥデイ』収録)など、彼の魅惑的な声がこの時代有数のソングライターと渡り合う様子を密に垣間見ることができる。 Disc3~5の3枚には、エルヴィスの後期のパフォーマンスを支えたTCBバンドと共にロサンゼルスで行った1970年7月と1974年のリハーサルがフィーチャーされており、歴史的なラスベガスでのコンサートの舞台裏を見ることができる。彼のバンドと、コントロール・ルームにいるエンジニアだけが聴いている中、エルヴィスはセッションの間じゅうひとつひとつのフレーズに全身全霊を込め、歌う事への愛情を余すところなく披露している。1974年の録音の中でも、エルヴィスがスタジオ・ヴァージョンをレコーディングすることなく終わったトラック2曲は特に注目に値する。「いついつまでも (Twelfth of Never)」はもともとジョニー・マティスの1957年のヒット曲。「そっとさようなら (Softly As I Leave You)」では彼がプロローグをナレーションし、この曲の起源とされているものについて語っている(これはシャルル・ボワイエ [Charles Boyer]がナレーションを務めたアルバム『ウェア・ダズ・ラヴ・ゴー』を彼が愛聴していたことからインスピレーションを得たという)。エルヴィスのTCBバンドとの直感的なケミストリーはどちらのリハーサルにおいても明白だが、これはおそらく、この時期から初めてツアー・バンドとレコーディングすると決めたおかげであろう(それまでのスタジオ・セッションではツアー・バンドとは別のメンバーと行っていた為)。
Digital Catalog
ロサンゼルスにあったRCAの伝説的なブールヴァード・スタジオで行われたエルヴィス・プレスリーのレコーディング・セッションとリハーサルを年代順に記録する決定版コレクション『Sunset Boulevard』 (サンセット・ブールヴァード)。収録されている89曲に及ぶレア楽曲の半数以上は米国内でこれまで発表されておらず、エルヴィスの1970年代のレコーディング作品に新たな発見と感動をもたらしてくれるだろう。 エルヴィスがこれまでレコーディングした中でも最も自伝的な曲と幅広く見られている「離別(わかれ)の歌 (Separate Ways)」のような後期の名曲のレアなオルタネイト・スタジオ・ヴァージョン、初期の革新的なヴォーカル・スタイルが伝わってくる「T-R-O-U-B-L-E」、40枚目のシングルにしてキャリア最後のトップ10シングルとなった「バーニング・ラヴ」などが収録されている。 本コレクションのDisc1&2(LP2枚組のハイライト・セットとしてもリリースされる)は、グラミー賞を4回受賞したマット・ロス・スパングがオーバーダブをすべて削ぎ落としてプロセスに新鮮な洞察をもたらす、新規および未発表ミックスがフィーチャーされている。RCAスタジオCでエルヴィスが過ごした時間に録音した17曲の名曲で幕を開けるこれらのミックスは、クリス・クリストファーソンの「心の想い出 (For The Good Times)」(1995年に初めてスタジオ・ヴァージョンがリリースされた)、ポール・ウィリアムスの「故郷への道を教えて (Where Do I Go From Here)」(1973年の『フール (ELVIS)』収録)、ビリー・スワンの「アイ・キャン・ヘルプ」(1975年の『トゥデイ』収録)、ドン・マクリーンの「アンド・アイ・ラヴ・ユー・ソー」(同じく『トゥデイ』収録)など、彼の魅惑的な声がこの時代有数のソングライターと渡り合う様子を密に垣間見ることができる。 Disc3~5の3枚には、エルヴィスの後期のパフォーマンスを支えたTCBバンドと共にロサンゼルスで行った1970年7月と1974年のリハーサルがフィーチャーされており、歴史的なラスベガスでのコンサートの舞台裏を見ることができる。彼のバンドと、コントロール・ルームにいるエンジニアだけが聴いている中、エルヴィスはセッションの間じゅうひとつひとつのフレーズに全身全霊を込め、歌う事への愛情を余すところなく披露している。1974年の録音の中でも、エルヴィスがスタジオ・ヴァージョンをレコーディングすることなく終わったトラック2曲は特に注目に値する。「いついつまでも (Twelfth of Never)」はもともとジョニー・マティスの1957年のヒット曲。「そっとさようなら (Softly As I Leave You)」では彼がプロローグをナレーションし、この曲の起源とされているものについて語っている(これはシャルル・ボワイエ [Charles Boyer]がナレーションを務めたアルバム『ウェア・ダズ・ラヴ・ゴー』を彼が愛聴していたことからインスピレーションを得たという)。エルヴィスのTCBバンドとの直感的なケミストリーはどちらのリハーサルにおいても明白だが、これはおそらく、この時期から初めてツアー・バンドとレコーディングすると決めたおかげであろう(それまでのスタジオ・セッションではツアー・バンドとは別のメンバーと行っていた為)。
ロサンゼルスにあったRCAの伝説的なブールヴァード・スタジオで行われたエルヴィス・プレスリーのレコーディング・セッションとリハーサルを年代順に記録する決定版コレクション『Sunset Boulevard』 (サンセット・ブールヴァード)。収録されている89曲に及ぶレア楽曲の半数以上は米国内でこれまで発表されておらず、エルヴィスの1970年代のレコーディング作品に新たな発見と感動をもたらしてくれるだろう。 エルヴィスがこれまでレコーディングした中でも最も自伝的な曲と幅広く見られている「離別(わかれ)の歌 (Separate Ways)」のような後期の名曲のレアなオルタネイト・スタジオ・ヴァージョン、初期の革新的なヴォーカル・スタイルが伝わってくる「T-R-O-U-B-L-E」、40枚目のシングルにしてキャリア最後のトップ10シングルとなった「バーニング・ラヴ」などが収録されている。 本コレクションのDisc1&2(LP2枚組のハイライト・セットとしてもリリースされる)は、グラミー賞を4回受賞したマット・ロス・スパングがオーバーダブをすべて削ぎ落としてプロセスに新鮮な洞察をもたらす、新規および未発表ミックスがフィーチャーされている。RCAスタジオCでエルヴィスが過ごした時間に録音した17曲の名曲で幕を開けるこれらのミックスは、クリス・クリストファーソンの「心の想い出 (For The Good Times)」(1995年に初めてスタジオ・ヴァージョンがリリースされた)、ポール・ウィリアムスの「故郷への道を教えて (Where Do I Go From Here)」(1973年の『フール (ELVIS)』収録)、ビリー・スワンの「アイ・キャン・ヘルプ」(1975年の『トゥデイ』収録)、ドン・マクリーンの「アンド・アイ・ラヴ・ユー・ソー」(同じく『トゥデイ』収録)など、彼の魅惑的な声がこの時代有数のソングライターと渡り合う様子を密に垣間見ることができる。 Disc3~5の3枚には、エルヴィスの後期のパフォーマンスを支えたTCBバンドと共にロサンゼルスで行った1970年7月と1974年のリハーサルがフィーチャーされており、歴史的なラスベガスでのコンサートの舞台裏を見ることができる。彼のバンドと、コントロール・ルームにいるエンジニアだけが聴いている中、エルヴィスはセッションの間じゅうひとつひとつのフレーズに全身全霊を込め、歌う事への愛情を余すところなく披露している。1974年の録音の中でも、エルヴィスがスタジオ・ヴァージョンをレコーディングすることなく終わったトラック2曲は特に注目に値する。「いついつまでも (Twelfth of Never)」はもともとジョニー・マティスの1957年のヒット曲。「そっとさようなら (Softly As I Leave You)」では彼がプロローグをナレーションし、この曲の起源とされているものについて語っている(これはシャルル・ボワイエ [Charles Boyer]がナレーションを務めたアルバム『ウェア・ダズ・ラヴ・ゴー』を彼が愛聴していたことからインスピレーションを得たという)。エルヴィスのTCBバンドとの直感的なケミストリーはどちらのリハーサルにおいても明白だが、これはおそらく、この時期から初めてツアー・バンドとレコーディングすると決めたおかげであろう(それまでのスタジオ・セッションではツアー・バンドとは別のメンバーと行っていた為)。
Interviews/Columns

インタビュー
ピーター・バラカンとハイレゾで聴く『魂(ソウル)のゆくえ』
2019年10月16日(水)に行われた第5回OTOTOYハイレゾ試聴会。今回は、ピーター・バラカンが著した『魂(ソウル)のゆくえ』新装版の刊行を記念し、オーディオ・メーカー〈Olasonic〉協力のもとでの開催となりました。司会進行はOTOTOYのプロデュ…